さきほど、沙龍家の「地震前兆ラボ」の自動採集ブログ記事で、深海魚のニュース記事が引っかかってきたので、それを話題にすることに。
こちらの産経ニュースの記事だ。
■ダイオウイカやリュウグウノツカイ…深海魚が続々水揚げの謎 海水温低下が要因か
今年に入って深海魚が続々と出現しているという内容で、ここで出てくる捕獲例は、私がTOCANAやこのブログで紹介したものばかりだろう。
弟橘媛(オトタチバナヒメ)さまが祀られた走水神社がある三浦半島の走水でダイオウイカが捕獲されたというのは、もしかして女神さまの遣い?とか思ったりして。
オトタチバナヒメさまといえば海の安全を司る女神さまだが、自分の体験からいって、津波の被害から人々を護ってくださるのではないかと。
このブログであちこちに何度も書いているけれど、興味がある方は、「弟橘比賣神社」でブログ内検索して出てきたページを次々と読んでみてください。
私は3.11の5~6年前に千葉~茨城~福島の海沿いの神社仏閣を聖地巡礼してきて、この女神さまと「チャンネルがつながった」のかもしれない。
本題に戻って…
この記事によると、島村英紀武蔵野学院大特任教授は「あくまで仮説」としたうえで、こう語った。
「深海生物には高性能なセンサーが備わっている。地震の前には地底などで電流の変化があるとの説があり、実際に地震予知に利用しようとしている研究者もいる。このため、ダイオウイカなどの深海生物が何かしらの変化を感じた可能性がある」
(産経ニュース、「ダイオウイカやリュウグウノツカイ…深海魚が続々水揚げの謎 海水温低下が要因か」、2014/05/11より)
さすが核心をついたことを言われている。
もっとも、東京海洋大学客員准教授のさかなクンは、「水温の変化や風の状況などの自然要因が影響したと考えられます」と、他の学者たちと同様の見解を述べている。
この両方の要因を考えなければならないだろう。
1月から日本海側で相次いでいる深海魚の捕獲については、もうかなり日が経っているケースもあるので、やはり海水温の低下で説明をつけるべきかもしれない。
だが、さいきん見つかったケースはまだ現在進行形であり、今後特に太平洋側で大き目の地震に注意するに越したことはないだろう。
4/14の静岡沖のメガマウスのように、5/5の伊豆大島近海M6.0の地震の前兆だった可能性が考えられるものもあるが。
多発する深海魚の捕獲例は、老若男女を問わない空前の深海魚ブームが起きていて注目が集まっているから、いままで注目されず報告されなかったケースが多いというのも、あるかもしれない。
世界で初めてダイオウイカの動画撮影に成功した国立科学博物館・標本資料センター・の窪寺恒己氏が記事で語っているように、日本海が例年に比べ2度ほど水温が低かったためという理由は、日本海側については言えるかもしれない。
だが、西日本の太平洋側で捕獲された個体などについては、どうだろうか。
また、各地で見られる魚類の豊漁・不漁についても、地震との関連が考えられないか、更にデータを集めることにしたい。
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