さいきん公私ともにいろいろと問題があって、心身とも疲れている。
こういう時は神社へ行こうと思い立つ。
江東区東陽町の常駐先に近い神社を地図で探すと、東陽町の隣の木場駅の近くに洲崎(すさき)神社というのがある。
1Kmぐらいなので、昼休みに行ってみた。
更に西へ歩くと、有名な富岡八幡宮もあるが、これは別の日に行くことにする。
神社を見つけ、島居をくぐる。
入口の由緒書きを読むと、この神社は「元弁天社」とも呼ばれているようだ。
江戸時代、五代将軍綱吉公の御生母桂昌院の守本尊である弁財天と稲荷社を祀り、洲弁天社と称したという。
それ以来、江戸の観光名所として栄えたらしい。
現在の御祭神は、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)。
弁才天と同一視される女神だ。
弁天さまといえば、うちの神棚にお祀りしている。
手を合わせ、神さまに自己紹介し、いつものように、まず宇宙全体の平和のお祈り。
この神社にお参りされる方々や、この地域に住む人々が幸せになり、霊的成長ができ、皆が成り立つ結果にお守りお導きくださいと祈る。
境内にお稲荷様もあるので、そこでもお祈り。
なかなか波動が良い神社だ。
おみくじ
気分がすっきりしたところで、社務所でおみくじをひかせていただく。
出たのは、二十九番の「吉」。
「このみくじにあう人は
病気が一日一日と
よくなって行くように
悩みはだんだんと解け
喜びは来たる
常に処と人を選び
誠心を以ってすれば
神仏の御加護
自ら垂れ給う
なるほど、今の自分の状況にぴったりのおみくじをいただいたと、神さまに感謝する。
おみくじといえば、いままで「大吉」にこだわりすぎていたきらいがある。
だが、江原啓之さんがテレビで言っていたことによると、おみくじで大切なのは吉凶ではなく、おみくじに最初に書かれている文面なのだという。
なるほど良いことを言うなと感心したものだった。
たしかに、自分と縁が深い神仏が祀られたところへ行くと、おみくじで大吉が出やすい。
だが、いまの自分の状況にピッタリ合ったおみくじをいただいた方が、自分にとって良いではないか。
こんどから、おみくじを引く前に、そういう風にお祈りすることにしよう。
というか、以前からそうしていたが。
どこかで結果にこだわっていた自分があったかもしれない。
みなさんも、何か迷いがあるときには、縁ある神さまの神社へ行って、おみくじを引くと良いですよ。
ヘタな占いなんかよりも、よっぽど良いアドバイスが得られるかも。
信仰心があれば、の話だけど。
洲崎神社(元弁天社)