Blackberry Boldの使い心地 - 探求三昧（はてな支部） - 地震前兆／超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

BBB（Blackberry Bold 9000）を買ってから、2週間ほどたった。
衝動買いに近い形で買ってしまったが、他のスマートフォンなどと、もっと比較しても良かったかもしれない。
まあ、でも特に不満なところは今のところない。
しいて言えば、キーボードと画面が小さいことだろう。
最近のスマートフォンは横置きの画面で液晶が大きいものが多いので、どうしても小さく見える。
当たり前だが、老眼の人には向いていない。
将来、横置きでキーボードがスライド式のBlackberryが出てくることを期待したいところだが、あんまり可能性はないかも。
そうなると、まず片手での操作が難しくて、Blackberryユーザーには敬遠されるかもしれない。

日本では、今のところはiPhoneの方がポピュラーだろう。
BlackberryとiPhoneが比較される時によく言われるのが、Blackberryは仕事用で、iPhoneは遊びに威力を発揮するということ。
たしかにBlackberryは、企業で一括で導入したりと、ビジネスで利用されることが多い。

スマートフォンの良いところは、普通の携帯のような制限なしにWebブラウジングができることだろう。
パケホーダイダブルやBizホーダイダブルのような上限ありのサービスができて、接続料金も気にせずに済むようになった。
私のような使い方では、どうせ毎月上限に達するだろうと思って、チェックもしていない。

BBBの使い勝手

漢字変換は、けっこう満足できるレベル。
入力途中で、変換候補がポップアップで出てくる。
iPhoneは、日本語変換がかなりダメらしい。
このへんが、良くも悪くもAppleらしいな。
iPhoneも、ドコモが出したらちょっと考えてもいいけれど、SBは通信障害とかけっこうあるので信頼性に疑問がある。

PCの連携ソフトは、やたら重くて使い勝手が悪い。
ソフトを使わずにPCにカードを差し込んでデータのやりとりができるものは、そうした方がいいかも。

BBBは、まだ日本での利用者の絶対数が少ないこともあって、口コミ情報などが限られている。
何か問題が起きたとき、自分で解決しなければならないことが少なくない。
ただ、世界中では利用者数が多いから、海外での口コミ情報やアプリの数は多い。
もちろん、英語の読解力が求められる。
下で、YouTube動画の再生方法を解説しているが、時にはこういうことも自分で海外サイトから情報を探さなければならない。
英語が苦手な人は、最初からBBBを選ばない方がいいかもしれない。

MicroSDカード

MicroSDカードは、思い切って最大容量の16GBのものを買った。
なぜか東芝製が安かったので、Amazonで5,000円ぐらいで購入。
これだけあれば、たとえば外出先でかなり長い動画を撮影しても、十分だろう。
まあ、画質がイマイチだから、あんまりそういう用途では使わないだろうが。
ためしに音楽（mp3）とか動画とか、PCからいろいろデータを転送してみた。
YouTubeなどで公開している自作曲とか、お気に入りのアーティストのビデオとか。

充電対策

BBBを仕事場で使い始めて思ったのは、けっこう電池の消耗が激しいこと。
昼休みとかにWebを見たりメールを受信したりして、帰宅する頃にバッテリーの残り表示が半分ぐらいになっていることもある。
そこで、充電対策をいろいろ考えてみた。
まず、仕事場では、USBケーブルでPCから電源をもらう。
そして外では、乾電池から充電するのが基本だろう。

fuel rechargeable battery pack (case-mate)

ネット上でいろいろ探してみて、面白い製品を見つけた。
一見ただのホルスターだが、じつはBBBを装着すると充電してくれるというものだ。
ホルスターというのは、BBBをベルトに固定する入れ物のこと。
本来は、よくスパイ映画に出てくる、体に身につけて拳銃を収める入れ物をそう呼ぶ。

BBBを買うと、ベルト装着用の純正のホルスターが付いてくる。
かなり頑丈な皮製で、フタが磁石で吸い付くようにカチッと収まるところが良い。
だが、充電もしてくれるホルスターがあると知れば、それを買うしかない。
薄いホルスター本体に、充電用バッテリーが埋め込まれているのだ。
『fuel rechargeable battery pack (case-mate)』という製品名だ。
米国の製品で、まだ日本で売っているところが少ない。
かなり人気があるのか、扱っている店が品切れだった。
そこで、ヤフオクで見つけて、落札した。
市価よりも1000円ほど高かったが、他に入手できるところがなかったので仕方ない。
秋葉とかを歩けば見つかるかもしれないが。

