今日の記事は、ちょっとマニアックです。
自分には不必要な情報だとわかったら、すぐに読むのをやめましょう(笑)。
2/17に書いた下記の記事で、『Lord's Prayer(主の祈り)』の訳詞をして公開した。
- [霊性]神に捧げる歌(1)Lord's Prayer
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20070217/lord
この歌はメロディーも良く好きな曲なのだが、日本では意外と知られていない。
それで、この訳詞をなんとか世に広めよう(?)と、曲を演奏した映像を作ってYouTubeで公開しようと考えている。
多重録音で、ピアノ、シンセサイザー、ギター、ベース、ヴォーカル、コーラスなどをすべて自分でやって曲を作るということも、なんとかできる。
実際、20代の頃からそういうことをやっていた時がある。
日本で(世界で)初めてカセットで多重録音ができるTEAC 144というのが出たときには、これだと思って飛びついた。
MIDIもやりたくてMSXというパソコンを買ったのが、コンピュータとの出逢いだった。
ああいうことは、かなりの時間とエネルギーがないとなかなかできないことだ。
1曲完成させるのに1ヶ月かかったりもしていた。
同じをやるための楽器や録音機材も今は揃っていないが、幸いにして時代はあの頃と変わっている。
PCさえあれば、録音機材やMIDIの機器がなくても、フリーウエアのたぐいのソフトをかき集めれば、なんとかなるのだ。
というわけで、昔やっていたようなことを再開しようと思っている。
…といっても、楽器を全部やると時間がかかるので、なるべくMIDIで済ませることに。
以前は、アカペラとかオフコースのコーラスも、全部一人でやったりしていた。
今回は、あくまでも「必要に迫られて」やるのだ。
こういうことを「趣味」でやろうとするには、私の人生はあまりにも多忙すぎて絶対的な時間が不足している。
必要なソフトウエアなど
まず必要なのは、MIDIデータの作成だ。
やったことがある人ならばわかるだろうが、1つの曲をゼロから作り出すのは、かなりの時間がかかる。
そこで、海外で出回っている"Lord's Prayer"のMIDIデータを片っ端から集めて聴いて、これだと思ったものを使うことにした。
フリーウエアのMIDIシーケンサでこのMIDIデータを編集して、カラオケをつくる。
MIDI音源は、もちろんPC上のソフトウエア・シンセサイザーだ。
この手ならば、かなり時間が短縮できる。
ちなみに、使っているMIDIシーケンサソフトは、海外製のAnvil Studioというやつ。
MIDIシーケンサだけでなく、シェアウエアのプラグインを追加すれば、オーディオの録音も可能になる。
これ一つで、簡単な多重録音ができるようになるわけだ。↓
今日、これでMIDIデータを編集して、テンポを変えたり音量バランスの調整をしたりして、カラオケを作ってみた。
次は、このMIDIデータをWAVEフォーマットの音声データに変換する。
この作業は、Timidi95というフリーウエアを使用した。↓
次は、多重録音をするためのフリーウエアを使用して、これにヴォーカルをかぶせる。
これはまだこれからの作業だ。
ちなみに、歌は全然うまくなく、ほとんど冗談で歌っているようなものなので…。^^;
ここでは、むし工房というところが作っているwaviorというシェアウエアを使用することにした。
あまり高機能ではないが、使用方法が直観的にわかるのがいい。↓
他にAudacityという海外のフリーウエアがあって、こっちも使ってみようと思っている。↓
http://audacity.sourceforge.net/
その後は…。
まだ具体的に考えていないが、こうしてできた音声データに画像をかぶせて、私が訳詞した歌詞をカラオケのようにテロップで流すようにしたい。
黒一色の画面に文字だけ流してもつまらないので、過去に撮影した気の利いた映像があれば、それを使いたい。
この作業は、いま自分がもっているビデオ関連のソフトではできないかもしれないので、実現するかどうか…。
ビデオ編集用のソフトを買わないとできないと思うので。
まあ、日本語の歌詞で歌っている音源があれば、敢えて映像まで作らなくても、音声ファイルだけ公開すれば良いという話だが。
動画の変換
映像といえば、携帯の映像を配信することを試しにやってみた。
携帯で撮影した動画(3GP形式)をPCに移して、映像データの変換(avi形式に)をして試しにmixi動画にアップロードしてみたが、画質が悪いので、携帯動画の配信はあきらめた。
こんどはビデオカメラを使って挑戦するかもしれない。
今回、上記の映像データ変換に使用したのは、3GP Video Converter(3GP動画変換)というシェアウエアだ。
海外のソフトを日本語化したものだが、これがけっこう使いやすくて、気に入った。
試用版でも、2分間以内の映像を変換することができる。
もともとはFOMAなどの携帯で使われている3GPという形式の動画のフォーマット変換のためのソフトだ。
3GPからMPEGやAVIなど、さまざまなフォーマットに対応していて、相互に変換できる。
いままでやっていたSONYデジタルビデオカメラの映像をYouTubeにアップロードする作業も楽になるので、シェアウエアを購入した。
ちなみに、対応している動画フォーマットは、AVI、MPEG、DivX、WMV、MOV、RM、VCD、ASF、MP4、3GP、3G2、VOB、MPEG2、MPEG4。
ウィザード形式で進めていけば、かんたんに変換ができてしまう。
普通のビデオソフトだと、ビットレートや音声形式がどうのこうのと、けっこう厄介な作業なのだが、それが実に簡単に終わってしまう。
これだけの機能で、2,980円は安いと思う。↓
なにかわからないことがあれば、どんどん質問してください。