外国人も発症する花粉症と蕁麻疹＋電磁波の影響（地震との関係は？） - 探求三昧（はてな支部） - 地震前兆／超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

今日は故あって派遣の仕事を休んだ。
ちょうどサルちゃんが、3日前から夜になると蕁麻疹（じんましん）のようなものが胸・腕・おなかなどに出て、痒くて眠れないと言っていた。
また、耳鼻咽喉科で処方された花粉症の薬を飲んでいても、夜に咳などで苦しそうだ。
そこで、皮膚科へ連れて行くことにした。

今は花粉症でみんな大変な時期だ。
日本人の約25%、つまり4人に一人は花粉症の症状があり、うち7割はスギ花粉症だという。
スギ花粉の罹患率には地域差があって、特に東海・南関東地方で患者が多いという。
日本の花粉症でも、実際はスギ花粉に限らず、ヒノキ、シラカンバやイネ科、キク科など草本類の花粉も原因となる。
1961年に、荒木英斉氏が日本で初めて花粉症の報告を行った。
花粉症の患者が増えた原因の１つとして、農林水産省が大規模なスギ植林計画を行った結果、スギ花粉の飛散量が増えたことがある。

前述のように、うちのサルちゃん（タイ人の家内）も、花粉症に悩まされている。
日本に来てから5年ぐらいになるが、昨年あたりから症状が出てきた。
私が58年間生きてきて一度も花粉症を患ったことがないのに、外国人が発症するとは、なんか変だ。

外国人も発症

花粉症は、日本に限らず海外にもある。
だが、日本のスギ花粉症ほど酷い症状になるものは珍しいようだ。
花粉症がある日本人が外国へ移住して、しばらくしてスギ以外の花粉症を発症することもあるようだ。

昔、花粉症になるのは日本人の証拠で、外国人は発症しないようなことをテレビで言っていたのを見た覚えがあり、それを信じ込んでいた。
だが、外国人だから花粉症にならないのではなく、日本に長く住んでいないからスギ花粉症を発症しないということなのだ。
日本人が遺伝的に花粉症を発症しやすいわけではなく、日本に長く住んでいることが条件となるようだ。

在日外国人の花粉症に関する興味深い報告を見つけた。
「在日外国人のスギ花粉症実態調査」（PDF）
https://www.jstage.jst.go.jp/article/orltokyo1958/46/4/46_4_279/_pdf

上記の調査によると、対象者20人のうち、来日後に花粉症を発症した期間が1年から10年と開きがある。
だが、来日後4年というのが平均値で、ある程度長く日本に滞在して、スギなどの花粉に暴露された後で発症するようだ。
サルちゃんの場合も、来日4年目と平均的な時期に発症した。

女性の中には、妊娠をキッカケに花粉症になったという人も多く、産後に治ったというケースもあるようだ。
サルちゃんの場合、産後に発症したというのは、妊娠・出産とは関係なく、たまたまだったのかも。

花粉症と蕁麻疹（じんましん）・痒み

蕁麻疹になりやすい人は、花粉症にもなりやすいという。
じんましんもアレルギーに関与していることが多いという。

3日前の夜にサルちゃんが胸や腕を見せて、真っ赤になっているのを見て、調べてみた。
すると、花粉アレルギーによるものという可能性が高いことがわかった。
下記のページに、関連する情報がある。

http://igot-it.com/kahunsyou-zinmasin-5354.html

今日は、花小金井で人気の高い皮膚科へ行ったが、休診日だった。
そこで、駅の近くにあるもうひとつの、内藤皮膚科へ行ってみた。
先生は話を聞いただけで、まったく診察をせず、薬を処方するという。
1週間後にまた来てくださいということだった。

そんな診断なので、ちょっと心配だったが、さきほど夕食後にサルちゃんが薬を飲んだところ、現時点（22:30）で蕁麻疹がまったく出ていない。
咳の方は、皮膚科でもらった薬でも収まらないようだが。
それにしても、医師の判断によって、というか患者の方も何科へ行くかの判断によっても、こんなにも結果が違ってくるとは。