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チベット族チャン族=10支族の末裔か?


5月12日に起きた四川大地震震源に近い四川省汶川県(ぶんせん)には、ガパ・チベット族チャン族が住んでいる。
ガパ・チベット族羌族(チャン族)が居住する地域はガパ・チベット族羌族自治州とされている。


この地震が報道されたとき、「チャン族」と聞いて、ハッとした。
四川省には、古代イスラエルの失われた10支族(十部族)ではないかと考えられている「チャン・ミン族」が住んでいることを知っていたからだ。
昨日の夜、そのことが書かれた本を開いてみる。
すると、たしかにその民族に間違いなさそうだ。


その本『失われたイスラエル10支族』は、イスラエルのアミシャブ(AMISHAV)という機関の代表であるラビ・エリヤフ・アビハイル氏によって書かれた。
それは、失われた10支族を捜し求めている国家機関だ。
最近では、みのもんたが司会をする歴史ミステリーの番組でも登場して、その名称を知っている人も多いことだろう。


2006年末だったか、みのもんたの歴史ミステリーの番組で登場した彼らは、調査で来日するなり、諏訪大社を訪れた。
そのアミシャブのメンバーの一人が、このアビハイル氏だった。
「あれがモリヤ山(守屋山)です」と説明を受けて、顔色を変えて山に向かって真剣に祈っていた。
無理もない。
ユダヤ教徒が神聖視するエルサレムのモリヤの山と同じ発音なのだから。


ここに、面白いブログ記事がある。
2007年3月に再度諏訪の地を訪れたアビハイル氏らに、このブログの筆者が尋ねた。
「やまと」は、ヘブル語で何という意味なのか、と。
アビハイル師ともう一人のミカエル師はしばらく考えてから、「ヤ、マウトウ」ならば「Nation of God(神の国)」であると答えたというのだ。↓


大和の名が、本当にヘブル語(ヘブライ語)の「神の国」から来ているとしたら、それこそ歴史がひっくり返る一大事だ。
もちろん、日本人すべてが古代イスラエルの民の末裔だったら、どこかのトンデモ本と変わらなくなってしまうが、その「ヤマト」の名をもたらしたのがイスラエルの民だったとしたら、だ。
もっとも、こうしたこと「だけ」だったら、語呂合わせとか言葉のお遊びで終わってしまう嫌いがある。
トンデモで終わるか、そこから一歩先を行くかは、そこにプラスアルファの要素があるかどうかによるだろう。

『失われたイスラエル10支族』

考えてみると、この重要な本については、読書ノートしてまとめて紹介していなかった。
だが、たとえば下記の記事で触れている。


『失われたイスラエル10支族』ラビ・エリヤフ・アビハイル著、久保田有政訳、学研
"The Tribes of ISRAEL - The Lost and The Dispersed"

失われたイスラエル10支族

失われたイスラエル10支族


この本は、2,800円という価格だが、それだけの価値は十分にある。
というのも、アミシャブ(アミシャーブ)のこれまでの調査結果をまとめた、日本で最初に出た本だからだ。
古代イスラエル10支族の末裔だと考えられている世界各地の民族を紹介している。
もっとも多くのページを割いて紹介されているのは、アフガニスタンパキスタンに住むパタン族のことだ。
日本についても取り上げられているが、その記述に(日本人ならば中学生でもわかるような)誤りが多いのが残念なところだ。

羌岷族(ちゃんみんぞく)

『失われたイスラエル10支族』では、中国四川省に住む羌岷族(チャンミン、Chiang-Min
)についても紹介されている。
羌族は、岷江(みんこう)を臨む地域に住むので羌岷族とも呼ばれているという。
羌族は、20世紀初頭にスコットランドの宣教師トーランス司教の教えにより、キリスト教に改宗した。
彼らは自ら「アブラハムの子」を自称している。
伝承によれば、もともと地中海沿岸に住んでいたが、3年3ヶ月かけて中国の地に移住し、2300年間住み続けているという。


『失われたイスラエル10支族』で取り上げられているインドとミャンマーのシンルン族、ミャンマーのカレン続も、羌族に起源がある民族だと考えられている。
彼らは長年にわたって漢族との間で婚姻を重ねてきた結果、現在では外見は漢族とあまり変わらなくなってしまった。
羌族の性格的特長としては、正直さ、隣人愛、相互扶助、親愛、寛容、謙虚、廉恥、頑迷といった要素があるという。
なんだか、どこかの国の国民と似ているではないか。


