今朝、TOCANAで、私が執筆した記事が掲載された。
昨日掲載された木村政昭・琉球大学名誉教授へのインタビュー記事の続編だ。
まだ前編を読まれていない方は、こちらのブログ記事と、そこからリンクしているTOCANAの記事から読んでください。
後編から読んでも、意味が通じない部分もあるかもしれません。
お急ぎの方は、下記のTOCANAの記事(前編)だけでも読んでみてください。
今日の後編の記事は、『木村名誉教授に直撃取材!! 巨大地震と大噴火が迫る「5つの超危険地域」』と題したもの。
まず、下記のTOCANAの記事を読んでみてください。
まず、北海道東方沖地震。
木村先生の予測では、2010±5年(M8.5)、危険度メーターが5となっている。
4月に羅臼町で海岸の隆起があったり、19日の記事で紹介したようにロシアの予測もあるので、注意したいところだ。
次は、日向灘南部沖地震(M8.7で、2014±5年とされていて、危険度メーターは5になっている。
木村氏は予測していないが、南海トラフ地震は日向灘の地震と連動する恐れもある。
口永良部島や諏訪之瀬島が噴火したが、桜島、阿蘇山も活発化してきている。
九州周辺は火山の活動が活発化してきているようで、地震と両方に警戒すべきかもしれない。
トカナの方では、もっとも懸念される地震・火山噴火ということで、以下の5つを挙げた。
特に北海道東方沖地震は2015年つまり今年中と予測されているが、来年になったらハズレて起きないというのではなく、多少の誤差をもって発震する可能性も考えた方が良いだろう。
他に、今回スペースの都合上紹介できなかったが、宏観異常現象についてどう思われるかと、私は質問してみた。
木村先生によると、自分は専門外なので特に強い意見はないが、たとえば動物の場合だと交尾期には騒ぐとかあるので、単純に地震と結び付けられない要素もあるということを話されていた。
3.11が起きて4年たつが、その巨大地震の影響で、日本中で地震や火山活動-マグマの活動が活発になって、いろいろな大きな地震が起きる可能性が高まっているということで、地震と火山噴火について、まだまだ日本は注意を緩められないということだ。
2020年の東京オリンピックあるいはそれを過ぎた頃まで、自然災害については日本は何が起きるかわからないというスタンスで考えておいた方が良いだろう。
今回、地震予知の大御所である木村政昭先生への取材が許されたことで、お近づきになることができた。
地震前兆研究家としての自分の活動にもプラスになるが、TOCANAとしても取材のチャンネルができたということで、今後も事ある毎に取材記事の道が開けてくるだろう。
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【今日の食卓】メット・カヌン。さつまいもを潰してココナッツミルクと砂糖を混ぜ、卵の衣をかぶせて煮たお菓子。冷たくしていただく。結婚式で僧侶にお供えするもの。Med-ka-noon. Boiled sweet potato with coconuts milk covered with egg.