先日通勤電車の中でLivedoorニュースアプリで見つけて、iPhone 4Sでツイートした記事の件。
iPhone 4Sを買ってから、面白い記事を見つけると、その場でTwitterでツイートするようになった。
コメントを付けることもあるし、大体の場合はコメントなしで送信する。
気の利いたニュースアプリは、だいたいTwitterやFacebookへ情報を送ることができる。
ワンタッチで操作が可能だ。
- 2ちゃんねらーは「高齢で低学歴」 グーグル「Think Insights」に暴かれてしまった
http://news.livedoor.com/article/detail/6081001/
上記の記事で紹介されているのが、GoogleのDoubleClick Ad Plannerという無料サービス。
このサイトへアクセスして、試しに使ってみた。
内容は日本語化されている。
- DoubleClick Ad Planner(Google)
https://www.google.com/adplanner/?hl=ja
DoubleClick Ad Plannerとは
トップページには、こうある。
オンライン広告の質を高める DoubleClick Ad Planner は、無料のメディア プランニング ツールです。次のようにご活用ください。
Google AdWordsの利用者が、あるWebサイトについて調べるためのツールらしい。
それでユーザーの傾向がわかり、AdSense広告掲載の判断をしたりするのだろう。
はてなダイアリーの情報は
検索窓に、このブログのURLを入力してみたが、見つかりませんと出た。
ドメインレベルでしか情報を入手できないようだ。
次に、「d.hatena.ne.jp」でやってみると、出てきた。
ブログサービスの個々のアカウントで情報がわかれば面白いのに。
はてなダイアリーの情報は、次のようなものだ。
あくまでも推定的な数値なので、どこまで信頼できるものかは不明だ。
ユニークユーザー数: 1400万人
1日のユニークユーザー数:直近で400万人ぐらい。
年齢層:35〜44歳が42%で最も多い。
学歴:大学卒業が42%で最も多い。
性別:男性が68%
世帯収入:2.5万〜5万ドルが52%、それ以下が48%
これって本当なのかなと思ってしまう。
日本の人口1億2千万人のうち、10人に一人が利用しているとは。
はてなダイアリーは、ブログ利用者数ランキングでベスト10にも入っていない。
まあ、それだけマニアックなブログサービスなのだろう。
蛇足だけど、Bloggerってなんで日本であまり使われないんだろうか?
アメブロは?
次に、日本で最も利用者数が多いアメブロ(アメーバブログ)を試してみた。
ユニークユーザー数: 4100万人
1日のユニークユーザー数:直近で3000万人ぐらい。
年齢層:35〜44歳が43%で最も多い。
学歴:大学卒業が36%で最も多い。
性別:男性が59%
世帯収入:2.5万〜5万ドルが46%、それ以下が46%
これってやっぱり、本当じゃないよね。
日本人の3人に一人が利用してるだなんて。
それにしても、利用者数は、はてなと桁が違う。
予想していた通りだが、男女比では、はてなよりも女性が多めだ。
YouTubeは
次に、YouTubeを調べてみた。
ユニークユーザー数: 8億7千万人
1日のユニークユーザー数:直近で3.5億人ぐらい。
年齢層:35〜44歳が27%で最も多い。
学歴:大学卒業が36%で最も多い。
性別:男性が54%
世帯収入:5万〜7.5万ドルが35%、それ以上が22%
さすがYouTube、世界の人口70億人の10人に1人以上が利用していることになる。
まあ、前述の理由でこの数字は差し引いて考えた方が良いだろうが。
これだけ利用者が多いと、中にはお金持ちもいるようだ。
男女比は半々に近い。
電子自費出版はどこが売れるか?
もうちょっと「実用的」な利用方法を考えてみよう。
たとえば私の場合、電子書籍の自費出版をやっている。
今まで、ボイジャー、パブー、DL-Marketの順で利用してきた。
各サイトのユニークユーザー数を調べてみると、次のようになった。
ちなみに、理想書店はボイジャーのサブドメインになっているため、理想書店だけでは調べられない。
これを見れば、どこがいちばん集客力があるかは一目瞭然だ。
最近になってDL-Marketに鞍替えしたが、またパブーに戻そうかな。
やっぱりバックにブクログがあるから、これだけのユーザー数がいるんだろうな。
ただ、パブーを利用してみた感触としては、お金を払って本を読もうという人があまり多くないように思われる。
もうちょっとマーケッティングリサーチをしてみよう。
恐ろしいツール?
それにしても、収入までわかってしまうとは…。
たしかに、ある種の人々にとっては「恐怖」だろう。
たとえば、あるWebサイトの利用者数の「公式発表」がウソだということも、バレバレになってしまうかも。
いろんなことがわかって面白い。
単に遊びで見てみるのも楽しいが、色々なリサーチにも使えるだろう。