探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

地震前兆・超常現象研究家の百瀬直也が地震予知・災害・防災・予言などを探求するWeb/ブログ(はてな旧サイト)




【地震予知】1カ月以内に「東京で震度6超える恐れも」地震学者が首都直下地震を警告+大阪湾に大量のイワシ


f:id:nmomose:20191205213532j:plain

12/2頃、兵庫県西宮市の海岸や海上で、息絶えたイワシが大量に見つかったが、これが大規模な地震の前兆かどうかを検討する。
また、茨城県・栃木県で連発する内陸地震について、東大名誉教授が「震度6超える」地震が起きる恐れも指摘しているため、注意喚起のために紹介する。


兵庫県で大量のイワシ漂着

まず、12月2日午前中に、兵庫県西宮市の御前浜(おまえはま)公園(西波止町)の海岸や、近くの西宮マリーナ周辺の海上で、息絶えたイワシが大量に打ち上げられていたり浮いていたりした。

周辺は生臭い臭いが立ちこめていて、付近の住民は困惑したという。
原因はまったく不明のようだ。

大阪湾でイワシといえば、今年11月20日に大阪府堺市堺区の土居川に、10万尾ほどのマイワシの大群が上ってきたことがあった。
その2日後の2019年11月22日18時05分に日向灘でM5.2、最大震度3の地震があったが、距離的に離れているために、この地震の前兆だった可能性は低いだろう。

2日の西宮市のイワシ座礁も、まだ対応する地震は起きていないようだ。

息絶えたイワシの打ち上げの例では、2012年6月3日頃から、千葉県いすみ市の大原漁港で大量のイワシが打ちあがったことがあった。
この時には、その3日後の2012/06/06 04:31に千葉県東方沖でM6.3、最大震度3の地震が起きていた。
震源から漁港までの距離は90kmほどであることを考慮すれば、地震前兆だった可能性はあるだろう。

愛媛県沖でイノシシ

11月から瀬戸内海中部で地震が相次いでいるが、その前兆かもしれない動物の出没がある。
11月6日11時半ころ、愛媛県四国中央市土居町蕪崎沖約3キロの燧灘で、体長1.5m未満のイノシシ1頭が泳いでいるのが発見された。

その2日後の2019/11/08 21:23に、瀬戸内海中部でM3.1、最大震度2の地震が起きた。

f:id:nmomose:20191205230634j:plain


上記マップに書き入れたが、イノシシが泳いでいた地点から震源までの距離は30km弱だった。

イノシシが泳いでいたという稀な現象のため、果たしてこれが前兆現象としての動物異常行動だったかどうかは、判断が難しいところだ。
こういうことがあったと、念のため紹介しておく。

12/2~4茨城県・栃木県の内陸地震について

次に、昨日の記事でも紹介した、12/2から続く関東地方北部の内陸地震について。
この4日間ほどで、下記のように茨城県北部・南部、栃木県北部で15回ほどの有感地震が起きている。

f:id:nmomose:20191205233233j:plain

f:id:nmomose:20191205233254j:plain


この地震の多さに、関東では「周りでは話をしている。そのうち首都直下型くるんじゃないか」という声も出ているとか。
今日のフジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」では、この地震のことを取り上げていた。
うちは地デジの屋内アンテナを使用しているため、フジテレビは映らず、見られなかったが。

番組に出演した、東京大学名誉教授の笠原順三氏によると、多発している地震は二つのタイプに分けられる。
これらの地震は全体的に東日本大震災の余震活動だが、大きく分けて、地表付近に起こる「活断層型地震」と、深い所で起きる「プレートが沈み込む地震」の二つのタイプがあるという。

茨城県南部の地震は要注意

この2つのタイプの地震を見分けるポイントは、震源の深さだと笠原氏は指摘する。
茨城県北部と栃木県北部の地震は、震源の深さが約10kmと浅い地点で発生しているが、これは地表に近い部分にできた亀裂による地震で、東日本大震災以降に多く発生してる。

