昨年大晦日に紅白を、ブログか何か書きながら、横目でそれとなく見ていた。
そうしたら、サザンオールスターズがサプライズ出演ということで出てきた。
1983年以来、31年ぶり4回目の出場ということで、「ピースとハイライト」、「東京VICTORY」の2曲を歌った。
横浜アリーナの年越しライブからの生中継ということで、出場は2日ぐらい前に決まったとか。
最初に映ったときに、桑田氏がちょび髭の付け髭をつけていた。
単なる悪ふざけだろうと、あまり気にも止めなかった。
だが、そこには大きな「意味」が込められていたようだ。
紅白が終わった後で起きていて、FacebookだかTwitterだか忘れたが、あのちょび髭はヒトラーを意味するものだというような内容が流れてきた。
「あーなるほど」
何で気付かなかったんだろうと。
「ヒトラー」の言葉を使うのを避けたいのか、ニュースサイトで取り上げているところは多くない。
秒刊サンデーとか、ハフィントンポストぐらい。
下記がハフポストの記事。
サザンオールスターズの「チョビ髭」紅白パフォーマンス、安倍首相批判と話題に
元々この曲はかなり歌劇…ではなくて過激な内容だ。
下記のYouTube動画は曲の一部だけど、公式チャンネルだから削除される心配はない。
サザンオールスターズ - ピースとハイライト - YouTube
歌詞は、こちらのページにあります。
サザンオールスターズ/歌詞:ピースとハイライト/うたまっぷ歌詞無料検索
「お隣の人が怒ってた」
これ、韓国のことかな。
「絵空事かな?お伽話かな?」
このあたり、レノンの『Imagine』を意識した歌詞ではないかな?
「You may say I'm a dreamer」
(君は僕を夢想家だと言うかもしれない)
…のあたり。
「都合の良い大義名分(かいしゃく)で」
憲法第9条の解釈のことでしょう。
「裸の王様が牛耳る世は…狂気」
これは、安倍ちゃんのことか。
「20世紀で懲りたはずでしょう?」
戦争で負けたことでしょうね。
でも、自民党を支持する国民は、懲りない人々と言わざるをえない。
31年ぶりの出場の理由を聞かれて、メンバーも還暦だからとか何とか答えていたけれど…。
本当は、この歌を歌わざるをえない心境になっていたからではないか。
いまの安倍政権に最低限の抵抗として、国民の前で『ピースとハイライト』を歌ってやろうと。
で、あのちょび髭は「あんたヒトラーと変わんないよ」ということか。
他に解釈の可能性が思いつかない。
サザンオールスターズ 「ピースとハイライト」「東京VICTORY」 第65回NHK紅白歌合戦 2014 ...
紅白を録画した動画は、YouTubeでことごとく削除されてしまうかも。
もし上記の動画が削除されたら、下記のページに埋め込まれた動画を見てください。
ただし、ちょび髭の部分はカットされている。
サザンオールスターズ「ピースとハイライト & 東京VICTORY」第65回NHK紅白歌合戦 2014 | 音楽番組動画まとめ
「知ろうよ互いのイイところ!!」と歌っているけれど、
これって、中国や韓国に敵対意識むき出しでネット上でいろいろ書いている人にも向けられていたりして。
ヒトラーを連想させることをやるとは、桑田さん、かなり怒り心頭に発してるみたいですね。
原発のことなども批判しているようで、これからも反抗する心を忘れないでほしいものです。
ロッカーが守りに入ってしまったらおしまいだからね。
※この記事をアップした直後に、「ピースとハイライト」を含むサザンのニューアルバムが3/31に発売されることを知った。
その中の新曲「平和の鐘が鳴る」の歌詞が、サイトで先行で公開されている。
まだまだ言い足りないことがあるようだ。
反戦へのメッセージ、しかと受け取った。
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