昨日は、熱中症か何かで熱を出した愛弥美を寝かしつけるつもりが自分も寝てしまってブログを書けなかった。
安保法案が成立して、やけ酒ではないけれど、ちょっとアルコールも入れていたのもあった。
7/14の記事で、美輪明宏さんが「もうひとつ、日本は(戦争を不可能にする)抑止力を自分たちで作っちゃったんです。原発です」と言っていることを紹介した。
これだけ原発が多い国で戦争をするのは無謀ということだが、そもそも原発など、この国にはあってはならないのだ。
そのことは、地震・火山研究の第一人者である地球物理学者の島村英紀氏も語っている。
そのことを語っている7/6の日刊ゲンダイの記事を紹介する。
各地で噴火が起こっているのは通常の状況です。それよりも大きな「大噴火」がいつ起きてもおかしくありません。【中略】その大噴火は1914年の桜島、1929年の駒ケ岳を境になくなっています。それまでは100年の間に4~6回のペースで起こっていた。それがぱったりなくなっているのは非常に不思議で、普通はありえないことなんです。そうした噴火が21世紀中にあと4回くらい起きても決して驚かないというのが火山学者の間では通説となっています。www.nikkan-gendai.com
普通に戻るきっかけは、やはり東日本大震災だったという。
気象庁が2007年に導入した「噴火警戒レベル」は、一律に適用できないものなんです。火山はひとつひとつ違うのですから。気象庁はよせばいいのに、全国の火山をひとくくりにして「危なくなったら噴火警戒レベルを適用する」と言い出した。「俺たちが前に出るから、学者は後ろに下がっていて」と言っているようなもんです。この時、学者は「大丈夫だろうか、噴火レベルを決める根拠がない山がいっぱいあるんじゃないか」と、かなりいぶかったんです。実際、その通りになりました。
昨年の御嶽山の噴火がまさにそれだった。
-九州といえば、原発に対する火山の影響が気になります。桜島や口永良部島が噴火するなど火山活動が活発化していますし、阿蘇山では9万年前にカルデラ噴火も起きています。その阿蘇山や桜島などの火山に川内原発は囲まれているため、もしそれらが噴火したらどうなるのか、再稼働を危惧する声もあります。
九州電力が「巨大噴火は予知できる」などと言っていますが、あれは大嘘なんです。火山学者のほとんどが「危ないに違いない。九州電力の言っていることはあてにならない」と反対している。カルデラ噴火の前兆をつかまえて、「数十年後、数年後にいよいよ起きるぞ」とわかったためしは一度もないんです。
日本国民が「大嘘」に騙されてきたということになる。
この人の言行は「煽り系」な部分も一部なきにしもあらずだが、ちゃんと言うべきことは言ってくれるから頼もしい。
-そうなると、そもそも火山・地震大国の日本が原発に頼ることにムリがある。
原発のような危険なものを造ること自体、無謀だと思います。そうしたことを私は以前からさまざまな場面で発信していますが、政府は耳を貸しません。政府としては、まず「原発推進」という大方針がある。それは、反対の意見も聞かないで推し進められている今の安保法制と一緒です。今からでも原発の見直しは遅くないと思います。このままでは後世の人につけを残すことになるだけですから。
安保法制のことまで言ってくれている。
「人はなぜ御用学者になるのか―地震と原発」という本まで書かれている。
現役の大学教授としては、稀有な存在だろう。
日本のマスコミでは、当たり前のことを当たり前にかけない恨みがある。
電通など、原子力村の存在が大きい。
だが、今の世界にはインターネットがある。
マスコミが流さない(流せない)情報を、ネットから十分に得るようにしてください。
台風11号は四国に上陸しましたね。
十分に注意してください。

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超ローカルネタ失礼。7月19日(日)に #花小金井#サンバ フェスティバル 、前日18日は武蔵野神社祭礼です。Samba Festival in Hanakoganei, Kodaira City, Tokyo on July 19.
【今日の食卓】バッド・マラー、苦瓜と卵の炒めもの。 #沖縄 の #ゴーヤーチャンプルー とほぼ同じだが、違うのは苦くないのと、ちょっと甘い。マラーを茹でると苦味が消えるとサルちゃんが自慢げに言うが、少し苦味があるからこそ夏バテ気味の体に食欲をそそるんだと指摘しておいた。Pad Mara. We have similar dish in Okinawa, Japan.
【愛弥美】平熱に戻って元気になったそうです。Ayami got well. Sabaai dee.
これからの季節、大人も子供も熱中症に気をつけてくださいね。
特に赤ちゃんや幼児は、地面からの照り返しに近く、リスクが高いです。