今朝5時38分頃に、八丈島東方沖でM6.0の地震が起きたが、震源は黒潮大蛇行が発生しているエリアと関係があるところだった。
そこで、これを機に南海トラフ巨大地震を含めた今後の大地震との関係も検討する。
また強い体感がありスーパームーン直前のため強めの地震に要注意だ。
- 八丈島東方沖M6.0
- 黒潮大蛇行の影響か
- 黒潮大蛇行は大きめの地震を抑制する?
- 八丈島東方沖M6.0
- 皆既日食→部分月食→スーパームーン
- 黒潮大蛇行は終息するか?
- フッガービーツ氏の最新予測
- 今日の前兆現象
八丈島東方沖M6.0
八丈島東方沖の地震の詳細は以下の通り。
発生時刻:2019年07月30日 05時38分頃
震源地:八丈島東方沖
最大震度:震度3
緯度:北緯 32.9度
経度:東経 140.8度
震源:マグニチュード M6.0
深さ:約60km
28日の三重県南東沖M6.5も今朝の八丈島東方沖M6.0も、ここ小平市では震度1だったが、どちらも熟睡していて気が付かなかった。
地震の発生は起床後に知ったが、今日は立川の入管などに行ってきて20時頃に帰宅したため、早くブログで紹介ができなかった。
頭痛など体調が万全ではないので、今日は短めの記事で終わることにする。
黒潮大蛇行の影響か
28日と今日30日の地震の震源と、黒潮大蛇行の位置関係を調べてみた。
まず、28日の三重県南東沖M6.5だが、下記マップに書き入れたように、ちょうど黒潮が大蛇行しているエリアで起きていた。
…と、このことについて触れている人が誰かいるだろうかとググってみたら…誰もいない。がくっ。
私はあまりにもマニアックなことをやっているのか、あるいは見当はずれのことをやっているのか…。
…というようなことを考え出したら何もできなくなってしまうので、続けることに。
マップ中に「冷水隗」と示したところは、ちょうど黒潮が大蛇行(迂回)している真ん中のあたりを指し、水温が低くなっているので、そう呼ばれる。
文字通り、冷水のかたまりになっている。
黒潮大蛇行は大きめの地震を抑制する?
通常、黒潮大蛇行が発生していて冷水隗ができているあたりでは、大きめの地震が起きないと考えている。
つまり、大蛇行がこのあたりの地震を抑制しているのではないかと。
過去に黒潮大蛇行の発生中は、南海トラフ巨大地震が起きていなかった。
その理由は、ここにあるのではないかと。
だが、この三重県南東沖M6.5は事情が違っていた。
震源の深さが約420kmの深発地震だったことだ。
このくらい震源が深いと、海水温などに影響を受けないのだろうか。
八丈島東方沖M6.0
次に、今朝の八丈島東方沖M6.0の地震について。
前述の大蛇行マップに書き入れた震源は、黒潮が大蛇行が終わって通常の陸地沿いに沿った流路に戻ったあたりで起きていた。
海水温が若干低めになっていたようだが、これは日々刻々と海水温が変化する中での7/31の予想図なので、正確ではない。
下記の7/28時点の海上保安庁の海水温データの方が実情に近いかもしれない。
皆既日食→部分月食→スーパームーン
今年の7月から8月上旬にかけては、7/03皆既日食→7/17部分月食→8/1スーパームーンと続き、世界的に大きな地震が起きやすい期間だと思っていたが、下記のリストのように、現時点まででも、たしかにそういう傾向があった。
【日】2019/07/03:皆既日食(南太平洋、南米等)
【+2】2019/07/05:カリフォルニア州南部、M6.4
【+3】2019/07/06:カリフォルニア州南部、M7.0
【+5】2019/07/08:インドネシア、M6.9
【-3】2019/07/14:オーストラリア、M6.6
【-3】2019/07/14:インドネシア、ハルマヘラ島南部、M7.3
【月】2019/07/17:部分月食:中四国地方西部より西
【-4】2019/07/28:三重県南東沖、M6.5、深さ約420km
【-2】2019/07/30:八丈島東方沖、M6.0
【S】2019/08/01:新月
【S】2019/08/30:新月
【S】2019/09/29:新月 357,802km
【日】2019/12/26:金環日食(インド、インド洋、インドネシア等)
この調子だと、8/1の1週間後の8/8頃までは、世界的にまだ大きな地震に注意した方が良いだろう。
もっとも、皆既日食と部分月食に比べると、スーパームーン単独だと影響はそう大きくないかもしれない。
黒潮大蛇行は終息するか?
