中国の海の女神、媽祖(まそ)さまをお祀りした、横浜中華街の横濱(よこはま)媽祖廟。
そこに、7月7日に新たなお祭りが加わる。
今春、台湾から新たに祭られた縁結びの神さま「月下老人」にちなんだ良縁祭だ。
今朝の朝日新聞でも紹介されていた。↓
- 恋を結ぶ「月下老人」 横浜中華街に新しい祭り
http://www.asahi.com/national/update/0704/TKY200907040174.html
月下老人など、媽祖廟に新たな神さまが加わったことについては、今年3月20日の媽祖祭の記事で書いた。↓
7月7日に良縁祭を行なうというのは、七夕にもちなんだことなのだろうか。
新たに販売開始された「良縁セット」は2000円で、赤い糸、祈願カード、お守りが付く。
媽祖廟の事務局によると、「男女だけでなく、就職など様々な縁がかなう。中国の神様は懐が深いから」とのこと。
媽祖は華人が住むところならば世界中で広く信仰されている。
だが、横浜では廟ができて3年たっても、知名度はイマイチ。
それで、こんどは縁結びの神様を勧請して、主に女性たちの心をつかもうということなのだろうか。
月下老人とは
月下老人(または月下老)と「赤い糸の伝説」については、2年前の下記の記事で紹介しておいた。
上記の記事は相変わらず長々と書いているけれど、月下老人と「赤い糸の伝説」の元になった話についてだけ知りたいというのならば、こちらを読んでみてください。
「赤縄を結ぶ」というのは、男と女が恐いほどに結び付けられているということなんですね。
「縁(えにし)」というのは、イコール「カルマ」でもあるわけです。
でも、そのカルマにはプラスもあればマイナスもあるのです。
横浜媽祖祭2009
3月20日に撮影した動画だが、まだYouTubeで公開していなかった。
今日、YouTubeで横濱媽祖廟の媽祖祭の動画を公開した。
今年初めて参加できたが、予想以上に盛大に行なわれていた。
いろんな趣向を凝らしたものが行列に練り歩いて、なかなか楽しい。
ただ、爆竹の音がすごいので、両手を自由にできる状態で見に行った方が良い。
その心は?
運悪く、目の前で爆竹が破裂したときに、ものすごい音なので、すぐに両耳を塞ぐことができるように。
6分程度に編集した動画をYouTubeにアップしました。
ちなみに、媽祖廟では屋内の撮影は禁止されています。
この動画は、建物の外から内側の様子を撮っていて、これならば容認されているみたいです。
媽祖さまにお許しを得てからアップしました。