探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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『地震で治安悪化』から学ぶこと


南米ペルーで8月15日午後に発生した大地震で、最大の被災地イカ州では、治安の悪化が深刻になっているという。↓


17日午前には、イカ市内の商店で商品の略奪が相次いで発生。
警官が空に向けて銃を威嚇発砲した。
ほとんどの商店が閉まっているため、物資を必要とする被災者が商品を盗み取ろうとするのだという。


「日本ならば、こうはならないだろうな」
そう思った。
大きな災害が起きたときほど、助け合いの精神が発揮される。
忘れかけていた何かが甦る。
「和を持って尊しと為す」
聖徳太子の言葉だ。


このニュースを読んで、想うこと。
「人が見ていないところなら、何でもやる」
信仰というものは、どこへ行ってしまったのか。
自然災害は、人の心も荒廃させてしまうものなのか。


「いつも誰かが見ている」
日本人ならば皆、心のどこかでそう思っているのではないか。
特定の信仰などなくても、そういう風に思える国民って、いいと思う。


相互扶助の精神。
インドネシアでは、「ゴトン・ロヨン(Gotong Royong)」という。
かの国で、日本人が失いかけているものを見たような気がした。
だが、完全には失われていないのが救いかもしれない。
そのインドネシアで働いていた1995年に、母国で大地震が起きたというニュースが入った。
困ったときに、手を差し伸べてくれる人がいることの有り難さ。
それを忘れなければ、人は何か大切な「学び」があるのではないか。
人間、困っているときほど、霊的成長のチャンスがある。
本当にそう思う。


悩みや苦しみ。
それは、人に「学び」を与える神の業。
それを喜ばなければならない。
そこから「気づき」を得なければならない。
自分にとっても、とても難しいことだけど、やってみたい。


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