タイトルを見ただけでピンとくるのは、昔(今でも?)ボウイが好きだった人だろう。
「地球の滅亡」で、この曲を思い出した。
デヴィッド・ボウイが歌った『Five Years』だ。
「あと5年で地球は滅亡するんだ、俺たちはどうすればいいんだ!」と絶叫して歌う。
この曲が収められたアルバム『ジギー・スターダスト』は、ロックの歴史に残る不滅の名作といえるだろう。
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ジギー・スターダスト発売30周年記念アニヴァーサリー・エディション
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アルバムには他にも、『ロックンロールの自殺者』、『スターマン』、『ジギー・スターダスト』のような美しい曲が多い。
遊星的郷愁を覚える1枚だ。
ボウイといえば、日本では公開されなかったが『地球に堕ちてきた男』という映画で主役を演じた。ニコラス・ローグ監督の作品だ。
地球を訪れて故郷の星へ帰れなくなった男をボウイが演じる。
ツトム・ヤマシタの日本的情緒に満ちた音楽が良かった。
尺八の物悲しい調べが遊星的失望を誘うものだった。