「STAP細胞はあります」
…というのは、小保方晴子氏が記者会見の席上で語って有名になった言葉だった。
今日3/19のビジネスジャーナルの記事では、小保方晴子氏の研究の少なくとも一部が正しかったことが、米国の研究グループによって証明されたといった内容が書かれている。
それは、2015年11月27日に英国科学雑誌「ネイチャー」姉妹版のオープンアクセスジャーナル「ネイチャー・サイエンティフック・リポーツ」に掲載されたものだという。
米テキサス大学医学部ヒューストン校のキンガ・ヴォイニッツ博士らが、負傷したマウスの骨格筋から幹細胞になる新規の細胞集団を発見したと論文で発表した。
キンカ博士は同論文の趣旨として、以下のようにまとめている。
我々は最近、損傷を受けたマウスの骨格筋のなかに、新しい幹細胞の集団を発見しました。このiMuSCsは、分化した筋原性細胞が部分的に初期化されたものであり、多能性によく似た状態を示しました。
同論文の「外的刺激で体細胞が初期化し、分化が可能な多能性を示した」という部分は、小保方氏がストレス刺激で細胞の初期化を報告した「STAP細胞論文」の実験結果とよく似ていると、この記事は主張する。
これは、つまり「STAP現象が確認されたということになる」というのだ。
と、ここまでの情報で「あれれれれれ?」と疑問に思った人もいるかもしれない。
私がその一人であるように。
「なんでそうなるの?」という感じ。
まず、昨年11月に発表された科学雑誌の内容を紹介とは、今更感がある。
小保方氏の研究内容を肯定するにしても否定するにしても、「はじめに結論ありき」の人がネット上では多すぎるように感じるのは自分だけだろうか。
「ちゃんと自分で探求してるの?」とツッコミを入れたくなるのだ。
実はこのビジネスジャーナルの記事を書いているジャーナリストを名乗る上田眞実氏は、ちょっと訳ありな人のようなのだ。
「小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会」なる会の代表となっている人だ。
この人も、何らかの理由から「はじめに結論ありき」の人じゃないのかなと疑問が湧いてくるのだ。
もちろん、そうではないかもしれないが、現時点での情報ではどちらかの判断ができない。
Facebookなどで流れてくる小保方氏に対する意見は、「そうであってほしい」という感情があるが、その根拠とするところは弱いというものが多い。
それで、「またか」と思ってしまうのだ。
特に、「陰謀論」などにすぐに飛びついてしまう傾向にある人々。
この記事はこれから大きな反響を呼ぶと思われるが、どのような意見が出てくるか注目することにしたい。
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『食探三昧』ブログ、正式開設を前に、過去に探求三昧などで書いた「食」に関する記事を、少しずつ引っ越しさせているところです。
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