Yahoo!ニュースより。
現在のアナログテレビ放送は、あと4年ちょっとで終わってしまう。
そのため、今年あたりからゴミとして廃棄されるテレビが急激に増えるだろうとのこと。
- <地上デジタル>07年以降、アナログテレビ大量排出へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070306-00000104-mai-soci
32インチワイドの地上波デジタルテレビが、10万円ちょっとで買える値段になってきている。
4年たったら、もっと安くなっているだろう。
でも、アナログのブラウン管テレビでも、専用チューナーを買い足せば、地上デジタル放送を視聴することはできる。
まだ使えるテレビを捨ててしまっては、もったいない。
うちの場合、数年前に買った25インチのテレビは、まだまだ使える。
4年のうちにはワイド液晶の大画面テレビを買うかもしれないが、それでも今のテレビは捨てないだろう。
たとえば、DVDとかビデオ専用に使うという手もあるし、子供のためにゲーム機につないでもいいだろう。
エコロジー的な視点でものを考えなければならない。
- 今見ている放送(地上アナログテレビ放送)はいつまで続くのですか?
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/whatsnew/digital-broad/qa/digital3_5.html - 地上デジタルテレビジョン放送
ついでにWindows Vistaの話題
まったく関係ない話になるけれど、「まだまだ使える」という意味で、パソコンのOSの話。
Windows Vistaが話題になっているけれど、PC雑誌などで騒いでいるほどには需要が伸びていないようだ。
いまXPを使っている人にとって、あまり大きな魅力はないだろうし、絶対に必要なものでもない。
うちなどは、私と家内のPC(DELLのサーバーマシン)に入っているOSは、いまだにWin2K(Windows2000)だ。
XPが入っているのは、ノートPC(VAIO)だけ。
いまだに2000だからといって、困ることなど、あまりない。
たしかに、2000の「メインストリーム」のサポートは2005年で既に終了している。
だが、使う上では、とりあえずは問題ない。
一番問題なセキュリティ更新プログラムは、2010年まで継続される予定だ。
たとえば、PCのOSがいまだにWindows98とかWindowsMeとかだったら、この際良い機会だからVistaマシンに買い換えることをお奨めするだろう。
たとえばDELLだったら、19インチ液晶モニターがついて10万円程度で高性能なVistaマシンが買える。
だが、2000だったらまだまだ現役で大丈夫。
うちの場合、Vistaを2台分買わなければならず、それだけの出費は痛いし、それだけの金を出すほどの魅力も必然性もない。
大半のPCソフトは、まだWin2000をサポートしている。
いまXPを載せているPCをVistaにアップグレードしようと考えている人も、よく考えた方がいいかもしれない。
Vistaは高性能のグラフィックカードを必要とするので、いまXPで動いているPCのOSだけ入れ替えても、ものすごく重いOSになってしまうだろう。
ウインドウを半透明にするというWindows Aeroなんて、面白がって使うのは最初のうちだけだろう。
PC雑誌などでVistaがもてはやされているとしても、それは雑誌を売るための商売道具なわけで、そういうのに躍らされてはいけない。
たしかにVista導入によって、ある程度のメリットはあるだろうけれど、それだけのお金を払う価値があるかというと「?」
だいたい、Microsoft社は新しいOSを出すサイクルが早すぎると思う。
それだけ技術が進歩していればいいのだが、XPと比べてVistaは大して変わり映えしていない。
儲けたい根性が見え見えだ。
これからの世界では、Microsoftもそれほど「殿様商売」をやっていられなくなるだろう。
OSの違いは、それほど重要ではなくなってくると思われる。
Linuxも家庭での需要が伸びているし、MacもiPodの人気もあって少しずつ回復してくるのではないか。
Microsoftの販売戦略に踊らされないように、賢くなりましょう、という話でした。