探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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初音ミク・Meiko・DAW


こんなタイトルつけると、アクセスが一挙に(刹那的に)増えるかもしれないな。^^
今年は「書く」ことや「巡礼」のほかに、「音楽」にも力を入れていくので、[芸術]タグの記事が例年になく多くなることでしょう。
いまのようにフリーのITエンジニアを続けられるのって、せいぜいあと数年だろうから、先のことを少しは考えておかないと。


昨年28日頃から、元日と2日を除いて、家にこもって作曲/録音作業を続けてきました。
昨年、TASCAMTEAC)のMTR(多重録音機)を格安で見つけて、せっかく買ったのだけど、やっぱりDAWでやることにしました。
DAWというのは、Digital Audio Workstationのこと。
…といってもさっぱりわからないかもしれないけれど、音楽制作を行うPC上の環境です。
DAWソフトウエアがいままでのMTR(多重録音機)と異なるところは、オーディオとMIDIの録音を同時に行うことができる統合的な環境だということです。


MIDIだけで全部事足りるという人たちには、あんまり関係ないのかな。
ぼくにとっては、やっぱり生音とか生演奏あっての音楽です。
MIDIというのはあくまでも表現手段であって、コンピュータだけで演奏している音楽は限界があります。


今は『Save Our Planet II』を録音中です。
古い曲の歌詞をぜんぶ書き直して、曲も書き換えました。
いまの環境問題とか原発とか、地球の危機を訴えるという歌です。
このブログで歌詞を公開してはすぐに消すということを何度か繰り返してきたけれど、まだ書き直す可能性があるので公開は後にしました。
Proteus Xを買ったときにバンドルされてきた、Cubasis VST 4の操作を覚えながらだから、一つのことをやるにもまだ時間がかかってしまう。
いまはまだオーディオ録音には入れなくて、MIDIの打ち込みの段階。


でも、やっぱりDAWにして正解でした。
なんでも1台のPCでやろうというのはCPU能力の限界などがあるのだけど、それが今後の課題です。
Cubaseも上位機種は高価なのだけど、ゆくゆくは比較的安価なCubase LEあたりに換えたいと思っています。

初音ミク(はつねみく)

昨年訳詞した『主の祈り(The Lord's Prayer)』のことで、mixiの賛美歌関係のコミュで紹介してみました。
「これを歌ってくれる女性ヴォーカルいませんか?」というお願いも含めて。
そうしたら、「初音ミクにでも歌ってもらえば?」というコメントがついた。
相手は冗談半分だったかもしれないけれど、真剣に考えたりして。


初音ミクを知らない人は、ググッたり(Google検索)、YouTubeで検索すれば、たくさん出てきます。
何でもそうだけど、このはてなダイアリーは他ブログにはない「キーワード」機能が優れているんですね。
何かわからないことがあれば、その単語がリンクになっている(色がついている)場合には、そこをクリックしてみれば、誰かしらが解説を書いてくれている。
ぼくもキーワードをいろいろ書いたり既存キーワードを編集したりしているんですよ。


で、初音ミクだけど、Wikipediaでも項目ができているのだけど、一言で「こういうもんです」という書き方ではないので、これ読んでもわからない人が多いかもしれない。
要は、自分がつくった(打ち込んだ)曲を人口音声でPCに歌わせるソフトウエアです。
YAMAHAが出しているVocaloidといって、「歌声ソフトウェアシンセサイザ(ボーカル音源)」というもの。
実在の人物の声をサンプリング(PCM録音)して、DAWと同じ要領で旋律と歌詞を打ち込んでいくと、それをPCが歌ってくれるというもの。


それが進化したVocaloid2の第1弾として出たのが『初音ミク』という製品。
藤田咲という声優の声をサンプリングしています。
シンセサイザーの世界ではサンプラーという楽器がありますが、これはソフトウエアのサンプラー音源です。
いわゆるヴァーチャルアイドルですね。
私には無縁の世界だけど、アニメとかゲームとかが好きな若者に受けて大ヒットしました。
ちなみにミクというのは、「未来」の別読みだそうです。


ぼくはYouTube派なので利用していないけれど、ニコニコ動画で火がついたようです。
ちなみにぼくがニコニコ動画に興味がないのは、世界を相手にできないからです。
YouTubeで「初音ミク」で検索すると、発売後半年もたっていないのに4500件ぐらいヒットします。
いわく「○○○を初音ミクに歌ってもらいました」的な投稿が急増している。
その多くは、ニコ動からの転載ですが。


…と長々と書くよりも、実際に聴いてもらった方がいいですね。
著作権に触れるものではなくて、オリジナル曲を歌わせてるものから選んでみました。
編集の仕方にうまいヘタがあるようで、YouTube投稿の中では、音のつなぎめが人造的になってしまっているのもあります。
これは、高い評価を得ているものの一つです。
『ハジメテノオト』という曲。
「初音」の名前にインスパイアされたのでしょう。↓


