探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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女神さま方をお祀りした日


この記事は、下の方に書いている今日の記事の続きです。
そちらから読んでください。


今日は、渋谷の東急ハンズへ行ってきた。
イブゥ・ラトゥ(カンジェン・ラトゥ・キドゥル、ニャイ・ロロ・キドゥル)のバティックペインティングを入れる額縁と、祭壇用の布を買った。
また、花と果物も買ってきた。
今日から、新たな女神さま2柱をお祀りすることになった。
イブゥ・ラトゥと、デウィ・サラスワティ(サラスヴァティ、弁才天)だ。

2柱の女神とのご縁

ちなみに、イブゥ・ラトゥ(Ibu=お母さん、Ratu=女王)というのは、西ジャワの人々がそう呼んでいるようだ。
中部ジャワでは、「カンジェン・ラトゥ・キドゥル」などと呼ばれる。


サラスワティさまは、もともとはインドのヒンドゥー教のサラスヴァティ女神が仏教に取り入れられ、天部の神として日本にも伝わり、弁才天(弁財天)の名で信仰されるようになった。
弁才天」の「才」が「財」にもつながるということで、お金も司る女神とされるようになった。
本当はお金などにはまったく関係なく、女神さまにとってはいい迷惑かもしれない。
人間というのは本当に勝手なことをするものだ。


イブゥラトゥについては、話せば長いストーリーになる。
ジャワ人たちの多くがいまだに畏れ敬い、ジャワ島の海を司る、優しく且つ荒ぶる(?)女神さまだ。
興味がある方は、私の一連のノンフィクション作品群を読んでください。↓
あっ、でも私が書くものだから、一つ一つが長〜いので、気軽に読んでみようと思わない方がいいかも。^^;

  • 『女神の贈り物−バリ・ジャワに不思議を求めて』
  • 『愛あるところへ−バリと女神に導かれて』
  • 『スンディリ・ラギ−バリ島傷心旅行』
  • 『地球の華−南海の女王巡礼の旅』

メニューは、下記ページにあります。
『スンディリ・ラギ』などは、さすがに内容に恥ずかしいところがあるから、ある日突然消えてなくなるかも。^^;

カンジェンラトゥさまだけのことを書いたものを読みたいという人は、私が作ったこちらのサイトをどうぞ。
たぶん、日本でいちばん詳しい情報を得られます。^^


それから、その後にラトゥさまを信仰することを「封印」されたことについては、『聖地巡礼ファイル』の「#279 女神と龍の島」で書いています。
私と弁才天さまのご縁についても、これを読めばわかると思います。


イブゥ・ラトゥさまを日本でお祀りしている人など、他にいるだろうか。
いないとすれば、私が初めてそうする人間ということになる。


私がいままでの半生で体験してきたことを、前置きとして紹介するだけでも大変。^^;
サワスヴァティさまについては、過去生で(インドで?)信仰していたこともあったかもしれない。

女神さま方の祭壇

そんなこんなで、53歳にして、この美しい女神さま2柱をお祀りすることになった。
弁才天さまについては、すでに江島神社の神札を神棚でお祀りしているし、七福神の1柱としてもお祀りしている。
今回は、サラスワティ女神さまとして新たにお祀りすることになる。


東急ハンズで買ってきたアルミのA1サイズのフレームは、バティックの布よりはちょっと小さめだが、なんとか収めることができた。
ジョグジャカルタのタマンサリ(水の宮殿)という王宮施設があって、そこに巡礼に行って出逢ったガイドが連れて行ったのが、彼の家が経営するバティックショップだった。
そこで見せられたのは、なんとイブゥラトゥを描いた大きなバティックペインティングだった。
以前に、このような絵をジョグジャで探し回って、見つからなかったのだ。
これも、女神さまに導かれたとしか思えない。
見せられた絵はあまりも大きいので、もっと小さいのをということで、出してきた2枚のうちの1枚を気に入って、買ってきた。
値段は35万ルピア(約3500円)とちょっと高かったが、値切らずに言い値で買った。


スラバヤのCからもらったサラスワティさまの油絵は、額縁に入れずにそのままお祀りするように指示された。
買うと言っているのに、なんとしても金を受け取らない彼女だった。
1ヶ月断食・禁欲して、苦労して描いて、祭壇に祀っていた絵なのに、なんともったいないことだろう。
ラトゥさまの祭壇用には、もちろんシンボルである深い緑色の布を買った。
サラスワティさま用には青色の布と思っていたが、龍の紋様が入った青い布があったので、それに決めた。


ジャカルタのDからもらってきた、彼が描いたイブラトゥの絵は、額縁に入っていたので、そのまま飾ることに。
旧暦1日・15日ではないが、記念すべき日ということで、お供物をお供えする。
花屋で買った花の花びらだけ取って、皿に盛る。
これはジャワ式だ。
それぞれ水と果物もお供えする。
そして、女神さま方にお祈りして、お祀りする許しを請う。
ラトゥさまには、「まだご縁がありますならば、インドネシアの平和と、インドネシアと日本の友好を築くために、どうか私をお使いください」と。


こうして、美しい女神さまの絵とともにお祀りできるとは、無上の喜びだ。
インターネットで紹介させていただくお許しを得たので、写真を載せておく。
ダウジングの指示で、神々の祭壇と仏壇がある手前に祭壇を築かせていただいた。
私の部屋は、こんな風になった。


Cが描いたサラスワティさまは、ヴィジョンで見たものを絵にしたという。
本当に美しいお顔だ。
この写真には写っていないが、東急ハンズでピッタリの布を見つけられて、ラッキー。
オン・ソラスバテイエイ・ソワカ


このバティックペインティングを描いた主も、もしかしたら霊的修行を積んだ人かもしれない。
今回、この絵に導かれたのだろうか。
目の高さが微妙に違うのは、デッサンが狂ったのではなく、ジャワ人のやることだから、何か意味があるのかもしれない。
この祭壇の布の色こそ、女神さまがもっとも好まれるものだ。
ラトゥさまの本拠地であるパラントゥリティス海岸には、緑色の服を着て行ってはいけないと言われている。
着ていった者は、女神の怒りを買って海に沈められてしまうと信じられている。


Dからもらったこの絵も、美しい。
彼も霊感があり、イブゥラトゥに対する深い信仰をもって描いている。
お顔がちょっと欧米人的だ。


これらの写真を見て、何か感じるものがあった人は、教えてください。
また、わが家の祭壇にお参りしたいという人がいたら、老若男女誰でもどうぞ。
そんな人はいないかもしれないけれど。
また、イブゥラトゥを敬愛する人々の世界的な横のつながりをもつため、何らかのコミュニティを作ろうと考えています。
賛同される方、ご連絡ください。


なんだか今回の聖地巡礼は、女神さまの絵をもらいに行った旅でもあったような…。
いまだに私は、イブゥ・ラトゥになぜ惹かれるのかわからない。
というか、なぜ導かれるのか。
これがまだ、ひとつの大きな謎となっている。


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