前日読者からメールをもらって、黒潮大蛇行のことで質問された。
曰く、黒潮大蛇行のことで気になっていて、少し蛇行が小さくなってきているようだという。
海水温度も、夏だから高くなっているのかもしれないが、冷水塊のはずのあたりも実際は温度は高めのようで、そういう中で三重沖で揺れて、ちょっと気になってきたという。
これに対する答えは、既にこの記事で書いた通りだ。
たしかに大蛇行は一時的に若干小さくなったようだが、例の予測サイトでは微妙な書き方で、結局はまだ当分は続きそうという予測のようだ。
前述のように、三重県南東沖の深発地震は、ざっくり調べた限りでは大蛇行の有無にかかわらず過去に起きているようで、浅発地震のように大蛇行によって抑制されず起きるのかもしれない。
ただ昨日までのブログ記事で書いたように、深発地震が南海トラフ巨大地震の前兆である可能性はあるため、大蛇行が終息した数ヶ月~数年先には巨大地震が待っている可能性は考えておくべきだろう。
このように、実は大蛇行そのものよりも、それに付随して発生する「冷水隗」こそが南海トラフ巨大地震を抑制する要因ではないかと思えてきた。
そうだとすれば、現在のように冷水隗とは名ばかりでかなり高温になっている時期には、たとえ黒潮大蛇行が続いていても、南海トラフ巨大地震が発生する可能性を考えておくべきだろうか。
黒潮大蛇行の最新予測では、少なくとも9月下旬までは続くだろうという。
やはり冷水隗の温度にかかわらず大蛇行が続いている間は南海トラフ巨大地震が起きないとすれば、上記の期限までは起きないことになる。
フッガービーツ氏の最新予測
今朝入ってきた、オランダのフランク・フッガービーツ氏の最新予測を紹介する。
それによると、30日の特別な月の配置が大きな地震のトリガーとなる可能性があり、M6台半ばくらいの地震が起きるかもしれないという。
今日の前兆現象
まず、ちび子の運動量はまた多めだった。
【ハムスター】7/30朝、カウンター値:366。増えた。 @kokanranger 報告 #hamster #地震予知 #ハムスター地震予知 #ハムスター #ジャンガリアンハムスター
また、下記の頭痛だが、今朝も続いていた。
【体感】7/29夕方から頭痛で夕食後に頭痛薬を飲み、0時頃に収まりつつある。#体感 #頭痛 #頭痛ーる #地震予知 #地震前兆 #地震予測 #LINE
そのことはInstagramで投稿しなかったが、今日は外出中ずっと頭がいたく、頭痛薬を持っていくのを忘れてコーヒーを飲んでも収まったなかった。
そして20時頃に帰宅してから、頭痛薬を飲んで、0時現在まだ完全には収まっていない。
また、下記のように耳の閉塞+耳鳴りもあった。
【体感】7/30外出中で時間を覚えていないが、頭痛に加えて耳の閉塞→耳鳴りがあった。2日以内位に関東で強めに揺れるパターン。#体感 #耳鳴り #地震予知 #地震前兆 #地震予測 #LINE
週末前後に関東近辺で強めの地震があるかもしれない。
【参考】
http://www.jamstec.go.jp/aplinfo/kowatch/:embe
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