昨日、天皇陛下の心臓の手術、冠動脈バイパス手術をされて、成功裡に終わった。
術後の経過も、これ以上にないほど良好だという。
これまで陛下の治療は東大関係者で固められてきたが、今回は「神の手」と称される順天堂大の天野篤医師が手術を任された。
心臓を止めないオフポンプ手術の先駆者を起用したことが良かったようだ。
患者の負担は軽いが、非常に高度な技術を必要とする。
手術後の記者会見では、「今、成功と言うのは尚早。治療は続く。陛下が日常のご公務を取り戻すのが成功といってもよい時期」と語った。
石橋を叩いても渡らないという天野医師らしい慎重な言葉だ。
前回こんなタイトルで記事を書いてしまったが、単なる夢で終わりそうで良かった。
こちらが、その続編。
天皇の祈り
天皇の最大の役割として、国民の幸せと国家の安泰を祈り神々を祀る祭祀がある。
年間数十回、そのお役目を果たされている。
陛下は、3月11日に東京の国立劇場で行われる東日本大震災一周年追悼式に臨席されることを、強く望まれている。
犠牲者の供養をしたいという思いはもちろんおありだろうが、祭祀としての責任を強く感じておられるのではないかと思う。
天皇陛下の手術の成功を、神棚の前で日々祈ってきた。
こんどは、陛下の今後のご健康の回復と、なんとか式典に出席できるように早く回復されることを祈ることにしたい。
私も式典に参加したいが、それは無理だろうから、どこかの聖地で追悼の祈りを行うことにしたい。
私の方は、執筆中の『大地震の前兆 これだけ知れば助かる』をなんとか3月11日の1周年までに発行したいと奮闘中だ。
破産寸前の極貧状態だが、大震災で被災された方々からはお金は取れないので、被災者には無料で提供したい。
じつはタイのサルちゃんのお父さんも心臓が悪く、一時期は大変だったらしい。
昨年心臓の手術をして、今はペースメーカーを使っているという。
タイ料理は肉料理や脂っこいものが多く、いかにも心臓に良くなさそうだ。
前の記事で、心臓手術といっても成功率が高く、あまり心配要らないようなことを軽々しく書いてしまったかもしれない。
今日テレビで見ていたら、今回のやり方のような冠動脈バイパス手術というのは、非常に難しさが伴うことがよくわかった。
- 天皇陛下 心臓冠動脈バイパス手術 執刀した順大・天野医師
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120219-00000062-san-soci
◎天皇陛下手術後の経過は順調 初の食事の準備も(12/02/19)
◎天皇陛下、手術決断の背景に

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