探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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袖すり合うも他生の縁


今日は「袖すり合うも他生の縁」という言葉についてちょっと書いてみます。
いままでずっと「袖触れ合うも他生の縁」だと思っていたのだけど、違うんですね。
違うというか、何パターンかあって、どれが最初にあったのかはわかりませんが。
「多少の縁」ではなくて「他生の縁」だということは、以前に調べて知っていました。
つい昨日だったか、美輪明宏さんがテレビで話題にしていました。
こうして出会ってなんらかのやりとりをするような間柄というのは、前生で何らかの縁があったのだと。
ぼくもずっと同じように考えていました。


この言葉は、ご承知のとおり仏教に関連した故事です。
道で見知らない人と袖が触れ合うような些細な出来事でも、単なる偶然ではなくてすべて前世からの因縁によるもってて生じることなのだということです。
なので、どんな小さな出会いでも大切にしましょうということ。
「他生」は「多生」とも書きます。
類句に「一樹の陰一河の流れも他生の縁 (いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)」というのもあります。
これも同じような意味合いがあります。

出逢いの新しい形

人との出逢いというのは、いろんな形がありますね。
最近ではインターネットというのが普及してきて、新たな形の出逢いも起きています。
私事ですが、何度か書いていますが、ぼくは最初の妻とはパソコン通信で出逢いました。
NIFTY-Serveの某精神世界関係のフォーラムで。
ぼくは東京で、向うは西日本の某県に住んでいました。
その後に上京してきて出逢うようになるわけですが。
占星術師で、最近名前を見ないけど、どうしちゃったのかな…。
ぼくがつけた名前だから、使わなくなったとか。^^;


現在の家内とは、インターネット上で出逢いました。
ぼくがやっているパサール・トッケの掲示板に、彼女が書き込みをしたんですね。
向うもバリ島が好きで、そういう共通点があっての出逢いでした。
彼女はそのとき北海道に居ました。
あの頃は二人とも恋人がいたので、男女の関係になるとはまったく予測していませんでしたが。
どちらの場合にしても、パソコン通信やインターネットというものがなければ、今生で出逢っていたかどうか微妙なところです。
何度か生まれ変わらなければ出逢えていなかったりして。
そういう意味では、IT技術の進歩によって「カルマの加速度」がついたというところがあると思うんですね。

出逢うに時あり

そういえば、ある時期になって、ある地域に住んでいる人々と続々と出逢うというようなことがありますね。
たとえば、ある時期に北海道に住んでいる人たちと知り合うことが多かったことがありました。
そして出逢ったのが現在の家内でした。
最近では近畿地方や九州の人が多いように思います。
mixiとかネット上での出逢いで、必ずしも現実世界で出逢っているとは限りませんが。
これも、ひとつのカルマによる流れの中での出来事だと思うんですね。
カルマといってもプラスのカルマ、マイナスのカルマもあります。
占星学的にいうと、そういう風に引き寄せられる間柄というのは、ドラゴンヘッドの位置に大いに関係あると思っています。

ネットでの出逢い

1年半前にmixiに入ってから、さまざまな出逢いがありました。
ブログを長く続けていても、いろんな出逢いがあります。
そして実際に現実世界で会うようになる人もいます。
けっこう頻繁にやりとりしているのに、一生出逢えないまま終わってしまう間もあります。
それでも、どちらかがどちらかに良い影響を与えたとしたならば、それなりに意味があったということでしょう。
上に書いたように、ぼくは「ネット恋愛」「ネット結婚」の走りのようなケースでした。
メールとかで何度もやりとりしていると、相手と一度も会ったことがないのに、相手と共感したりできるようになるんですね。
言ってみれば、アストラルの次元でやりとりしているのではないかと思います。
これはネット恋愛だけに限らず、ネット上での人間関係全般に言えることです。
アストラル次元は感情や想念がメインに働く世界ですから、こういうところで人間関係の衝突とかがあると、ヒジョーにタチが悪いですね。
また、こういう世界ですから、ネット上での憑依なども発生します。
アストラル次元というのは人間の感情を豊かにしてくれる側面もありますが、いつかはそこから自由にならなければならない。
卒業することを目指して、みんな生きているわけです。
キモチイーからといって、どっぷり浸かっていては進歩がありません。

夫婦の縁(えにし)

話が逸れたけど、そういう次元で男女が共感し合うと、実際に会う前からかなり深く分かり合い、引き合うケースも出てくるのですね。
夫婦になるような間柄というのは、多くの場合は、過去生で何度も近い関係に生まれてきているのでしょう。
この場合は「多生の縁」ですね。
そういう出逢いがある人が羨ましいという人も中にはいるでしょう。
男縁・女縁がない人というのも世の中には少なくないですね。
かくいう私も、以前はそうだったかもしれません。
女性に対して奥手だということもありますが。
地球上の半分は異性なんだから、どうして出逢いがないのだろうと不思議に思う人もいますね。
あんなに容姿端麗なのにとか、あんなに周囲に異性が多いのに、なぜか結婚できないとか。
ひとつには、過去生で聖職者だったとか巫女だったとか、霊的修行をしていたりする人に見られます。
そういう人の中には、「神さまと結婚していた」人もいるわけです。
また、何らかの理由から「うしろの存在」とかご先祖さまたちが邪魔しているという場合もあるように思います。
もっとも、この場合は「(今は)結婚しない方が良い」ということなんだろうけれど。


そういういろんな理由で結婚できないという人は、やはり神仏に頼るのが良いでしょうね。
頼るといっても、普段疎遠な神さまのところへ行って、いくら縁結びにご利益があるからといって、いきなり「結婚相手を見つけてください」と願っても、効果ないかもしれませんよ。
たとえば神さまだったら神棚にお祀りするとかね。
それに、人間というのは勝手なもので、いったん願いが叶うとすぐに神仏のことを忘れてしまいますからね。
縁結びの願いのようなことは、それこそ一生その神仏に対して「信仰」をもつような気持でないといけないと思います。
ここでいう信仰とは、必ずしも特定の宗教団体に属するという意味ではないですよ。


高位の神さまだと、たとえ過去生のカルマ(縁)がない二人でも、神の力によって結びつけたりすることもできると思うので。
ぼくの場合、師と仰ぐ方から前生のことやら何やらいろいろ当てられて、そのときに言われたのが「結婚したければ、神さまによくお祈りするように」ということでした。
30過ぎても女っ気がまったくなく、自分は結婚できるのだろうかと思っていましたから。
普通は絶対に個人的な祈りなどしないんですが、先生に言われたので素直にお祈りを続けました。
そうしたら、しばらくして、最初の奥さんになる相手に出逢いました。


あ、「他生の縁」の話でしたね。
話の収拾がつかなくなってきたけど、風呂に入らなければいけないのでこのへんで。^^;
質問はなんでも受け付けます。

耳鳴り

今夜もかなり強いです。頭痛はしないけれど。


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