探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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誕生日に藤沢聖地巡礼


私は1956年(昭和31年)5月5月(土)6:21に東京都で生まれている。
今日で52歳の誕生日を迎えた。
出産予定日を2週間も過ぎて、かなり難産だったという。
まるで5月5日になるのを待っていたかのように、日の出の直後に生まれた。
よっぽど端午の節句に生まれるべき理由があったのだろうか。


奇しくも、その日は父方の先祖の地である諏訪大社上社では、6年に一度の御柱祭が行われていた。
おそらく、里曳祭のクライマックスである建て御柱が始まろうとしていた朝だったのではないか。
諏訪の神さまがついていると言われる人間だから、2週間も遅れて生まれてきたのは、そういう理由があったのかもしれない。
そのような神縁がある神さまのもと(諏訪大社)を初めて訪れたのは、5年前のことだった。
生まれてから45年間も無視し続けてきたのだから、それまでの人生がパッとしなかったのも無理はない。


5月5日生まれといえば、中国では昔から、この日の生まれは不吉だとされていた。
たとえば斉の公族・田嬰の子として生まれた文という人物は、5月5日生まれということで父親から殺されそうになったという。
5月5日生まれがなぜ不吉かというと、3・5・7という数字は数が満ちる時と考えられ、しかも陰陽の陰にあたる数字なので不吉と考えられたそうだ。
3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕は、もともとはお祓いのための行事だったという。


昨日から日付が変わって午前1:00頃に、明日はどこへ聖地巡礼すべきか、ダウジングで伺ってみた。
誕生日だし、しかも旧暦1日(新月)と重なっているから、どこかへ巡礼するように指示が出るだろうと思って。
マップダウジングで示されたのは、以下の4社だった。
どこも、数回訪れている馴染みのある神社ばかりだ。

藤沢へ

というわけで、久々に神奈川県の藤沢と江の島聖地巡礼となった。
誕生日に、なぜこの神社の組み合わせなのかと考えてみる。
諏訪神社聖地巡礼するのは頻繁にあることだが、1日に3社も回ることは、あまりない。
我が家の三社造りの神棚でお祀りしている神さますべてにお参りできるから、ということだろうか。
それは、天照大神諏訪大明神弁才天だ。
天照大神さまはどこにお祀りされているのかというと、片瀬諏訪神社上社の境内社として皇太神宮があるのだ。
藤沢諏訪神社では、七福神としてお祀りしている内の大黒天さまにもお参りすることができる。


朝、目が覚めると、10:00になっていた。
8:00にセットしていた携帯のアラームを止めてしまったのだ。
「寝坊しました」といって、聖地巡礼をキャンセルすることなど許されない。
小田急新宿駅へ行き、11:30頃発の江ノ島行きロマンスカーに乗ろうとするが、満席だった。
仕方なく、11:28発の快速急行藤沢行きに乗り込む。
藤沢駅に着いたのは、12:30頃。
10:30頃に藤沢に着く予定だったので、2時間も出遅れてしまった。
急ぎ足の巡礼になってしまう。

藤沢諏訪神社

20分ほど歩いて、藤沢諏訪神社に着く。
この神社を初めて訪れたのは、2005年1月3日のことだった。
藤沢七福神巡りの一環としてお参りした。
あのとき、諏訪神社・白旗神社・皇太神宮と、3社連続でおみくじで大吉が出た。
そのときのことは、こちらの記事で書いている。↓


ここはちょっとした山になっていて、石段を登っていったところにある。
正月は初詣脚で賑わうが、それ以外のときには人の姿を見ることはあまりなく、ひっそりしている。
ここはいつ来ても、祈っていて、神気というか良い波動を感じる。
藤沢諏訪神社は、8月の例大祭では藤沢駅周辺まで神輿が練り歩き、かなり盛大なお祭りになるようだ。
人影は少ないが、地域の人々によってよく信仰されているという印象を受ける。



