昨夜1/14夜に桜島が「爆発」したが、昨年12月26日の金環日食と1月11日の半影月食の前後に世界で火山噴火が多発しているので、それらをまとめて天文現象との関連から考察する。
「噴火」と「爆発」
まず初めに、「噴火」と「爆発」は、どう違うのか?
もっとも信頼できそうな気象庁の定義でも、放送用語でも、「噴火」と「爆発」は明確に使い分けられている。
その2つの定義を以下にまとめる。
【噴火】火口から溶岩が流出、または火口の外へ火山灰等の固形物を放出する現象。火山灰等の固形物が噴出場所から水平または垂直距離で概ね100~300mの範囲を超して放出または溶岩流出した場合に噴火とする。
【爆発】噴火の一形式で、マグマに溶けていた気体や水が急激に気化・膨張して、周囲の岩石を破壊し、溶岩、破片状の固体物質、火山ガス、または火山ガスの混合物が急激に地表に噴出する現象。「爆発的噴火」。
上記を読んでも、あんまりわからない、またはわかりたくないし面倒くさいという人は、要は「爆発」とは噴火の一種で「爆発的噴火」とも呼ばれるもんだ程度で捉えても良いです。
「桜島が爆発?またか」
桜島が爆発または噴火したからといっても、日常茶飯事であり、いちいち騒ぎ立てることでもない。
だが、この記事を書くのは、冒頭で書いたように、1月11日の半影月食トリガーと捉えているからであり、昨年末以降に世界で大地震は静穏化しているものの、火山噴火などは多発していることを問題視しているのだ。
また、今日入ってきた情報によると、1月12日夜にはガラパゴス諸島のフェルナンディナ島にあるラクンブレ火山でも、噴火が発生した。
12/26金環日食・1/11半影月食前後の火山活動
以下に、昨年12月26日の金環日食前後から今までの世界の火山噴火をまとめる。
【+3】2019/12/15:フィリピン・ミンダナオ島南部、M6.8
【-4】2019/12/22:エクアドル、レベンタドル火山が噴火、17年ぶり。
【-4】2019/12/25 21:22:諏訪之瀬島、御岳で爆発的噴火、噴煙500m。
【日】2019/12/26:金環日食(インド、インド洋、インドネシア等)【+8/-8】2020/01/03:アリューシャン列島・ウニマク島、シシャルディン山で爆発、噴煙約7300m。
【-1】2020/01/10:メキシコ、ポポカテペトル山が噴火、噴煙は火口から3,000m。
【月】2020/01/11 04:10:半影月食、満月
【0】2020/01/11:鹿児島県・口永良部島の新岳が噴火。
【+1】2020/01/12:フィリピン、マニラ南方65kmのタール火山が噴火。
【+1】2020/01/12:ガラパゴス諸島、フェルナンディナ島、ラクンブレ火山で噴火。
【+3】2020/01/14 23:48:桜島爆発、噴煙1100m。
これら一連の火山活動のうち、もっとも注目を浴びて報道されているのが、フィリピンのタール火山の噴火だろう。
月の運行と火山活動は関係あるのか?
満月・新月・スーパームーン、日食・月食などの月が絡む事象が地震を誘発する可能性があると考える人でも、火山活動は頭の中で「?」が付く人もいるだろう。
私も以前はそうだった。
だが、今回のように、口永良部島、タール火山の大規模噴火、ガラパゴス諸島の噴火が半影月食の当日から翌日にかけて集中して発生したことは、たまたまとは思い難い。
過去の前述の天文現象と火山噴火の発生時期の関連をデータ化してみると、やはりその関連性は「ある」と考えたくなってくる。
半影月食の影響と今後の注意期間
半影月食の影響としては、今週末までは火山噴火も含めて注意が必要だ。
その後にも今年は色々あるが、次としては、満月・新月以外では、3月18~19日の惑星集合がある。
この時には、天文現象としても注目されるように、月・火星・木星・土星が狭い範囲に集合する。
また、115度以内に全11個の天体が集合する。
その翌月の04月15~16日にも、101度以内に全11個が集合する。
これらの現象は、もう少し近づいてから、また注意喚起したい。
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