今日は非常に重要なことを書くが、南海トラフ巨大地震の発生時期についてのことで、特に地震の発生によって大きな被害が予想されている地域の方々は、スルーせずに読んでいただきたい。
久々のTOCANA記事
今日は、私が久しぶりに執筆したTOCANAの記事を紹介し、いつものように補足を加える。
どのくらい久しぶりかというと、8月下旬に掲載されて以来だから、2カ月ぶりだ。
この時は、東京オリンピックというのは最悪の「おもてなし」だという趣旨だった。
そして今日の記事も、東京五輪に大いに関係している。
題して、『【緊急警告】東京オリンピックと“同時期”に南海トラフ巨大地震の可能性! 2020年は地震の“当たり年”か、過去データでガチ判明!』
じつは昨夜掲載されていたが、それに気づかずに、昨日は紹介記事を書かなかった。
以降に重要な補足を加えるが、お急ぎでない方は、まずは下記のトカナの記事を読んでみてください。
南海トラフ巨大地震:7月~2月に起きている
まず、今まで何度も書いてきた、南海トラフで起きる巨大地震の発生の傾向について。
1つ目は、7月~2月に起きていて、春から初夏には起きていない。
その理由は全く不明と記事中では書いたが、海水温と気温に関係があるのかもしれない。
南海トラフ巨大地震:黒潮の直進期に起きている
これは過去に何度も書いているように、恐らく海水温に大いに関係がある。
大蛇行の時に、その蛇行している中心部分にできる冷水隗という海水温が低い部分がある。
これが、ちょうど南海トラフの上をカバーして、巨大地震の発生を防いでいる?
【重要】南海トラフ巨大地震の発生タイミングについて
私は今まで、複雑化を避けるために単純化して、黒潮大蛇行が終息した後で南海トラフ巨大地震が起きると説明してきた。
だが、厳密にいうと、大蛇行が終息する直前に起きていたケースもあるかもしれないのだ。
それが、11854年に連続して発生した安政東海地震と安政南海地震の場合だ。
この時には、黒潮大蛇行が1854年に発生したということは、ペリーの観察によってわかっていた。
だが、それがその年の何月に始まって何月に終息したかというのは、記録がなくわかっていない。
なので、上記の2つの南海トラフ巨大地震は、もしかすると大蛇行が終息する前に起きていた可能性もあるのだ。
とにかく、黒潮大蛇行の存在がわかった以降の南海トラフ巨大地震は、まだ4回しか起きていないので、サンプル数が少なく、そのあたりはどうしても推測が入ってしまう。
いずれにしても、どうも南海トラフ巨大地震は、黒潮大蛇行が終息した直後に、そして場合によっては直前にも起きる傾向にあるのかもしれない。
南海トラフ巨大地震の発生時期:最新の研究結果
南海トラフ巨大地震の発生時期について、トカナで書いた推論をまとめると、以下のようになる。
- 過去の南海トラフ巨大地震は、すべて7月から2月の間に起きている
- 過去の南海トラフ巨大地震は、黒潮の直進期に起きている。
- ただし、可能性として黒潮の直進期が終息する直前に南海トラフ巨大地震が発生したケースもあるかもしれない。
以上は、時期的に「わかっている限りでは」ということを省略している。
何月何日に起きたとはっきりわかっていない時代や、黒潮大蛇行の存在が知られていなかった時代に起きた南海トラフ巨大地震については、わからないということだ。
これは、「初めに結論ありき」で考えているわけではない。
そんなことは、過去に25年間もソフトウエアエンジニアとして働いていた経歴をもつ自分にとって、恥ずかしくてできない。
私にとって、「真実の探求」が最も重要なのだ。
なので、最初から「南海トラフ巨大地震は東京五輪の頃に起きる」と、センセイショナルな記事を書きたくて、そのような論を展開したのでは決してない。
たまたま、そうなってしまうということなのだ。
大蛇行終息後に内陸の大地震も?
トカナの記事の最後のページに書いた、「大蛇行終息後には内陸の大地震も起きやすい!?」という部分は、あくまでも可能性として考えていることだ。
もし、このような内陸の大地震も大蛇行の終息直後(または直前も含む)に起きるとするならば、その説明原理については、現時点では「お手上げ状態」だ。
だが、私は常に、現象論的に、「まず事実があり、理屈は後で…」の姿勢でものごとを探求している。
ただし、その「事実」は、もしかすると間違っていて、思い過ごしでしたということになる場合もあるが。
あまり信じすぎないように(?)
