探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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年末の失業者と炊き出し


これが今年最後のブログ記事になるだろう。
明日からの諏訪・伊勢・熱田聖地巡礼の準備で忙しいので。


このブログ記事を読みにきてくださる方々は、今頃きっと暖かい部屋の中で、年末休みをのんびり過ごしていることだろう。
だが、その当たり前のこともできない人々が、今年は特に非常に多くなっているようだ。
今日の食べるものや寝る場所にさえ困っている人々が。


いま直近で心が痛むことは、なんといっても、派遣切りによる失業者のことだろう。
世界の急速な経済不況が進む中で、大企業がどんどん派遣社員を解雇していく。
そして突然に寮を追われ、今日の食べるものにも困る人々が急増している。


ある人は、「50歳をすぎたら仕事はない」と派遣会社に言われたとか。
52歳の私としても、他人事ではない。
いまはフリーの身分で、安定した収入ということでは、将来のことはわからない。
IT業界に身を置き、常駐先は儲かっている超大企業だから、まだ救われているかもしれない。

東京では

昨日の夜、新宿の新宿中央公園の広場では、炊き出しに300人以上が列を作ったという。
炊き出しを行なったボランティア団体によると、集まる人々は昨年より2割ほど多く、若い人も増えているそうだ。


日比谷公園では、失業者や住む場所を失った派遣労働者たちのため、31日〜1月5日朝まで、「年越し派遣村」が開設される。
弁護士が労働相談や生活相談に応じたり、炊き出しを実施するという。

トヨタの町」も

特に象徴的なのは、「トヨタの町」での失業者の急増だろう。
日本の経済成長の象徴であるトヨタも、創業以来初の赤字転落となり、2009年3月までに期間従業員約3000人が削減される。
名古屋でも、路上生活者が炊き出しに並び、中にはトヨタ関連企業を解雇された人もいるという。

ネットカフェ難民もいるが

このような人々に対して、ネットカフェを「住居」にできる人は、まだ恵まれている方だろう。
月々数万の金をネットカフェにつぎ込める人は、少なくとも炊き出しに行く必要はないだろうから。
でも、住む家がないというのは可哀想なことだ。


この年末に、いろんな団体が炊き出しを行なっている。
尊いことだと思う。
そういうことを行なう人々は、自ずと正(プラス)のカルマを蓄えることになるのだろう(つまり徳を積むということ)。
私は聖地巡礼に出るため、炊き出しなどには参加できないが、「自分ができること」をやりたいと思う。
明日からの聖地巡礼では、「失業者たちのために祈るように」という指示が出ている。


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