探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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正月聖地巡礼・走水〜江ノ島神社


松の内に、事情があって走水神社と江島神社へ行けなかったが、やっとお参りできるようになった。
本来は昨日行くべきところだが、金曜日の夜にダウジングで伺ってみたところ、日曜日に行くようにとのことだったので。
「なんでだろう?」と思ったが、きのう土曜日は1日中雨だったので、そのような指示となったのかもしれない。
だとすると、ダウジングでいろいろと指示してくる存在は、何もかもお見通しということなのか。

うちでお祀りしている神々

うちでは、いろいろと神さまをお祀りしている。
まず三社造りの神棚には、天照大神さま、諏訪大明神さま、弁才天さま。
そして神棚の外には、走水神社の神札(御祭神ヤマトタケルノミコトオトタチバナヒメノミコト)。
神札ではないが、七福神の置物。
そして台所には、ヒヌカン(火の神)。
以上は、毎月旧暦の1日15日には、お供物をお供えする。
それから、イエスさま、マリアさま、聖ベルナデッタのイコン・像・写真。
そして、お供物は具えず、神棚もないが、宇宙創造の神も。
これでもまだ不十分ということで、本当は仏壇に仏さまもお祀りしなければならない。
ダウジングで伺っても、どの仏さまか決定できずに、延び延びになってしまっているが。


そのことについて、ちょっと脱線で書くと…。
日本では仏壇が先祖を祀る場と化してしまっていて、本来の仏様をお祀りするという目的がなくなっている場合が多い。
まあ、これは日本の仏教が葬式仏教とか先祖崇拝の宗教とか、およそ本来の仏教とはかけ離れたものになってしまっていることの象徴だろう。


うちでお祀りしている神々の話に戻って…。
こういう様々な神仏にあれこれ「願い事」をしていると、たぶんその人も家全体もおかしくなってくると思うので、良い子はぜったい真似をしないように。^^
私の場合、個人的な願いは原則として一切しないから、なんとかなっていると思う。
それに、自分の意志ではなく、すべて「後ろの存在」からの指示でやっていることなので。
家でも外(聖地巡礼先)でもそうだが、私の祈ることといえば、世界の平和とか自然災害の沈静とか、全体のための祈りばかり。


今日の目的は、走水神社と江島神社にお参りして、旧年の神札をお納めして今年のものをいただくこと。
金曜日にも伺ったが、前日の土曜日にも念のためダウジングしてみる。
すると、走水神社、江島神社の順番で廻り、それ以外は行かなくても良いとのこと。


毎年おんなじことを書いても仕方ないので、この記事で不足している部分などは、下記の記事を参照してください。
この記事を見ると、去年もやはり1月13日に走水神社と江島神社へお参りしていたようだ。
まあ、たまたまだろうが。
毎年この組み合わせで、海に関係した女神さまが祀られた神社を廻ることになる。


下記は昨年正月にお参りした際の巡礼記

下記は初めて走水神社にお参りした際の巡礼記

下記の「聖地巡礼ファイル」では、江島神社について詳細に書いています(PDF版)。

下記は、江の島で9・11の平和の祈りを行ったときのことです。

走水神社

相変わらずだが、私の聖地巡礼記は前置きが長い。^^;
朝9:30頃に花小金井から西武線に乗り、新宿〜品川〜馬堀海岸というルートで、京急馬堀海岸駅で下車。
ここから3分ほど歩いた西友の前にバス停があり、ここから観音崎行きに乗る。
もう何度も来ているので、バス路線ズや地図は不要だ。
10分ほどで、走水神社前で下車する。


昨日の雨は上がったが、風が冷たく、かなり寒い。
それを見越して、ダウンジャケットの下に更にフリースを着込んできたが、正解だった。
1年ぶりに訪れた走水神社は、いつもと変わらぬ佇まい。
手水舎で手口を清めた後で、いつものようにお水をいただく。
ここの水は、やっぱり美味しい。



まず、日本武尊弟橘媛命が祀られた本殿でお祈り。
地震災害沈静の祈りもする。
次に、境内社の稲荷神社、河童神社(水神社)にもお参り。
そして、山の上へ登って、3つ並んでいる祠、神明神社須賀神社諏訪神社にもお参りする。


社務所へ行って、神札をいただく。
おみくじを引くと、18番の大吉。
元日の諏訪大社に続いて、今年2回目の大吉だ。
走水神社では過去に3回おみくじを引いているが、大吉が出たのは初めてだ。
文言には、はじめは心配事があるが、後には何もかもが平和に収まる旨。



