探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生


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昨日2011年3月11日14時46分頃、太平洋三陸沖を震源として、マグニチュード9.0の地震が発生した。(当初のM8.8より変更)
地震と、それに伴う津波によって、多くの被害が出ている。
気象庁はこの地震を「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名した。
「東北・関東大地震」などとも呼ばれているようだ。


朝日新聞などでは、地震と津波の被害を含めて「東日本大震災」という呼び方もしている。
M8.8は、1923年の関東大震災のM7.9を上回る日本国内観測史上最大の地震となった。
1900年以降、世界で4番目に大きな地震だという。

未曽有の大震災

地震、津波、火災、放射能漏れ、交通機関のトラブル、電話などライフラインの障害などが重なり、東日本は大変な状況が続いている。


私は現在、某携帯キャリアのためのソフトウエアを開発している。
両国にある、その顧客の大企業のビルで作業をしている。
昨日は、そのビルの10階で、この地震の本震を体験した。
非常に長く、強い横揺れが続いていた。


Google EarthのUSGS提供の地震情報の画像を貼り付けておく。
今日(2011/03/12)22:00時点の情報だ。
余震の傾向として、震源がかなり広範囲にわたっているというのがあるかもしれない。

地震の体験

作業場所は、両国から歩いて5分ちょっとのところにある20数階建てのビルだ。
ビルの中にいて、あれだけ大きく揺れたというのは、54年間の人生の中で初めてだろう。
墨田区のあのあたりは地盤が弱いのか、またはあのビルが地震の時に揺れるように柔構造の設計になっているからなのか。
とにかく、かなり大きく揺れた。
机の下にもぐった人々もいた。
10階よりもっと上のフロアでは、机の上のPCが落ちたりもしたらしい。
だが、停電になるようなことはなく、度重なる余震の中で、作業を続けることができた。


現在私が行なっているのは、数百万人が利用することになるだろう携帯システムの開発だ。
2月中旬から作業に入り、C言語によるコーディングを行なっていた。
来週からは、単体試験が始まるというところだ。
GW明け頃までは、土曜日も含めて働き、日曜日だけ休めるという状態が続くだろう。
毎日帰宅は0時前後で、ブログを書く暇はほとんどない。


昨日、作業場所で地震の情報を得たかったが、セキュリティ上の理由により、PCはWebに接続できず、十分な情報が得られなかった。
またノートPCの持ち込みも禁止されていて、BlackBerryだけが頼りだった。
昨夜は、22:00すぎまで、開発要員が待機をさせられていた。
というのは、その携帯システムのサーバーがある場所で電源供給ができなくなり、そのビルのサーバーに切り替えが行われるためだった。
解放された後も、電車が止まっていて、帰宅ができない状態だった。
食料を確保しに、両国駅前のコンビニに行ってみた。
だが、弁当、おにぎり、パン類は全部売り切れ。
仕方なく、カップのお茶漬けやカップ麺などを買って食べた。


開発の仕事が多忙だということもあって、今日の11:30まで徹夜で仕事をしていた。
私はその某携帯キャリアの携帯を利用しているが、昨日から今日にかけて、まったく携帯がつながらない状態だった。
自宅がどういう状態か知りたかったが、まったく役に立たなかった。
母のことが心配だった。


今日、11:30に仕事を終えて、昼食を食べた後で帰宅した。
同じように職場などに泊まった人々が多かったようで、電車は昼頃でもかなり混雑していた。
ずっと運行停止していたJRや私鉄も、昨夜深夜から今朝にかけて運行を再開したところが多かった。
総武線は、両国と錦糸町の間で川に架かった橋を渡ることもあってか、地震の時には運行停止することが多い。
職場ではほとんど寝ていなくて、帰宅してから夕方に2時間ほど寝ただけだ。

家での被害

13:00頃に帰宅してみると、2階の私の部屋は大変なことになっていた。
本などが本棚から落ちて散乱していた。
また、高い本棚の上にある神棚の一つが倒れ、供物や鏡や石の玉などが下に落ちていた。
榊立てが2本落ちて、粉々に割れて破片が部屋中に散乱していた。
母も、私が帰宅する直前に、2階がそういう状態になっていることに気づいたという。
母がいる1階はあまり大きく揺れず、物が落ちたりしなかったから、2階に上ってくるまで気づかなかったようだ。
古い木造の家なので、東京を大地震が襲ったら危ないだろう。
今回の地震では、小平市は震度5弱を記録していた。


