人間が二人いると、そこには相性の良い悪いがある。
私は十代の頃からだから、35年以上前からこの問題に強い関心をもち、独自に研究してきた。
様々な占いの類を紐解き、心理学なども探求した。
特に男女間の相性を重点的に研究してきた。
人間の相性というものは、様々な要素が絡み合っている。
気の相性とか、チャクラの物理的次元での発達度合いなども大きく影響してくる。
だが、もっとも大きく影響を与えるのは、お互いの出生時の天体配置による相性だろう。
占術による相性判定
前述のように、さまざまな占いの類も研究した。
その結果、西洋占星術、ジョーティシュ(インド占星術)、宿曜占術、四柱推命なは、ある程度理にかなった方法論があることがわかってきた。
だが、宿曜占術や四柱推命などの東洋の占術は、生まれた時間を考慮しなかったり、考慮していても天体の運行によるものでなく暦による判断だったりして、正確さにイマイチ欠ける部分がある。
占星術的な法則が現代の科学で説明できるかというと、それは不可能に近いだろう。
たとえばテレパシーのような超感覚的知覚よりもずっと困難だと思われる。
だが、35年以上の自分の探求からしても、生まれた時にある程度決まる相性というのは、やはりあるのではないか。
いつになるか皆目見当がつかないが、将来このような法則が認められる日が来るかもしれない。
一般に、西洋占星術では出生時の太陽を重視し、ジョーティシュなど東洋の占術は月を重んじる。
これは、自我を表す太陽、西洋と、感情や内的性格を示す月のどちらかを重視するかという違いで、文化や人間観の相違によるものだろう。
だが、特に結婚を前提とした男女の相性を判断する場合には、長年様々な人々の出生データを調べてきた自分の経験からいっても、やはり月が最も重要だと思われる。
月の次が太陽で、さらに水星、金星、火星、木星も加わる。
これらな要素を加味して、自分なりの相性判定の方法論を作り上げてきた。
また、出生時の月齢やバイオリズムなども参考にする。
ジョーティシュの相性の見方などについては、下記の記事を見てください。
- ジョーティシュ−宇宙の叡智
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20050608/jyotish
私は結婚に二度ほど失敗しているが、今考えてみると、この部分が悪かったというのもわかる。
だが、いつも言っているように、
「男と女は、相性が良いから結びつくのではなく、縁があるから結びつく」
という大原則がある。
共に学ぶことがあるからこそ結ばれたのだろう。
しかし世の中には、結婚したことによって泥沼にはまったりする人々も多い。
今生での最大の学びの機会を自ら放棄することは問題だが、もしも自分の前に複数の道があり、選択肢が与えられているならば、より良い学びがある相手を選択するかたもできるだろう。