今日の早朝1月3日3時24分に千葉県東方沖でM5.9、最大震度4の地震が発生したが、同エリアで今後より大規模な地震が起きる可能性があるかどうか、過去データも参照して検討したい。
千葉県東方沖M5.9
今朝の地震の詳細は以下の通り。
発生時刻:2020年01月03日 03時24分頃
震源地:千葉県東方沖
最大震度:震度4
緯度:北緯 35.8度
経度:東経 141.2度
震源:マグニチュード M5.9
深さ:約30km
【地震】2020/01/03 03:23、千葉県東方沖で、M5.9、最大震度4の地震。ここ小平市は震度1だったが熟睡していて気づかず。12/26の金環日食トリガーがやっと来たか。耳鳴りはまだ強く、関東まだ揺れそう。#地震 #地震予知 #地震前兆 #地震予測 #LINE
金環日食トリガーか
この地震は、深さ約30kmということで、ちょうどこの位置だと、太平洋プレートの沈み込みあたりで起きたようだ。
昨年12/26の金環日食トリガーが1週間後のタイミングで、少し遅れてきたのか。
月齢的にはちょうど上弦であり、地震が起きやすい時でもあった。
下記の図は地震発生時の天体配置だが、これを見ると、現在は全天体が150度くらいの範囲内に集合している。
このことから、しばらくは大きめの地震に注意が必要だ。
次の満月である2020/01/11頃も、調停アスペクトができるので、大きめの地震が起きるかもしれない。
フッガービーツ氏の予測
昨日の記事で、オランダのフッガービーツ氏の地震予測を発表した。
2020/01/02~05の地震予測
月の位置はさほど危機的ではないが、1/2頃の3つの天体が作り出す配置が、1/2~1/5頃に、場合によってはM7クラスの地震を引き起こすかもしれない。
今朝の千葉県東方沖の地震も、この予測の範囲内だったのかもしれない。
だが、1/5まで最大M7クラスまでは起こり得るとしているので、さらに注意期間が続くことになる。
過去120年間に起きた千葉県東方沖の地震(M5.5以上)
では、過去にこの震源域で、大きな地震はどれだけ起きていただろうか。
気象庁が公開する1922年以降の有感地震のデータベースを検索してみた。
すると、千葉県東方沖では、過去120年間にM5.5以上の地震が80回起きていた。
最大はM6.9で、1923/09/02の大正関東地震の翌日に起きた余震だった。
また、2011/03/11の東北地方太平洋沖地震が発生した日には、直後にM6.2、最大震度4の地震が発生した。
地震の発生傾向を概観すると、M5クラスが起きる時には、M6クラスの後で余震的に起きることがある。
1950/04/17にM5.7の地震が起きた時には、約5か月後の1950/09/10にM6.3の地震が起きたこともある。
というわけで、最大M6クラス止まりになるが、今後も直近または数カ月以内にM6クラスの地震が起きる可能性もありそうなので、千葉県の方はご注意を。
※今日はあと1~2本書きます。
メッチャ忙しい。