このホルスターが、おととい届いた。
この製品自体はホルスターだけで、これ自体の充電のための電源は、別途用意する必要がある。
Blackberry用のアプリをインストールしたPCならば、BBB添付のUSBケーブルで接続すれば、充電できる。
または、ACから電源を取れるUSBケーブルのセットでも充電可能だ。
私は上記もヤフオクで、1500円ぐらいでゲットした。
香港からの発送で、数日かかるそうで、まだ届いていないが。

さっそくPCから充電してみた。
USBケーブルにつなぐと、まず自分自身（ホルスター）の充電が始まる。
充電中はホルスターのLEDが赤色に点灯し、充電が終わると緑色の点灯になる。
次に、Blackberry Bold本体の充電が始まる。
この製品のバッテリー容量はBBBの1.5倍だから、標準の2.5倍の大容量バッテリーを取り付けたのと同様になる。
特に聖地巡礼の時には、力を発揮してくれることだろう。
Webにつなぎまくって、これだけでバッテリーが1日もつかどうかは、経験してみないとわからない。
もしダメならば、他に乾電池からの充電も考えなければならない。

商品の詳細は、下記のページにある。

case-mate fuel rechargeable battery pack BlackBerry Bold｜商品詳細
http://www.pocketgames.jp/item_detail/itemId,764/

ホルスター取り付け時に必須なストラップ

ホルスターをベルトに取り付けるクリップ部分は、本体から取り外しができない。
なので、女性向きではないかもしれない。
ホルスター毎バッグに入れておくこともできるが、クリップ部分が邪魔に感じるかも。
固定する部分は、間違ってちょっとさわるとBBBがはずれてしまう危険がある。
私の場合は、伸縮自在のストラップをつけて、それをホルスターに固定するようにしている。
長さ70センチまで伸びてくれる。
これでも短いと感じることもあるが、これ以上長いと、立っていても落として地面に激突する危険性があるかもしれない。
こういうストラップはたくさん出回っているが、選ぶ際のポイントは、ケーブルの途中で着脱可能になっているかどうかだ。

ストラップの紐は、あまり太いのだとホルスターに収まらなくなるかもしれない。
ソフトケースとかスキンとかも、ほとんどはホルスターと一緒には使えないだろう。

公衆無線LANサービス

Blackberryは、ドコモの公衆無線LANサービスに対応している。
BB専用のインターネット接続サービスに加えて、ホットスポットからもネット接続できるようになる。
月額315円と、かなり安い。
これを申し込もうと、近所のドコモショップへ行った。
だが、あんまり利用するメリットがありませんよと言われた。
一応サービス上は54Mbpsの速度なのだが、ベストエフォート式で、実際は数MBしか出なくて、通常のFOMA受信時3.6Mbpsと、あんまり変わらないというのだ。
それで、そのときは引き上げてきた。

だが、標準の通信方式では、YouTubeの動画が見られないという大きな欠点がある。
そこで、今日電話して、公衆無線LANオプションを申し込んでみた。
今日、さっそく試してみた。
花小金井駅前に行けば、どこかホットスポットがあるだろうと思って、無線LANをスキャンしてみる。
すると、駅前のマクドナルドで、BBモバイルポイントのサービスをやっているようだった。
マクドナルドの店の前にあるベンチに座って、さっそく設定して接続してみる。
だが、無線LANの電波が弱すぎるのか、YouTubeでのストリーミング再生は失敗した。
（後でマニュアルを見たら、設定で足りないところがあったことが判明）
こんどはマクドナルドの店内で試してみることにしたい。
ところで、『BBモバイルポイント』って、ソフトバンク系列のサービスみたいだが、なんでドコモの無線LANサービスでここが使えるのだろう？

蛇足だが、無線LANサービスを利用しないとBlackberryでYouTubeの動画を再生できないと思っている人がいるようだ。
だが、VUCLIPというWeb上のサービスを利用すれば可能になる。
YouTubeのflv形式のファイルをWeb上で3gp形式のファイルに変換して、Blackberryで再生できるようにしてくれるサービスだ。
ちょっと画質と音質が落ちて、またちょっと待たされるが、いったん変換されたファイルはBlackberryのメデイアカードや本体に保存することができる。
英語だが、こちらのページで詳しく説明してくれている。