みなさんテレビやWebのニュースでご存知でしょうが、昨日4/2から諏訪大社の御柱祭が始まりました。
「おんばしらさい」、「おんばしらまつり」などと呼ばれる天下の奇祭です。
諏訪大社は大きく上社と下社があり、祭はそれぞれ山出し祭と里曳き祭があって、合計4つの期間に分かれて行われる。
申年と寅年の年の6年に一度(七年目毎に一度)行われる。
私は申年生まれだから、自分が年男の年には必ず御柱祭が行われることになる。
昨日4/2(土)から始まったのは、上社の山出し祭。
山から切り出した御柱を曳いてくる行事だ。
その途中、木落しや川越し(上社のみ)といったイベントがある。
その後、御柱を神社まで曳いてくる後半部分は、里曳き祭(上社はGW中)で行われる。
「なんで諏訪大社って上社と下社の2つがあるの?」
「なんで更に上社前宮・本宮、下社春宮・秋宮の4つもお宮があるの?」
「諏訪は古代イスラエルと繋がるというけど、本当なの?」
なんで?なんで?と、わからないことだらけだろう。
このように、神秘と謎に包まれているのが諏訪信仰なのだ。
私だって、昔から諏訪大社のことに詳しいわけではなかった。
初めて諏訪へ行ってお参りしたのは、13年前だったのだ。
若い頃はスピリチュアルの探求はしていても、神道とか全然関心がなかった。
しかも自分の後ろについている存在が「神道系」だったとは。
当時親しくしていた琉球シャーマンによると、諏訪大社の関係だという。
父は上諏訪の生まれで、先祖代々諏訪の地に住んでいた。
父の姉の息子(つまり私の従兄弟)のオカマ歌手(○川○一)も同様に諏訪生まれだ。
そういう人間が40過ぎまで諏訪大社にお参りしたこともなかったのだから、それまでの人生が開けなかったのは当然だ。
よく色々と当てられた宮古島のカンカカリャー(ユタ)に、「住んでいるところから西の方に海がある?」と聞かれたことがある。
その時は、「何言ってるの?ぜんぜん見当違いなことを…」と思ったけれど、いま思うと、諏訪湖のことだったんだ。
海も湖も、昔は「うみ」で、諏訪湖は「諏訪のうみ」と呼ばれた。
諏訪へ行けと言われていたのだ。
あ、御柱祭の話だった。
そういうことを書かないと、「なんでこの人、御柱祭のことばっかり書いてるの?」と思われるだろうから、少しは書いておかないと。
そういうわけで、4/8(金)に1泊で下社の山出し祭へ行く。
これも「お仕事」のようなもので、お気楽に祭を見物しに行くのではない。
4宮すべて回れるか、日程的に微妙だけど、極力回って祭の成功を祈りたい。
御柱祭は、前回2010年と前々回2004年の2回、諏訪まで見に行った。
2016年御柱祭の最新動画
ここで、YouTubeの御柱祭・上社山出し祭の動画をいくつか貼り付けておく。
まずは、木落しから。
よくテレビで映されるのは下社の方で、落差があって落ちる距離も長いのでテレビ映えする。
それに比べると、あまりにも坂が緩やかで短いので意図的に作った小山の上から落ちる。
迫力がないといえばそれまでだが、上社の特徴はメドテコと呼ばれる両翼の細い柱に人がつかまって落ちることだ。
下社の木落しは時として不幸が出るが、こちらは危険性が低い。
次は、上社特有の「川越し」。
御柱のメドテコにしがみついたまま、川を落ちて越えていく。
下社では、途中で川を渡る場所がないので、この行事はない。
諏訪と聖書に登場する「75」の数字
いわゆる「歴史ミステリー」でも時々取り上げられる題材ですね。
日ユ同祖論と呼ばれるものでも、かなりトンデモ的なものも多い。
そういうものを取り除いていって、残るのは1~2割かな。
諏訪との関連については、秦氏=古代イスラエル10支族+原始基督教徒説ほどではないけれど、可能性としては検討しているといったところです。
2006年7月に、『日本のユダヤ文化』(久保有政)を読んでいて、ある重大な「発見」をした。
イスラエル十支族の末裔だといわれるサマリア人は、かつて過越しの祭りで75頭の子羊を犠牲として神に捧げていた。
その下りを読んで、「これだ!」と思ったのだ。
何が「これ」かというと、諏訪大社の御頭祭では、かつて75頭の鹿を生け贄に捧げていたという事実と符合すること。
10支族が諏訪に住み着いたとして、羊がいなかったから鹿になったのではないかと。
たぶん、『日本の中のユダヤ文化』の著者である久保有政氏も気づいていなかったのだろう。
気づいていたら、当然本に書いていただろうから。
このことは、下記の記事で書いている。
更に調べると、旧約聖書では「75」の数字がよく出てくることにも気づいた。
特に、イサクに関する記述で、75が登場する。
そのことは、下記の記事で書いている。
上社前宮の十間廊と聖書の幕屋
諏訪大社と古代イスラエルにつながりがあると思わせる要素の一つが、上社前宮の「十間廊」の存在だ。
これが、聖書に登場する「幕屋」と、形状や大きさが似通っている件。
4月に行われる「御頭祭」で、神輿を十間廊に安置するのは、かつて古代イスラエルで契約の箱(アーク)を幕屋に置いたことと共通する。
十間廊と幕屋の共通点については、下記の記事で書いている。
2007年4月に諏訪大社上社で行われた「御頭祭」で、私が撮影した動画で十間廊が映っているので、見てください。
神輿が運ばれて十間廊に入っていく光景が映っています。
かつて古代史を探求していて、多氏と秦氏との密接な関係を知った。
多氏といえば、諏訪大社とも結びつきも深い。
私見だが、多氏も10支族だった可能性を考えている。
さらなる探求が必要だが。
話はまったく関係なくなるが、イスラエルにも温泉がある。
ガラリア、チベリス、エン・ゲジなど。
ソロモン王も愛用したという。
もし十支族が諏訪の地を訪れていたとしたら、温泉があるところもイスラエルと一致して和んだかもしれない。
実は、諏訪と古代イスラエルの関係について、かなり重要な「発見」をしているのだけど、まだ公の場では書いたことがない。
近いうちに、その発表を行うかもしれない。
今日はこの辺で。
※私が生まれた昭和31年(1956年)の御柱祭の写真を掲載しているブログを見つけた。
上社里曳き祭は、私が生まれた5月5日にも行われていたかどうかが非常に気になるところだ。
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前のサイトを潰してしまって、ライフワークの一つとしている『聖地巡礼ファイル』シリーズを読めないままでいる。
諏訪や古代イスラエルや伊勢との関係なども色々書いていて、早くまた公開したいのだけど、なかなかまとまった時間ができない。
※提供番組で数回だけ放映されたガリガリ君の「値上げお詫び」CM。
歌声で高田渡氏(故人)だとすぐにわかったが、こんな歌があったとは。
真ん中に映ってるのは、本物の赤城乳業の社長だって。
超笑える。
もちろんCMのための歌ではないけれど、ハマリすぎ。(^o^)
【愛弥美】写真撮った時は気づかなかったけど、なんにゃこれ?(^o^) 丸亀のうどんだいちゅき。My funny daughter 555