強調したいことは、黒潮大蛇行が終息するまでは、南海トラフ巨大地震は絶対に起きないわけではないこと。
このあたりは、研究を進めるにつれて次第に微妙に変わってきつつある。
なので、最新の情報を参照するようにしてください。
極端な話、今すぐにでも南海トラフで巨大地震が発生する可能性が全くないわけではないということだ。
このブログの熱心な読者の方々が、私が常々書いている南海トラフ巨大地震の発生傾向を信じすぎてしまい、「大蛇行が終わるまでは南海トラフは大丈夫なんだ」と安心しすぎて、被災された方が出たとすれば、悔やんでも悔やみきれない。
私がトカナやこのブログで書いている独自の説は、あくまでも仮説レベルであり、書いている自分自身も確信をもって書いているわけではないということは、ここで強調しておく。
たとえばの話、過去には12月に南海トラフ巨大地震が5回も起きていることから、黒潮大蛇行が終息する前の今年12月に巨大地震発生ということも、まったく無いとは限らない。
防災意識低すぎ低杉くんが住む県
今日はInstagramで下記の投稿をした。
防災意識低すぎ低杉くんが多く住む県→広島・島根・京都・長崎・香川。意識が高い県→神奈川・岩手・兵庫・宮城・青森(エヌ・シー・エヌの耐震意識調査より)詳細は今日のブログで書く予定。
TOCANAの記事掲載をまだ知らずに、今日のブログで詳細を書くと書いてしまったので、少しだけ。
日本では、「防災意識低すぎ低杉くん」が多いということは、以前から強く感じていた。
地震・津波・火山噴火・台風・大雨の被害にこれだけ頻繁に遭っているのに、なぜその悲劇的な大災害をすぐに忘れてしまうのだろうかと。
だが、都道府県単位で見ていくと、防災意識が高い/低い県民性というのが見えてくるようだ。
まず、少し前のデータになるが、日本気象という会社が2014年に行った「みんなの防災力チェック」という調査では、約1万6千人を対象として集計した。
防災意識が高い県
上記の調査の結果、上位に入った県は以下の通り。
1位:宮城県
2位:福島県
3位:大分県
逆に、最下位から見ていくと、下記のマップにあるように、九州や中国地方の県が多い。
県別の耐震意識
次は別の調査になるが、前述のInstagram投稿で紹介したもの。
今年エヌ・シー・エヌという会社が実施した都道府県別「耐震に関する全国意識調査」の結果だ。
これによって見えてくるのは、各県毎の耐震などに対する意識の高さだ。
耐震意識が高い県のランキングは、以下のようになる。
1位:神奈川県
2位:岩手県
3位:兵庫県
4位:宮城県
5位:青森県
こうして見ると、阪神淡路大震災や東日本大震災で大きな住宅の被害を経験した人々が住む県は、やはり家の耐震性などに対する意識が高いようだ。
その視点で見ると、神奈川県だけは意外だが、過去に関東大震災の震源となり甚大な被害が出ていただけあって、防災意識が高いのだろうか。
逆に、耐震意識が低い順に最下位から見ると、ランキングは以下のようになる。
47位:広島県
46位:島根県
45位:京都府
44位:長崎県
43位:香川県
このうち、中国地方の2県を含めて、近年ではあまり大きな被害地震が起きていない県が入っているのが象徴的だ。
ずっと過去に遡ると、たしかに大きな被害地震は少ないものの、まったく起きていなかったわけではない。
このような防災意識の低さが、「想定外」の大きな被害を生んでしまう一要因なのだろう。
そのことは、1995年の阪神淡路大震災の時のことを見ても明らかだ。
痛い目に遭うまでわからない、亡くなって初めて(あの世で)気づくというのでは、マズイのだ。
今日の地震前兆
今日のちび子の運動量は、下記の通り。
【ハムスター】10/28朝、カウンター値:970。 @kokanranger 報告 #hamster #地震予知 #ハムスター地震予知 #ハムスター #ジャンリアンハムスター
私の体感では、Instagramで投稿しなかったが、今朝から非常に強い耳鳴りがずっと続いている。
また、今日はばけたんが点滅多いようだ。
ヒプノセラピストマリアさんのブログを見ると、今日の記事で、やはり今朝から耳鳴りが強くなっていると書いている。
同じ関東南部に住んでいることもあって、体感が同期することが多いようだ。
そういえば、最近は頭痛になることが少なくなってきた。
そういう時期の巡りなのか、それとも別要因?
昨年春に釈迦の霊泉の御神水を飲むようになって、「ダウン」するような頭痛が減った。
今ふと思ったのは、今月上旬の入院以降に始めた糖質制限が、何らかの効果をもたらしているのだろうか。
糖質制限を始めてから片頭痛がなくなったという人がいるが、この相関関係は定かではない。
今日は新月で、新月トリガーによる地震に注意してください。
環太平洋では、ソロモン諸島やインドネシアでM5クラスの地震が起き始めているようです。
※昨日のTOCANAの記事が掲載されてから1日たって、人気記事ランキングで1位になっていた。