このように、うまく作られた作品は、よ〜く注意深く聴かないと、ほんとに人間が歌っているのと騙されてしまいますね。
ただ、この子に賛美歌とか歌わせるのは、初音ミクちゃん(藤田咲)は声がかわいすぎて、合わないかなとも思いました。
でも、こういうのを聴くと、やり方によっては、そうでもないかなと。
賛美歌『O Come, O Come, Emmanuel』を歌わせている例です。
コーラスの部分は男声ヴォーカルに聴こえるのだけど、コメントによると全部ミクですとのこと。↓


下記のメーカーサイトでは、デモソングが何曲か聴けます。↓
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp


初音ミク、ちょっと買ってみようかな。^^
13,800円ぐらいで売られていて、小遣いで買える額なので。↓
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=1284%5E29880
この初音ミク、単体での使用もできるみたいだけど、「VSTi」といって、DAWソフトに仮想的な楽器として組み込むこともできるんです。
ただ、Win2000に非対応なので、うちのPCをXPに上げなければならないな。
最近のマルチメディア系のソフトの多くはXPから対応なので、いまが上げ時かも。

藤田咲

初音ミクの声の主である藤田咲って、どういう人なんだろうという人のために。
ぼくもアニメの世界とは無縁なので、全然知りませんでしたが。
本人が登場する数少ないYouTube動画を貼り付けておきます。


やっぱりすごく可愛い声の持ち主ですね。
ルックスもかわいいから、その世界ではかなりの人気なのでしょうね。

その他のVoaloidたち

こちらがYAMAHAVocaloidのサイトです。
http://www.vocaloid.com/jp/index.html
上記にあるように、初音ミク以前の初代Vocaloidの製品も含めて、いくつか製品がYAMAHAとは別のメーカーから出ています。
女性歌手MIRIAM、LOLA、Sweet Ann、男性歌手LEON。
以上は外国で販売されている外国人の声をモデルとしたものですが、日本人の声をベースとしたものでは、女性Meiko、男性KAITO、そして鏡音リン・レン兄弟というのがあります。
国産VocaloidMeikoは、拝郷メイコ(はいごうめいこ)という歌手が声の主です。
誕生日が5月6日と、5月5日生まれのぼくと1日違いであることを知って、親近感をもちました。


こんどは、YouTubeから海外の曲を紹介します。
Sweet Annに歌わせているんですが、Vocaloidとは思えない出来です。
「ほんとは裏で人間が歌ってるんじゃないか?」と思ったりして。
でも、みんながそう思うと予測したのか、投稿者はちゃんとVocaloid上で再生している画面を見せていますね。
ここまで見せられたら信じるしかないみたいな。
スペインの人による投稿みたいだけど、他の楽器とかも生楽器にしか聴こえないけれど、どうも全部DAWで作ってるみたいです。
音楽をすごくよくわかってる人のようですね。
下の画面の内側をクリックするとYouTubeのサイトに飛んで、投稿者の名前をクリックすると、この人の他の投稿も見れます。
Sweet AnnにABBAをデュエットで歌わせたり、いろいろ面白いですよ。


Vocaloid Meikoのデモ版が下記ページでダウンロードできるので、ちょっと使ってみることにします。
Meikoのデモ曲も聴けます。↓
http://www.crypton.co.jp/mp/do/prod?id=25220

Vocaloidとは関係ない方のMeiko

VocaloidMeikoYouTubeで検索していて見つけたのが、この米国のシンガーソングライターMeiko
Vocaloidとは全然関係ない歌手です。
名前から推測できるように、日系クォーターです。
でも、そう言われなければ日本人の血が入っているようには見えないけれど。
最初この動画を見つけたとき「なかなかうまいな」と思ったら、IndiesでCDを出しているシンガーでした。↓



「この子、かわいいけど歌手なの?」というような英語のコメントが多かったので、どういう歌手なのか、コメントで教えてあげました。
地味な曲が多いけれど、ハスキーな声質が気に入りました。
ただ、あんまり笑顔を見せないで歌手としてはクールすぎるかな。
下記が公式サイトで、CD全曲を視聴できます。


彼女のオリジナルではないけれど、上の動画で歌っている『Under My Bed』という曲が好きです。
上記からもリンクしているけれど、こちらがMySpace.comのMeikoのページです。


YouTubeで「meiko songwriter」で検索すると、ライヴ曲などがいろいろ出てきます。
meikoだけだと、例のVocaloidばっかり出てくるので。
そんな中の1曲を最後に紹介します。
『How Lucky We Are』という、彼女のお気に入りだそうです。


MySpaceといえば、ぼくもページを作りたいな。
これからいろいろと曲を作っていって、YouTubeとともに発表の場とできればいいなと思います。


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