祭神は、建御名方富神(タケミナカタトミノカミ)と八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)。
諏訪神社は全国に多数存在するが、本来の諏訪大社と同様に夫婦神として祀られている神社はそう多くはない。
諏訪大明神の御神名も、古事記などのように「建御名方神タケミナカタノカミ)」ではなく「富」の字が入っている。
これは出雲の神の名に多く含まれる文字で、諏訪大明神も紛れもなく出雲族であることを意味している。
諏訪の神さまの出自についてはいままでいろいろと検討してきたが、『謎の出雲帝国』の記述にもあるように、やはり出雲の神であると考えるのが自然なのかもしれない。


今日の祈りの目的をダウジングで伺うのを忘れてしまった。
だが、52年間無事に生きてこられたことに感謝することだろう。
それと、地震沈静の祈りもすることに。
もちろん、聖地巡礼でいつも祈るように、世界と宇宙全体の平和と調和。
そして、この神社にお参りする人々と地域一体に住む人々がすべて幸せになり霊的成長ができ、地域全体が繁栄しますようにとも。
もちろん、神仏に対して個人の願い事など一切しないということは、神社仏閣でも家でも変わらない。


境内社である大黒天社と太子堂でもお祈りする。
大黒天がここにお祀りされているのは、もちろん「大黒=大国」というゴロ合わせから大黒天が大国主命と同一視されるようになったから。
つまり諏訪大明神の父神としてだ。
太子堂はもちろん聖徳太子をお祀りしている祠。
今日は時間が限られているので、15分ほどで神社を後にする。



大きな地図で見る

片瀬諏訪神社上社(上諏訪神社)

バスで藤沢駅に戻り、13:48発の江ノ電に乗る。
祝日で道路が混んでいたし、バスを待っていた時間も考えると、歩いた方が早かったかもしれない。
江ノ電は祝日ということもあって、かなりの混雑だ。
3つ目の鵠沼駅で降りる。


Amazonの地図をプリントしてきたのだが、それでもわかりずらく、迷う。
一度は歩いている道なのに。
なんとか15分ほどで、片瀬諏訪神社上社(上諏訪神社)に着く。
初めてお参りしたときには散々迷ったが、Googleマップのおかげでなんとかたどり着いた。
ここも小山の上に鎮座していて、長い石段が続く。
石段の下に賽銭箱が置かれていて、上まで上らなくてもお参りできるようになっている。
せっかく上まで上っていっても、なぜか門が閉まっていて境内に入れないのだ。



大きな地図で見る


片瀬諏訪神社は、上社と下社の2社から成っている。
全国に諏訪神社は5,000社あるとも10,000社あるとも言われているが、2社セットになっているところは珍しい。
ネット上では、片瀬諏訪神社だけだという記述があるが、これは誤り。
私がかつて訪れたところでは、茨城県日立市にもあった。
諏訪大社と同じように4宮ある諏訪神社は、さすがにどこにもないだろう。


片瀬諏訪神社(下社)に初めてお参りしたのは、2005年6月26日のことだった。
そのときは、上社の場所がわからずに、たどり着けなかった。
2005年7月17日に、やっとお参りできた。
下記の記事で書いている。



無人の神社のせいもあって、掃除もあまりされていなく、全体的に寂れた感じがする。
閉まった柵の前でお祈りする。
祈っていて、あまり「神の力」を感じないのは、前回と同様だ。
その点、次に訪れる下社とはかなり雰囲気が異なる。
片瀬諏訪神社も、例大祭は(2社合同で?)けっこう盛大に行われるようなので、崇拝者があまりいないわけではないだろうが、やはり無人の神社だとどうしてもこうなってしまうのか。


境内社の皇太神宮にもお参りする。
ここでも、52歳の誕生日を迎えられたことに感謝する。

片瀬諏訪神社

迷路のような住宅地を、地図を頼りに5分ほど歩いて、14:30頃に上社に着く。
ここを訪れたのは3回目だろうか。
下記の記事で書いている。


下社と違って、こちらは広々としていて、宮司さんも住んでいて、綺麗に掃除されている。
大鳥居が国道467号線に面しているので、道もわかりやすい。
お祈りを始める。
相変わらず、ここでは良い神気を感じる。