走水神社を後にして、バスに乗り込む。
ここから江の島へは、接続がよくない。
いろんなルートがあるが、最短でも1時間半ほどかかってしまう。
携帯の乗換案内で調べると、京急杉田駅で降りてJR新杉田駅まで歩くというルートが出た。
馬堀海岸〜堀之内〜金沢文庫〜杉田〜新杉田〜大船〜(湘南モノレール)湘南江の島と、これだけ乗り換えなければならない。
昨日の夜は、4時間ちょっとしか寝ていない。
だが、これだけ小刻みに乗り換えなければならないと、あまり寝てもいられない。


湘南モノレール江の島線は、大船から江の島まで走っている。
恐らく、これに乗るのは生まれて初めてではないか。
江の島駅に着くが、ここがどのへんだかわからない。
みんなが歩いていく方向へと、とりあえず歩いてみる。
しばらく行くと、江ノ電江の島駅があり、やっとわかる。

嫉妬する女神?

片瀬江ノ島駅で、帰りのロマンスカーの指定を取る。
江ノ島へ向かって歩き出し、ちょっと後ろを振り返ると、アヤシイ雲行きだ。
黒い雲が低空に立ち込めていて、その下の青空の部分とくっきりと分かれている。
その中間だったか、ピンク色になっている部分があって、三層になっている。
地震の前兆雲かどうかは自信がないが。


そういえば、湘南モノレールに乗っていた頃だったか、その前に京急線に乗っていたときだったか、強烈な耳鳴りがした。
ほんの数秒間だったが、ピーッという強い耳鳴りだった。


江の島大橋を渡る。
ここは相変わらず、仲良く手をつないで歩いている若いカップルが多い。
男女が江の島大橋を手をつないで渡ると、あとで別れてしまうという言い伝えがあるのを知らないのか。
うろ覚えだが、たしかそうだったと思う。
あるいは知っていても、信じていないのか。
この手の話は、女神さまが祀られた神社には多い。


どこでも、女神さまというのは嫉妬深いと思われているようなのだ。
これは日本に限らず、インドネシアにいたときにも類似の話を聞いたことがある。
そういえば、例のラトゥ・キドゥルさま。
ジャワ島で海を支配する女神として、畏れ敬われている存在だ。
「南海の女王」と呼ばれるその女神の海の宮殿があるというパラントゥリティス海岸へ、今の家内と二人で訪れたことがあった。
そのとき、私は不意に、海岸に2羽いたガチョウのオスの方に、足をかまれてしまった。
こっちは何にもしていなくて、ただそのガチョウを遠巻きに見ていただけなのに。
あれはきっと、女神と契約を結んだ男が女連れで来たので、嫉妬されたんじゃないかと、いまだに思っている。


そういえば、最初の奥さんとも…まだ結婚する前に、二人で宮島の厳島神社へお参りしたことがある。
あそこでも、類似した言い伝えがあった。
まあ、たしかに別れてしまったが…。^^;
ちなみに、あそこも江島神社と同様に日本三大弁財天のひとつだ。


ところで、最近の江の島では、エスカーにカップルで乗ると別れるという「都市伝説」ができているようだ。
エスカーというのは、江島神社のきつい登り階段を回避するための、有料のエスカレーターのこと。
なんでエスカーなんだろう?
神社にお参りするときに、楽してはいけないっちゅうことか?


さらにネットで調べてみると…。
江島神社へ行くと別れる、というより、別れに行く人が多いらしいという記述を見つけた。
これには大爆笑。
まあ、どうぞ御勝手に。^^

江島神社

江の島大橋を歩いていると、進行方向の方で、女性が「キャッ」という叫び声をあげる。
どうも、大きな鳥がその女性に急接近したらしい。
上空を見ると、トンビがやたらとたくさん低空飛行している。
その謎は、後でわかった(後述)。


いつものルートで、辺津宮(へつみや)、中津宮(なかつみや)、奥津宮(おくつみや)と廻る。
毎週末になるといつでも混雑している江島神社だが、辺津宮、中津宮、奥津宮の順にだんだんとお参りする人の数が少なくなるようだ。
つまり、三宮を廻らずに済ませている人が多いということだろう。
まあ、観光で来たついでに神社があるからお参りしようというのならば別だが、少なくとも何かのお願い事を祈りに来たならば、3つ全部廻らなければまずいだろう。


