最新に発生した地震の情報を通知してくれるフリーウエアを2つ紹介します。
両方とも、Windows版に限られます。
P2P地震情報
一つは、日本製のフリーウエアで、『P2P地震情報』というもの。
これは、P2Pという技術を利用して、ネットワーク上でつながれたコンピューターに、最新に発生した日本国内の地震を通知するというものです。
試しに自分のPSにインストールしてみましたが、まだベータ版（正式版以前の試作版）なので、さすがに動作が不安定なところがあるようです。
Windows2000の自作PC上では、たまたまExcelを同時に使っていたら、Excelがフリーズしてしまったようで、どうもこのソフトが悪さした可能性があります。
個人的には、ベータ版のうちは使用しないことにしました。
下記の作者のサイトでダウンロードできます。
P2P地震情報 - 地震情報を自動でチェック
このソフトは参加者同士でチャットをやったり伝言を残したりできるようで、将来的には楽しみなソフトではあります。
ただ、こういうものを使わなくても、たとえばgooでやっているRSSフィードのサービスをうまく利用すれば、ほぼ同等のことはできます。
最近RSSフィードという形での情報配信が急速に人気を上げているようですが、RSSリーダーという、RSSフィードの情報を読むためのソフトがあります。
RSSリーダーにはいろんな形態があって、たとえば私が昨日インストールしたeCruiserというRSSリーダーのソフトなどは、立ち上げておいてもスペース的にも邪魔にならないので、お勧めです。
RSSフィードの情報が、電光掲示板のように文字が流れていって、たとえばニュースとかお気に入りのブログとか地震情報などの最新情報を「ながら族」的に他のことをやりながらチラチラと眺めることもできる。
私は上記のgooの日本の地震情報と、米国USGSの世界の地震情報の両方のRSSフィードを、cCruiseで表示するようにしています。
たとえばPCの画面のいちばん下の1行分のスペースさえあれば表示できます。
RSSリーダーには他にもいろんなタイプがあって、たとえばRSSナビの下記のページでいろいろと紹介しています。
RSSナビ --RSSをやろう！[おすすめRSSリーダ]
Earthquake 3D
2つ目の地震表示フリーウエアは、Earthquake3Dという英語版のソフトです。
このソフトは、世界で最近7日間に発生した地震を3Dグラフィックで表示するという優れたソフトです。
実行画面のサンプルを添付しておきます。画像をGIF形式で保存したら色が変わってしまったけれど、実際は表示がもっと美しいです。
地球が自転するのをアニメーション化していて、デフォルトでは回転しながら世界中の地震発生地点がわかるようになっています。
マグニチュードいくつ以上、何日前の地震から表示するか、などの詳細の設定も可能です。
このソフトは、高機能なシェアウエア版（20ドル）もありますが、下記のページから「FREE EDITION」の方をダウンロードしてください。
EARTHQUAKE 3D
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