お祈りが終わり、社務所へ行ってチャイムを鳴らす。
おみくじを引きたいと言うと、奥さまが出てきた。
いつものように「今の自分に合ったおみくじを引かせてください」と念じる。
出てきたのは、6番の大吉だった。
おみくじには、こうある。

ふる雨は
あとなく晴れて
のどかにも
ひかげさしそう
山ざくらばな


「ふる雨は」の部分を読んで、ハッとする。
そういえば、さきほど江ノ電に乗っていたときには、窓ガラスに雨粒が当たっていたのだ。
だが、鵠沼駅を降りたときには、やんでいた。
ほんの5分かそこらの間に…。
またいつものように、「恩恵」をいただいたということなのだろうか。


もっと不思議なことが。
2005年6月26日に、この下社に初めてお参りしたときにおみくじを引いたところ、3番の大吉が出た。
次に2005年7月17日に再度お参りしたときにも、4番の大吉が出た。
そして3回目の今回も、また大吉だった。


こういうことが偶然に起きる確率は…。
おみくじ研究家(笑)としての今までの研究でわかっているのは、おみくじで大吉が出る確率は、平均的にはだいたい16%前後。
それに基づいて計算すると、3回連続して大吉が出る確率は、216回に一度ということになるのだが(計算が間違っていなければ)。^^;


入口のところの由緒書きを見ると、御祭神は上社が「建御名方富命」、下社が「八坂刀売命」となっている。
お祈りするときに「諏訪大明神さま」とだけ言っていたので、拍手を打って「失礼しました」と謝る。
諏訪大明神の神名に「富」の字が見られることと、妃神である八坂刀売命も御祭神となっていることからも、古くからの伝統が守られているようだ。

江島神社

最後の巡礼地である江島神社へ向かう。
駅でいうと、江ノ電湘南海岸公園駅がいちばん近いのだが、江ノ島まで歩いていった方が早い。
神社を出ると、まだ15:00前なのに、外はかなり暗くなっている。
雨が降ってきそうな気配だ。
国道を南へずっと歩き、江ノ電江ノ島駅を過ぎ、江ノ島大橋を渡る。


いつも聖地巡礼は16:00前には終わらせることにしているので、あまり時間がない。
夕方になると、いろいろと邪悪な存在も出てくるから、神社仏閣にお参りするのは控えた方が良いとされている。
特に神社というのはそういうところなので。
私が例外的に神社に暗くなってからお参りするのは、お祭りのときぐらいだ。


みやげ物やなどが並ぶ参道は、かなりの「渋滞」になっていた。
片瀬諏訪神社下社から30分ほどで、15:15に江島神社の鳥居前に着く。
3宮のうち、まず最初の辺津宮へ行くと、かなりの行列ができている。
並んでいる時間はない。
あとでお参りすることにして、隣の弁天堂に入る。


「裸弁才天」として知られる妙音弁財天像の前では、若い女の子が長い時間にわたってお祈りしている。
うしろで終わるのをずっと待つ。
なにか熱心に願をかけていることがあるのだろうか。
服装からすると、もしかしたら何か音楽活動をしているのかもしれない。


その私も、音楽活動について祈念する。
弁才天さまに捧げた『天の音〜弁才天賛歌』という曲を作りましたので、世に公開させてくださいとお願いする。
その歌には、こういうリフレインがある。

天の音 聴かせ給え
千の音 奏で給え


次に、中津宮でお祈り。
雨がパラパラと降り出した。
足早に奥津宮へ行き、さらに龍宮(わたつみのみや)にもお参りする。
江の島大師にもお参りしたかったが、16:00まであと5分ほどなので、辺津宮へ急いで戻る。


おみくじは…

16:00をちょっと回ってしまった。
辺津宮では、さきほどよりは行列が少なくなっている。
お祈りしたあとで、弁天堂の前でおみくじを引く。


江島神社を訪れる度に、思うことがある。
「さて、今日はおみくじはどうかな?」ということ。
江島神社はいままで何度もお参りして、少なくとも10回はおみくじを引いているのに、大吉をいただいたためしがないのだ。
平均的な確率からいうと、6回おみくじを引けば1回は大吉が出るはずなのに。
しかも、私がいままで各地を聖地巡礼しておみくじを引いた記録では、大吉が出たのは全体の26.8パーセント(2008/05/05現在)なのだ。
4回おみくじを引けば、1回は大吉が出る計算になる。
ところが、江島神社では、いままでの最高は「中吉」が何度か出ただけだった。


