東日本に津波到来～津波の恐ろしさ - 探求三昧（はてな支部） - 地震前兆／超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

昨日（現地時間4/1）発生したチリのM8.2地震により、日本の各地に津波が到達した。
気象庁の津波注意報では、20cm～1mの範囲を予測していたが、実際は最大で岩手県久慈港の60cmだった。
気象庁は4月3日18時、北海道から千葉県の太平洋沿岸と伊豆・小笠原諸島に発令していた注意報を解除した。
3日午前3時の発令後、津波は同7時前から観測され始め、岩手県久慈市の久慈港では12時22分に最大60センチを観測した。
津波が到達した地域をすべて書くときりがないので、30cm以上を観測したところだけを以下に抽出する。

釧路
　最大波：０３日１５時１８分０．３ｍ
十勝港
　最大波：０３日１５時２２分０．３ｍ
えりも町庶野
　最大波：０３日０９時３７分０．３ｍ
宮古
　最大波：０３日１６時２７分０．３ｍ
久慈港
　最大波：０３日１２時２２分０．６ｍ
大洗
　最大波：０３日１３時０２分０．３ｍ

これから本震がある？

今日は、M7.8の余震があった。
1960年5月22日に発生したM9.5のチリ地震では、下記のように大きな前震があった。
前震としてM8.2とM7.9が発生していたところは、今回の地震は、この時の状況と似ている。

前震
1960年5月21日 10:02(UTC), 南緯37.83°, 西経73.38°, Mw8.2
1960年5月22日 18:56(UTC), 南緯38.15°, 西経72.98°, Mw7.9
本震
1960年5月22日 19:11(UTC), 南緯38.29°, 西経73.05°, Mw9.5

これから、もっと大きな地震が来なければ良いが。