一方で、震源が60km前後の深い地点で起きた茨城県南部の地震は、注意すべきと笠原氏が指摘する。

f:id:nmomose:20191205234441j:plain


この震源の深さの違いは、昨日の記事で私も指摘していた通りだ。

茨城県南部の方は、2日と4日に計3回起きていた。
この地震は、太平洋プレートとフィリピン海プレートが衝突してる場所で起きていて、ちょうど首都圏直下地震の場所ともつながっている。
そのため、首都直下につながる地震活動である可能性があると笠原氏は指摘する。

f:id:nmomose:20191205235445j:plain

首都直下地震につながる恐れ

笠原氏は、こう続ける。

プレート二つがぶつかり合っているところは、茨城県の南部のちょっと東よりですけど、それが南の方に来ると千葉の下くらいまで来る。そうすると、本当の首都圏直下地震となる。東京も震度6を超えるような震度になると心配されます


つまり、2日から起きている関東の地震のうちで、特に茨城県南部の3回は、想定されている首都直下の大地震につながる恐れがあるというのだ。


この番組の内容は、FNNニュースで報道されているが、なぜか笠原氏の肝心な発言が紹介されていない。
それは、以下のようなことだ。

地震活動が活発になっているため、今後1カ月くらいの間に、今起きているよりも大きい規模の地震が起きる可能性があるため、注意する必要がある。


これは、あくまでも可能性であり、また、それがM7クラスの首都直下地震であるとまでは言っていない。
そのことは、早とちりしてはならない点だ。

いずれにしても、年内から来年正月にかけては、年末年始に首都が大規模な地震が襲う可能性に注意しなければならない。


【参考】

今日の前兆現象

ちび子の運動量は、依然として10回未満のため、Instagram投稿は省略している。

今日は、ばけたんの点滅が目立った。
現在、私が持っているのは、「ばけたんRE:」と昨年発売のTOCANAモデルの2個。

今日、PCの前に向かっていて、気づいただけでも以下の4回が起きていた。

15時台:1回
17時台:1回
20時台:1回
23時台:1回


2個のばけたんは、PCラックのモニターのすぐ上に吊るしているが、調査や執筆に熱中していると、それでも気が付かないことが多々ある(と思う)。

糖質制限を始めてから、頭痛からサヨナラしたかもしれず、ちび子も前述の通りで、心もとないが、ばけたんに関しては地震前兆であるかもしれず、念のため報告しておく。

また、ラドン濃度も微妙に上昇の後で下降を始めているので、やはり明日はまだ関東で揺れそうだ。
下記のグラフでは、関東の地震の数を縦軸で示しているが、すごいことになっている。

f:id:nmomose:20191206010142j:plain


※今日の2本目は0時を過ぎてしまい、すみません。



田無の100円ショップで、手動発電式LEDハンディライト。内臓電池に切り替え可能だが使い切りで交換不可。Amazonの千円以上する類似商品より最小の運動量で点灯できる。今年の台風の時に乾電池が品切れになったが、こういう物は貴重。「300円」は勘違いです。#防災グッズ #災害 #手動発電ライト


【動画】
懐中電灯のたぐいは、万一に備えていくつかのパターンを揃えておくと良い。
パターンとは、つまり乾電池使用、USB充電タイプ、そしてこのような手動発電のもので、とにかく電気が不要なため、イザという時にいちばん頼りになるかもしれない。
動画中で「300円」と言っているのは勘違いで、100円ショップで100円だった。
https://www.instagram.com/p/B5rVk78Ab_x/
田無アスタ300円ショップのライトニングケーブルが画期的だと買った。何が?特許ライセンス料上乗せで300円は格安で、スタンドにもなると。帰宅して「どこがスタンド?」と思ったが、横置きできる。私は折りたたみケース使用で要らないからサルちゃんにあげた。#ライトニングケーブル


Copyright (C) 2004-2020 Naoya Momose - 百瀬直也. All Rights Reserved. Email