どういうことだろうか。
「マイナスの力」が働いているのだろうか。
三女神や弁才天さまにご縁があるのは間違いないだろうが、なにか粗相があったのだろうか。
というか、家でお祀りしているような、自分に身近な神さまほど、大吉はなかなか出ないというのは、あるかもしれない。
それと、いままでの経験から言うと、おみくじを引くときに、チラッとでも「大吉」などと頭の中で考えると、だいたい出ない。^^;
欲があるとダメなのかもしれない。
よく家族連れで神社へお参りして、いちばん小さい子だけが大吉が出たりする光景をよく見るのも、欲がないからではないだろうか。


さて、出てきたおみくじは、2番の「大吉」だった。
やっといただけたという感じだ。
「意思を強くもち努力すれば竜が天に昇るように出世します」とある。
べつに出世しなくても良いが、竜が天に昇るような後半生になれば良いと思う。


昨年2007年5月5日の誕生日には、大洗へ聖地巡礼して、大洗磯前神社でやはり大吉をいただいた。
そして今回は、片瀬諏訪神社下社での大吉に続いて、2回も大吉が出るとは。
やはり運勢が上昇しているということもあるのだろうか。


雨がパラパラと降る中を、片瀬江ノ島駅まで歩く。
けっきょく、この日は一度も傘を差さずに家に帰ることができた。
新宿に着くと、外は雨が降っている。
帰りの小田急の電車に乗っている間にも、雨は降っていたのだろう。
私が片瀬江ノ島駅に着いた直後から降り出したのだろうか。
いつもながら、龍神さまのご加護(?)に感謝する。

霊障か?

今日の巡礼では途中から頭痛が始まり、家に帰っても続いていた。
2番目の片瀬諏訪神社上社にお参りした頃からだったろうか。
あそこはけっこう荒れていたので、へんなものを連れて帰ってしまったかも。


こういうことは聖地巡礼をしているとしょっちゅう起きる。
電磁波に起因すると思われる頭痛とは、かなり症状が異なる。
だが、不思議なことに、家ではそのような霊障がまったくないのだ。
そして、霊障かもしれないと思われる頭痛も、一晩寝ると消えている。
この家全体が「バリアー」で覆われているのかもしれないと思うこともある。
だとしたら、いろんな神々をお祀りしているせいだろうか。
天照大神さま、建御名方神さま、弁才天さま、日本武尊さま、弟橘媛命さま、七福神さま、イエスさま、マリアさま、ベルナデッタさま…。

藤沢との縁

藤沢という土地とは、少なからず縁があるように思う。
過去生のあるときに住んでいたか、訪れたかしていたのかもしれない。
10年以上前のことだが、ある用事があって藤沢駅で降りたことがある。
そのときに、駅前の雰囲気が気に入って、「こういう町に住んでみたい」と思った。


いま思うと、やはり縁があるから自然とそう感じたのだろう。
その「縁」とは、諏訪大明神さまとの縁なのだろうか。
藤沢には3つも諏訪神社があるからだろうか。
ある沖縄のシャーマンによると、私は子供の頃から江ノ島に「呼ばれていた」のだという。
そういえばたしかに、若い頃に一人で江ノ島海水浴場まで行ったりしていた。
だが、神社などには興味がなく、江島神社までたどり着けなかったのだ。


ところで、現在住んでいる小平市花小金井は、どういうわけか江ノ島のほぼ真北に位置する。
偶然なのかもしれないが。
もし偶然ではないとしたら、どういう意味があるのだろうか。


おみくじを引いて大吉が出たのは、今年の正月から数えて、諏訪大社、走水神社、江の島大師に続いて、これで5回目だ。
1日で2つも出た大吉は、神さまからの誕生日プレゼントなのだろうか。


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