羌族唯一神を信仰しており、神を「アバチ(精霊の父)」などと呼ぶ。
神に対する信仰の場が山であるために、「山の神」と呼んだりもする。
固有名詞としては、その唯一神を「ユイワ」と呼んだりもする。
「ヤーウェ」が長年かけて変化していったのだろう。
カレン続やシンルン続と同様に、彼らも神に犠牲を捧げる。
偶像を崇拝したり、異教の神に祈ったりすることは禁じられている。


神に犠牲を捧げるのは、山の頂上に築かれた土台の上に自然石で作られた祭壇で行われる。
それは、白い衣に身を包んだ世襲制の祭司の役目となっている。
彼らは偶像を崇拝しないが、真っ白な紙と白い自然石を神聖の象徴と考えている。
犠牲を捧げる者は沐浴し、身を清めなければならない。


動物犠牲を捧げることを除いては、神道の風習に似ているではないか。
だが、諏訪大社では江戸時代まで、その動物犠牲(鹿や兎の生贄)が供えられていたのだ。


羌族のその他の習慣としては、次のようなことがある。
家の扉の側柱とメズザ(ユダヤ教の小さい箱か筒の護符)に血を振りかけて、家内安全を祈る。【過ぎ越しの祭に相当】→沖縄に似たような風習が残っている。
夫が死ぬと、未亡人は夫の兄弟と結婚する。【ユダヤのレビラート婚】→かつて日本にもその風習があったという。
女性が髪をむき出しにするのは恥ずかしいことで、白いスカーフで頭を覆っている。→結婚式での角隠しを思い出す。
第10の月の1日が新年。【ユダヤ暦と同じ】→日本でも…


このように、羌岷族が古代イスラエル10支族の末裔である可能性は、きわめて高い。
顔つきが現代のイスラエルに住む人々と異なっていても、漢族の血が多く混ざった結果としては不思議はない。
そして、古代日本に同じようにイスラエルの民が訪れていたとしても、同じような結果になったのではないか。
たとえ現代のイスラエル人と外見上の相違が大きいとしても。
あの秦氏の子孫だという東儀秀樹氏にしても、西域の民の血が混じっているとしてもおかしくないような顔立ちをしているではないか。

古代の羌族とは別?

ところで、下記サイトによると、中国古代の歴史に登場する羌族(きょうぞく)は、四川省に住む羌族(ちゃんぞく)とは別の部族だという。↓
彼ら自身がそう言っているというのだが、はたしてどうなのだろうか。
http://members3.jcom.home.ne.jp/qiangzu/


その反面、このような学者の意見もあるのだが。


いずれにしても、10支族が古代に四川省まで来ていたのならば、さらに東へと進んで日本にたどり着いたとしても不思議はないだろう。
失われた10支族の末裔が住んでいるといわれる土地は、だいたいイスラエルから東方への延長線上にある。
10支族は、彼らが特別に神聖視していた方角へと、つまり、とにかく日出る処の東へ東へと向かった可能性が高いだろう。
そして、その東の果てにある国が、日本なのだ。
ちなみに、エルサレムから真東へと進んでいくと、ちょうど鹿児島県あたりを通る。
ちょうど、天孫降臨があった日向の高千穂の候補地のひとつとされているところであるのは、偶然だろうか。


チャン族が住む土地では、この春のチベットの暴動でも騒然となったところだ。
そして、この大地震で命を失った人々も多数いる。
これでまた、各地に離散した古代イスラエルの民の末裔の数が減ってしまう結果となってしまった。
羌族の住む土地では今回の四川大地震で甚大な被害を蒙っていると思われるが、情報が少ないためにその実情はなかなか伝わってこない。
亡くなった人々の冥福を祈りたい。


【参考サイト】


羌族については、『猿田彦秦氏の謎』(清川理一郎著)でも、古代イスラエルからの民として取り上げられている。
諏訪神社 謎の古代史』で、古代イスラエルとの関連をいち早く紹介されていた著者による本だ。


猿田彦と秦氏の謎―伊勢大神・秀真伝・ダビデの影

猿田彦と秦氏の謎―伊勢大神・秀真伝・ダビデの影


アミシャブの日本マスコミ登場によって、諏訪大社古代イスラエルの関係が急激に注目を浴びることとなった。
この本は、その内容すべてに同意できないとしても、この問題を論じるにあたって必読の書だろう。

諏訪神社 謎の古代史―隠された神々の源流

諏訪神社 謎の古代史―隠された神々の源流


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