さきほど話題に出した厳島神社江島神社に祀られている女神さまは、福岡の宗像大社の御祭神と御同神だ。
この三姉妹の女神さまは、厳島神社江島神社では「宗像(むなかた)」の名が使われていなくても、本来は同じ女神さまなのだ。



弁才天さまは、辺津宮の境内にある弁天堂にお祀りされている。
なぜ江の島に三女神と弁才天が祀られているかというと、昔の神仏習合の際に同一視されるようになったためだ。
弁才天は本来は神社に祀られる神さまではなく、仏教の「天部」に属する存在なのだ。
仏教で「○○天」と、最後に天の字がつく仏様は、インドのバラモン教起源の神さまだと思って良い。
たとえば、梵天毘沙門天帝釈天、大黒天、etc。


そして弁才天は、いうまでもなく、本来はインドのサラスヴァティーと呼ばれる川を司る女神だった。
ヴィーナという楽器を手にして描かれることからわかるように、インドでも音楽の神さまともされている。
日本にも、その部分がそのまま輸入されたようだが、楽器は琵琶に変わっている。


ちなみに、銭洗い弁天というのがあるけれど、あれは弁才天の「才」の音が「財」に通じるので、弁財天とも書かれるようになり、お金の願い事も聞いてくれるということになったのだろう。
そういう風に、勝手にご利益の「担当」を決められてしまうのは、神さまにとってはいい迷惑だろう。
なので、銭洗い弁天で一生懸命お金を洗っても、どれほどのご利益が得られるかについては、はなはだ疑問だったりする。
だいたい、神仏にあんまりお金のことなんか頼むもんじゃないと思うんですよ。
ある意味、人間と同様の金の貸し借りの世界だから。


音楽といえば、江島神社は、芸能界の信仰も厚いという。
まあ音楽といえば弁才天さまと相場が決まっているから、自然の流れだろう。
私が知っている限りでは、地元出身者であるサザンオールスターズ桑田佳祐氏も熱心に信仰しているそうだ。


私が薀蓄(うんちく)を傾け始めると先に進まなくなるので、この辺でやめておく。^^
参道が終ったところから石段を登っていくと、最初の辺津宮では石段のところまで行列ができている。
正月に参拝したら、もっとすごいことになっているのだろう。
拝殿の前には、茅の輪が立てられている。
茅の輪くぐりって、「夏越しの祓」といって、本来は6月30日とか大晦日とかに行う行事ではないか。
それを正月にやるとは、どういうつもりなのだろうか。



次に、弁天堂弁才天さまの神札をいただき、中に入ってお祈り。
重要文化財である妙音弁財天像と八臂弁財天像を写真に撮れないのが残念だ。
「これからは音楽活動もやっていきますので」と、弁天様にお伝えする。


そして中津宮、奥津宮の順にお参り。
奥津宮は、3つのお宮の中でいちばん静かだし、祈っていると最も奥深く入っていけるような気がする。
奥津宮の隣りにある龍宮でも、お参りする。
御宮の上では、龍がすごい形相で睨みをきかせている。
近年新しくつくられた神社だが、ここもとても良いものを感じる。
やっぱり江の島は、関東有数の聖地だ。
必ずしも、人がたくさん集まるから聖地だというのではない。
もっとも、聖地だから人が訪れるというのはあるだろうが。



私が江島神社の神々と深いつながりができたのは、5年ほど前に遡る。
詳しくは、前述の聖地巡礼ファイルで書いているとおり。
あるカミビトを介して、つながりをつくってもらった。
というか、その人によると、私は子供の頃から江の島の女神様に「呼ばれていた」のだという。
三社造りの神棚の一角に神札をお祀りしても、当初はあまりピンと来るものがなかった。
だが、いま思うと、やはり弁才天さまとは深いご縁があるのだろうと感じる。
それ以来、私にとってはプライヴェイトな意味合いでも特別な聖地になっている。

江の島大師

奥津宮から中津宮へ戻る途中にある、江の島大師にもお参りする。
2005年9月11日に、9・11平和の祈りで江の島に来た時に、初めてここにお参りするようにとの「指示」が出た。
それ以来、ここでお祈りするのがすごく好きになってしまった。
とても神聖な波動が漂っていて、心落ち着いて祈りに集中できるのだ。
1993年に創建だから、まだ新しい。


