探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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おみくじの話(2)


おみくじの話の続きです。
実は、ぼくがおみくじの重要性を認識するようになったのは、ごく最近のことでした。
たしか2002年1月に、家内(当時)と一緒に大山阿夫利神社へお参りして、二人とも大吉が出たときのことです。
「これは偶然ではない」と悟ったわけです。
こういうことが偶然で起きる確率は、恐らく36回に一度ぐらいでしょう。


しかも、これには後日談があって、その2ヶ月後の3月22日にも、二人で大山阿夫利神社を訪れたんです。
そのときも、ぼくは大吉でした。
家内は、そのときは末吉でしたが、これは生理期間中だったからではないかと思います。
ちなみに、同じ日に伊勢原の伊勢原大神宮にお参りして、そこでも大吉が出ました。
それで「これは一体どういうことなんだろう?」と考えるようになったんですね。

シンクロニシティー

それ以来、聖地へ行って、おみくじを引くと家内(当時)と二人で同じ結果が出るということが多いんです。
この3年間に、二人して同じおみくじを引いたことが、9回ありました。そのうち4回が大吉でした。
おみくじだけでなくて、家内との間ではシンクロしやすいみたいです。
離れたところでお互いに知らずに二人で同じ行動をしていたとか、同じものを食べたいと思ったとか…。


でも、それを書くと長くなるので、別の機会に書きます。
二人で同じおみくじを引いた話に戻ると、圧巻は京都−丹波を旅したときのことでした。二泊三日の京都と丹後の旅で、計5回ふたりでおみくじを引いて、なんと全部が同じ結果が出たんです。小吉→中吉→小吉→吉→大吉と。
最後の松尾大社で、最初にぼくが大吉を引いて、足が痛くて休んでいた家内が、思い直して引いたおみくじに大吉が出たときは、ちょっとやそっとの不思議な現象には動じない私も、驚きまくりましたね。


これが神の御業でなくて何だろうと。
こういうことが偶然で起きる確率は…なんて、アホらしくて考えていられません。
そんなこと、偶然ではあり得ないから。
詳しくは、『聖地巡礼ファイル』#252「古都に隠された十字架」(後編)で書いています。
 

おみくじで大吉が出やすいのは

『おみくじ日誌』をつけ初めて以来、この3年間で、大吉が出た割合はというと、51回おみくじを引いて大吉が出たのが16回で、31%ということになります。
だいたい3回に1回ですね。
一般的に、おみくじで大吉が出る確率はというと、前回書いたように、だいたい6回に一度、または7回に一度なんですね。
だから、ぼくの場合、普通の人が大吉を引く確率よりも2倍も大吉を引いていることになります。
ぼくと家内の二人が「シンクロ」する場合を除いて、ぼくが大吉で彼女がそれ以外ということは多いけれど、逆に彼女が大吉でぼくがそれ以外ということは、今まで1回しかありませんでした。


去年の3月に沖縄へ行ったときも、十二支巡りで5回おみくじを引いて、首里観音堂と波上宮で大吉を引きました。
同行したカミンチューが呆れていましたね。
「大吉しか入ってないんじゃないの!?」みたいに。
首里観音堂では、生後6ヶ月だった息子のYも大吉が出ました。
ぼくだけでなく、息子のYも観音様に縁があるのかもしれません。


こういう風に、ぼくの場合、特に自分が縁がある神仏が祀られた神社仏閣へ行くと、大吉が出ることが多いようです。
もっといえば、そういう縁ある神仏のところへ初めてお参りしたときに、大吉が出やすい。
神さま仏さまにすると「よく来たな」みたいな感じなんでしょうか。
過去生からのご縁があるのかもしれません。


でも、縁が深い神さまのところで必ず大吉が出るかというと、そういうわけでもありません。
ぼくにとって、もっとも縁ある神といえば、諏訪大明神(建御名方神)です。
先祖代々の土地の神さまであり、うちの神棚にもお祀りしています。
でも、この神さまは厳しいところもあるみたいなんですね。
なかなか大吉を出してくれません。^^;
そういう意味では、同じように、うちの神棚にお祀りしている弁才天さまも同じです。
それからもうひとつ、なぜ大吉が出やすいのかということを考えた場合、『利他的なお祈り』ばかりして『利己的なお祈り』をしないせいもあるのかもしれません。

おみくじは神さまによる占い

いままで書いたような経験を経て、おみくじは神さまによる占いだという結論に達しました。
いってみれば「御神占」ですね。
ただし、それは「神さまの方に向いた人々にとって」の話です。
そうでない人々にとっては…どうかわかりません。


何かのことで悩んでいるとき、そこらへんの街頭のヘタな占い師に見てもらうよりも、自分に縁ある神社へお参りして、おみくじを引いてみる方が、よっぽど適切な「回答」が得られるかもしれません。
だから、大吉とか凶とか、そういう「結果」がすべてではないんですね。おみくじというのは。
大吉とか凶とかの結果に一喜一憂してばかりではなくて、そこに書かれた文面をよく読んでみると、そこには今の自分の境遇にとって思い当たることが多いのではないでしょうか。


最後に、おみくじで大吉を引いたためしがないという人が、時々います。
じつは、ぼくも以前はそうだったんですよ。
ぼくが本格的に『聖地巡礼』をさせられるようになったのは、1994年にインドネシアへ派遣されて、のべ1年半のあいだ働いたときからでした。
聖地巡礼を始める前までは、おみくじで大吉が出たためしがなかったんです。
考えてみてください。
大吉が出る確率は、だいたい平均すると6回か7回に一度ですよ。
それだけの回数おみくじを引けば、確率論からいうと、一回は大吉を引くはずです。
でも、ぼくはそれまでの三十数年間、おみくじを引かなかったわけではないけれど、大吉を引いたことを覚えていないんですね。
1回や2回あったけれど、忘れているのかもしれませんが。


そういう人間が、あるキッカケを境にしてコロっと変わってしまうのだから、やっぱり「何かある」としか思えませんね。
もともと神仏のために働かなければならない人間が、そうしなかったから…?


質問が出なければ、これで終わりということにします。


日本おみくじ紀行 (ちくま文庫)

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