探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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仕事に恋する


今日の朝日新聞朝刊の広告で、尊敬する稲盛和夫師の新刊を見つけた。
説明するまでもなく、世界的な企業である京セラと第二電電(現KDDI)を設立した人物だ。
稲盛師のどういうところに尊敬するかは、既に3年前の記事で書いている。

『働き方−「なぜ働くのか」「いかに働くのか」』(稲盛和夫三笠書房

働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」


広告には、この本の内容が書かれている。

  • 仕事に「恋をする」
  • 昨日より「一歩だけ前へ出る」
  • 一見不幸なように見えて、じつは幸せなこと
  • イノベーションに至る「確かな地図」
  • 願望を「潜在意識」に浸透させる
  • 能力を未来進行形で考える
  • 誰にも負けない努力は、自然の摂理
  • 「掃除一つ」でも人生は変わる
  • 素人の力―「自由な発想」ができる
  • 「製品の泣き声」に耳を澄ませてみる
  • あえて「人が通らない道」を歩く
  • 仕事一番大事なことは「細部にある」
  • 継続する力―「平凡な人」を「非凡な人」に変えるもの
  • 持てる力をすべて出したとき”神が現れる”
  • 苦難、成功いずれにしても「私たちは試されている」

仕事を好きになる

この中で、特に共感を覚えるのは、「仕事に『恋をする』」ということだろう。
若い頃は、詩文が仕事好きになるなんて考えられなかった。
仕事は日々の糧を得る手段と割り切っていた。
だが、ここ数年になって初めて、仕事が好きになってきたかもしれない。
好きで好きでたまらないというほどではないが、楽しさがわかってきた。


いつも思っているのは、結果を考えずに何かに一生懸命打ち込めば、「結果」は出るということ。
スピリチュアル的な観点では、この「結果を考えずに」というところが重要ポイントだ。

人が通らない道を歩く

「あえて『人が通らない道』を歩く」というのも、共感を覚える。
農耕民族的な発想では、つい人が作った道を歩きたくなるだろう。
だが、人と同じことをやっていたのでは、独創的な大企業の創業者にはなれないだろう。

仕事に不満をもたない

さいきん仕事が忙しくて、つい不満を持ちたくもなる。
だが、自分に与えられたことは自分の魂の成長のための「カリキュラム」なのだ。
だから、文句ばかりたれていてはいけないだろう。
辛い仕事の中にも、なにかしら「好きなこと」を見つける。

スピリチュアルな創業者

稲盛師は、スピリチュアルな世界に理解を示して、ついには出家してしまった人だ。
そういう人が仕事についての本を書くのだから、説得力がある。
「お金お金」の人では絶対ないから。
特に「今の仕事がイヤでしょうがない」という人には、読んでみる価値ありかも。


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