探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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子は親を見て育つ


昨日テレビのニュースで、女子中学生が援助交際の対価として中学教員(臨時教諭)からもらった金が偽一万円札だったという事件を報道していた。
偽札はともかくとして、人間社会がここまで魔的なものに支配されてしまうと、大人も子供もおかしくなってしまうんだなということを痛感させられる。
お金が欲しいから援助交際をしてしまう中学生。
そして、中学校の教師という職にありながら、中学生を相手に援交を行う男。
こういう子供になってしまうのは、「親のあり方」が大きく影響していると思う。
世の中すべてお金で解決できるんだという価値観をもった親を見て育てば、体を売ってでもお金が欲しいという子ができてもおかしくないだろう。
「子は親を見て育つ」だ。
金が人生の価値観の根底にある親を見て育てば、同じ価値観をもつ子供になる。
親が子供にすぐ体罰を与えるならば、子供は暴力的な大人になる。
それを考えると、子供にはなるべく体罰を与えないようにした方が良いのか。

親が子供に「ゲームばっかりやってないで勉強しなさい」と言うのは、どこの家でも見られる光景だろう。
だが、家で寝そべってグータレて脳天気なバラエティー番組テレビしか見ない親を見ていれば、勉強しない子供になってしまっても当たり前だろう。

うちの1歳半になる息子は、私やお婆ちゃんの顔を見ると、すぐに絵本を持ってきて読んでという。
絵本を読んでくれる役目はパパとお婆ちゃんと思われているようだ。
絵本に出てくる人や動物や物を指さして「こえだえ」(これ誰?)と聞く。
いろんな言葉を覚えたくて仕方がない時期なのだろう。
絵本だけではなく、幼児向け雑誌の付録としてついているお母さん向けの冊子を手にして眺めたり、大人向けの本屋雑誌をもってきて読んでと言ったりする。
0歳の頃から絵本が好きだったのは、私が年中本を読んでいることも影響を与えているかもしれない。
その他に、もちろん本人がそういう知的な活動を好む魂として生まれてきたということもあるだろう。
ちなみに、この子の母親に言わせると「Yちゃんが気が短いのはパパ似」だそうだが。

私が神棚に向かって拍手を打つと、息子も真似してポンポンを手を叩いている。
そのようにやるように強いたことは一度もなく、ハイハイをしていた頃から自然に父親の真似するようになった。
こういう子が大きくなったら、神仏に対する抵抗感がない大人に育つかもしれない。
信仰とは自発的に行うものであって、たとえ親子の間でも強制すべきではないと考えている。

いちばん大切なことは、赤ん坊といえども一個の魂であり、魂に大人も赤ん坊もないのだから、それなりに尊重しなければならないということ。
親は子供を育てる義務があるが、子供は親の言いなりにはならないものだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050311-00000524-jij-soci


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