本堂には、不動明王弁才天の御真言が書かれている。
弁才天様の像はないのに、なぜ書かれているのだろうかと、以前から不思議だった。
考えてみると、江島神社の御祭神のために敢えて書いているのではないか。


本堂では、6メートルもある赤不動明王像が、これまたすごい形相で睨みをきかせている。
私は過去生で、お不動さまにもかなり深いご縁があるのではないかと感じている。
ここで手を合わせて瞑目していると、自分の中の穢れたものが洗われるような気がするのだ。


おみくじを引いてみる。
出たのは、12番の大吉だ。

このみくじにあう人は
草木の春にあい
花咲き
やがてみのるようで
世に出る喜びがある
神仏を信じ
自らかえり見て
謙虚なれば
幸せ来たる


「謙虚になれば…」とか、おみくじの文言でよく出てくるけど、それだけ謙虚じゃないっていうことか。
深く反省。(^^ゞ
それにしても…。
正月から、これで3つ目の大吉だ。
5回おみくじを引いて、大吉が3つ。
2005年の正月に藤沢七福神めぐりをして、3社連続して大吉が出たことがある。
あの時以来だ。
今年はたしかに、自分に幸運が巡ってくるのかもしれない。
もっとも、そこまで行くには、いろいろとあるだろうが。


ちょっとプライヴェイトな面で、乗り越えなければならない大きな出来事が待ち受けているので。
世間一般では、そのことは非常に「不幸」なことだとされているのだが、神々はそうと知りつつ大吉を出しているのだから、長い目で見れば人生でプラスに捉えるべきことなのだろう。
(読者にはなんのことだかわからないでしょうが、月日がたてばわかるでしょう)。


辺津宮に戻る。
境内にある、銭洗い弁天の池の前で祈る。
奥津宮でおみくじを引こうと思っていたが、社務所が閉まっていたので、こちらでおみくじを引かせてもらう。
すると、18番の末吉が出た。
これまで10回弱ほど江島神社でおみくじを引いたが、大吉をいただいたためしがない。
確率的には、1〜2回出ていてもいいはずなのに。
江島神社の神さまは私にとって厳しいな。

トンビにコロッケ

江島神社を後にする。
断食を破り、何か食べようと探す。
参道が終りかけたところで、紫芋コロッケの出店がある。
100円で、一つ買ってみることに。
売っていたお兄さんが、「トンビに気をつけてくださいね」
建物の中で食べた方が良いという。


そうか、さっき来るときに見た女性の悲鳴の意味が、やっとわかった。
そして、トンビがこんなに低空で飛行している理由も。
昔から「鳶に油揚げをさらわれる」というのがあるが、現代ではコロッケか。
どうもトンビという鳥は、油っこい食べものが好きなようだ。


そういう被害者が本当にいたかどうか、ネットで調べてみる。
すると、いたいた。
ブログで自身の体験を書いている人が。↓
下記の「2007-02-13」の「江ノ島」の記事です。
http://ameblo.jp/lovery-cotton/archive1-200702.html


これを読むと、ほんとに一瞬の隙をついて取っていくようだ。
コロッケを取られたことを、すぐには気が付かないみたいな。
トンビって、カラスと同様に、かなり賢い鳥なんだな。


それにしても、紫芋コロッケは、美味だ。
サクサクッとした歯ごたえで、中は柔らかく。
衣にも味がついているようで、ソースとかかけなくてもおいしい。
トンビに襲われる危険を冒してでも(?)、もう1つぐらい食べたかったかも。


こんど行ったとき、わざとコロッケ取られて、ビデオに撮ってYouTubeに投稿しようかな。^^
あ、でもトンビは賢い鳥みたいだから、男は狙わないかな。
冗談抜きに、女性・子供・お年寄りを狙ってくるかもしれないので、江の島大橋で紫芋コロッケを食べるときにはご注意を。
別に回し者じゃないけど、トンビも狙うくらいに美味しいコロッケだという話でした。


ぼくはコロッケが大好きなんですね。
特に、美味しいコロッケにオタフクソースをかけて食べるのが好きで。
ぼくが好きな食べものって安いものばかりで、安上がりな人間ですね。


今日は帰る道中でちょっと頭痛が始まりそうな気配があったけれど、なんとかなった。
最後に江の島大師へお参りしたのが良かったのかな?

【追記】YouTubeに動画を投稿

YouTubeに、走水神社を紹介した動画を投稿しました。


◎【聖地巡礼三浦半島・走水神社 hashirimizu Jinja Shinto Shrine


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