昨日は休日出勤で、帰宅してから24時間テレビ『愛は地球を救う』をつけっぱなしにして、何気に見ていた。
癌になって逝った少年のストーリーに感動する。
少年の死によって両親の離れかけていた絆が戻ったことにも。
このことだけでも、少年の生は無駄ではなかったのではないかと。
野球を目指す重度身体障害者の少年の話も。
野球にあこがれて始めて、でもヒットが打てなくて、ヤンキースの松井秀喜選手に手紙を書く。
少年は、松井選手の著書『不動心』にある言葉に勇気付けられる。
「自分が変われば、運命も変えられる」
いいことを書いてるなぁと思った。
松井選手の父の「ゴジパパ」こと昌雄氏はキリスト教系宗教団体の司教だが、松井選手のこの信念も、信仰の賜物なのだろうか。
天性の才能に加えて、不動の精神があれば、これはもう成功するわけだな。
それにしても、欽ちゃんのこと。
こんな人を走らせたらダメだと思った。
66歳でへヴィースモーカーだというのだから。
しかも、この猛暑。
万が一のことがあったらどうするのか。
いくら本人の意思だとはいっても。
でも欽ちゃんが痛い足をひきずって一生懸命走っている画面のバックに
ZARDの『負けないで』が流れてきたら、涙も流れてきたけれど。
勇気付けられた人も多いことだろう。
個人的には、誕生日が2日違いの5月7日なので親近感がある。
欽ちゃんって、本当にみんなに好かれてるんだな。
『負けないで』は、この番組から出てきたものではないけれど、『サライ』はいい曲だ。
加山雄三って、本当にマルチタレントな人だな。
谷村新司の歌詞もいいけれど、泣かせるメロディーラインを心得ているというか。
このコンビでしか書けないような絶妙の取り合わせだと思う。
「愛は地球を救う」
ひねくれた心で見なければ、それはまさにその通りだと思う。
こういう番組を素直に見るならば、体の不自由な人たちもがんばっていたりして、「自分もがんばらなければ」と思う。
そして「いまの自分はどこかで怠けていないか」と反省したり。
今生でもっと、やらなければいけないことがあるのに、と。
偽善になってはいけないけどね。