Yahoo!で見つけた、とても嬉しいニュース。
四川大地震の被災者への街頭募金で、全財産を寄付したというホームレスの男性がいた。
その男性については、5/26の記事で書いたとおり。↓
- ホームレス男性が全財産寄付(四川省)
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20080526/sisen
そのホームレス男性が、なんと見つかったという。↓
- <四川大地震>全財産寄付したホームレス男性を発見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080605-00000027-rcdc-cn
募金の際に紙切れに書かれた名前を頼りに、ネット上で知り合った人々が「王さんを探し出そう」と立ち上がった。
この話がもっと感動するのは、四川省の機械メーカーが「王さんを雇用したい」と申し出たこと。
こういう善良な人物を、神さまは放っておかないんだろうな。
もうひとつの感動的な話
四川大地震関連のニュースで、もうひとつ感動する話があった。
ある実業家が、14億円を被災地復興のために寄付したというのだ。↓
- <四川大地震>震災孤児の実業家、14億円を被災地復興に寄付
http://www.recordchina.co.jp/group/g19286.html
その実業家である張祥青(ジャン・シャンチン)氏は、唐山市豊南村の出身で、1976年7月28日に起きた唐山大地震の震災孤児だった。
張氏は、こう語る。
「32年前の唐山大地震で孤児となり、当時、人民解放軍が私たち被災者のために朝から晩までしてくれた救助活動や家屋の再建、物資の配給が今でも忘れられない。今、自分にはささやかな協力しかできないが、被災地の復旧を支援することは1人の中国人として当然のことだと思っている」
自然災害にひとかけらでも存在価値があるとすれば、それは、われわれに助け合う気持の大切さを思い出させてくれることだろう。