今日は、愛知万博の一環として『ささしまサテライト事業』のエリアで開催されている『ポケパーク』へ行ってきた。
名古屋駅の貨物駅だかなんだかの跡地を利用した土地らしい。名古屋駅からおおなみ線で1駅目の「ささしまライブ」駅で降りたところにある。
ポケパークは入場無料で、アトラクションを利用した分お金を払えば良いというシステムということで、息子がピカチューの乗り物に乗ったら喜ぶだろうという気軽な気持ちで、行ってきた。
ところが、これがとんでもないものだった。
まず、アトラクションの料金は現金は一切受け付けず、Edyという電子マネーを使用しないと支払うことができない。
Edyカードというのをあらかじめ買っておいて入場しなければならない。
最近出てきたEdy対応の「おさいふケータイ」を持っている人は、Edyカードを買う必要はない。
家内のケータイがたまたま対応したものだったので、それにチャージしてアトラクションを利用することにした。
ところが、この手続きが面倒で、かなり待たされた末に、やっと2000円分をチャージした。
いったんEdyを利用できるように登録手続きをすれば、あとのチャージは簡単で、チャージ用の端末の前で、Edyカードかケータイを置いてお金を入れればばOK。
ただ、もう一つ問題があって、いったんチャージした金は、残りがあっても払い戻してくれないということ。
いったん入場してみてわかったのは、だいたいのアトラクションは長蛇の列ができていて、とても並んで乗ろうという気にはなれない。
なんと「230分待ち」と書かれた乗り物もあった。
仕方ないので、列が比較的短い(あくまでも「比較的」)サイコロ振りとスロットマシンゲームをやって終わり。
残った分は仕方ないから、アイスやジュースを買った。
飲食店でもEdyが使えるのが救われているところだ。
だが、こんな風に、半ば強制的に金を使わされるシステムなんて、言ってしまえば詐欺みたいなもんじゃないかと思う。
最初っから詐欺もどきの商売をやろうという気はなかったと思うが、結果的に、これだけの人が集まるとは予想していなかったのだろうか。
入場無料ということもあったのだろう。
動員観客数を読みきれなかったというのは、あまりにもお粗末な事業だ。
東京で同じことをやったとしたら、もうちょっとマシなシステムができていたかもしれない。
検索で関係者が見ないとも限らないので書いておくけれど、ナムコさん、もうこんなバカなシステム作らないでください。
ナムコで思い出したけれど、池袋のサンシャイン60に、ナムコがやっている『ナンジャタウン』というテーマパークがあって、これがまたひどい。
ビルの1フロアーか2フロアーを使って昭和30年代(だと思った)の東京の下町を再現したテーマパークという趣向だが、ベビーカーで行ったところ、あまりにも通路が狭くて人が多すぎて、なかなか前へ進めない。
こんなところで大地震が起きたら大惨事につながること必至だと思った。
というわけで、不快極まりない1日を過ごすハメになってしまった(ナンジャタウンもそうだけど、ポケパークの話)。
ここだけで疲れ果ててしまい、おかげでお参りしようとしていた熱田神宮へ行けなくなってしまった。
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