昨日(2/16土)の朝日新聞朝刊で目にとまった記事。
東京の地方欄(第2多摩)に小さく書かれていただけなので、知らない人も多いだろう。
「シルクロードの旅 写真展」と題した記事だ。
「地球と話す会」というサークルがあって、自転車や徒歩などでシルクロードを旅するという趣旨なのだ。
その「自転車部隊」は、20年かけて西安からローマまで1万3千キロを走るという。
もう8割方達成したそうだ。
東京電力の副支社長をされている54歳の男性が、1991年に設立した会だ。
1000人ぐらいの会員がいて、自転車、徒歩、バス利用の大きく3つのグループに分かれて活動している。
シルクロードを旅するといっても、今回はここからここまでと、細切れに旅して、ゴールを目指すもの。
自転車部隊は、1993年に西安を出発し、昨年までに10代から70代の、延べ452人が参加して、トルコ・エルズルムまで達した。
その会の写真展が、東京の調布市と杉並区で開催される。
昨年の参加者が撮影した写真のほかに、それぞれのグループがたどった行程を解説したパネルなどが展示される。
2/19(火)〜2/21(木)は、調布市文化会館たづくり(京王線調布駅下車5分)で。
3/7(金)〜3/9(日)は、セシオン杉並(東京メトロ・東高円寺駅下車5分)で。
その前後に、宮崎県延岡市、千葉県銚子市、埼玉県川口市でも開催される予定。
詳細は、下記のこの会のサイトの「お知らせ 写真展予定」のところをクリックすると出てくる。
なんだか自分も参加したくなってくるな。
徒歩や自転車だと大変そうだけど、ラクダに乗っていくこともあるそうだ。
私がシルクロードに惹かれるのは、単なる郷愁とかではない。
日本人のルーツを探る一環として、強い関心があるのだ。
また、古代の日本にイスラエル10支族が来ていたとしたら、シルクロードを通ってきたことだろう。
あの秦氏は弓月(クンユエ)といって、シルクロード沿いの天山山脈の近くの地域から渡来したという説もある。
私がこの会に参加して旅ができるとしたら、老後かな。
70代の参加者もいるということなので。