三社神棚と一社神棚が置かれた本棚は大きく揺れたようだが、他の本棚も含めて、倒れたりはしていなかった。
ギタースタンドに立てかけたエレキギターとアコースティックギターは倒れていたが、特に傷はついていなくて良かった。
仏壇の位牌も倒れていた。
だが、低い引き出しの上に置いた七福神像や十字架やマリア像はまったく無事で、コップも倒れていなかった。
これはちょっと不思議かもしれない。
マリア像などは、ちょっとした揺れで倒れてもおかしくない不安定なものなのだが。

福島第一原発で爆発

福島第一原子力発電所では、今日15:36頃に、何らかの爆発的事象があった。
爆発は、格納容器外でのことで、原子炉を覆っている格納容器には影響はないという。
半径2Kmの住民は避難した。


福島第一原発といえば、6年ほど前に福島へ聖地巡礼した際に、この原発の近くの神社仏閣で地震沈静の祈りをしていた。
その直後に原発の故障や事故があった。
今年になってあまり聖地巡礼できなかったのが悔やまれる。
亡くなった人々や生存者のために、祈らなければならない。


 

地震の体感(前兆)

今回の地震の前兆かもしれないということを書いておく。
まず、以前から思っていたことだが、遠くの大きな地震の前兆として、「眠気」もあるかもしれないと考えている。
先週から今週初めあたりにも、職場でかなりの眠気に襲われていた。
最初はニュージーランドの地震の前兆かと思ったが。
あくまでも可能性の一つとして考えているが、岩石破壊によって生じる電磁波と、眠気との間に関係があるかもしれない。


今週はじめ頃には、軽い頭痛もあった。
また昨日はピー音の耳鳴りもあった。
東北の余震の前兆かもしれない。

地震関連の情報

YouTubeで、TBSで地震関連のニュースをライブ配信している。
私もこれをずっと見続けている。
Google Chromeブラウザで別タブで別ページを見ている時でも、音声は聞こえている。


 


最新の地震情報



デマのチェインメールが多発しているとのことで、注意してください。

大地震に備える

今回、日本の歴史で体験したことのない最大の地震が起きた。
これだけ科学が発達した現代でも、地震や津波などの自然災害を回避する術はない。
私たちは、数千年前の人々と同様に、災害に対して無防備でいなければならない。
助かる・助からないは、紙一重の状態という場合もあるだろう。
首都圏・東京も、いつかはこのような大地震に見舞われる可能性が高い。
今回の津波を見ていて思うのは、やはり海辺に住むというのは、地震や津波の被害という点でリスクが高くなるということだ。
今回の地震では、海岸から4キロ離れたところでも、津波の第一波が届いて被害が出ている。
東京でいうと、湾岸の0メートル地帯やウォーターフロントのようなところでは、液状化現象や津波などが起こりえる。


だいたい私は頼まれても23区内には住みたくはない。
大地震発生時の周囲のビルの倒壊なども怖い。
マンションに住むのも、地震のことを考えると問題がある。


いま契約している会社で両国で一緒に仕事をしている部長さんは徳島県の出身で、四国は地震が少なくて良いですよと言っていた。
大き目の地震は、いままでの人生で一度ぐらいしかなかったという。


首都圏で大地震が起きた時に危なさそうな場所には、住まないに越したことはない。
東京ならば、23区内の山の手や多摩地区。
これからは生活の便利さなどよりも、サバイバル観点から住む場所を考えることも必要ではないか。


東京大地震が起きたら…
うん十年のローンで建てたマイホームも、一瞬にして消えてしまうかもしれない。
人間の財産なんて、そんなはかないものだ。
それが明日起きないとは誰にも言えない。
明日はわが身かもしれない。
今回はうちの場合、神助か偶然か、一部の「物」だけが犠牲(身代わり?)になっただけで助かった。


これを書いている今も、東京で震度1〜2程度になる余震が起きている。
今日は早く寝ることにする。


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