9/27に紹介した、下記の『週刊実話』の地震関係の記事の続き。
上記の記事で紹介した第2弾、『歴史を紐解く! 韓国地震の次はいよいよM8南海トラフか(2)』が掲載された。
昭和東南海地震と昭和南海地震
この記事では、まず貞観地震の頃に朝鮮半島でも大地震が起きた例を挙げている。
武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏がコメントを求められた。
ここへ来て、何百年に一度という直下型の大地震がイタリアで発生したばかりです。プレートに乗っているわけですから、まったく発生しないということはありませんからね。隣国の韓国でも、この種の地震は何度となく繰り返された。1945年前後には、東南海地震、南海地震が発生していますが、こうした海洋型の巨大地震の前には、必ず直下型地震が起きている。鳥取地震、北但馬地震などがそうです。韓国の地震も、そうした西日本の地震活動の一つと考えた方がいいかもしれません。
その昭和東南海地震と昭和南海地震は、冒頭のGoogle Earthのマップで示している。
1901年以降のM7.0以上の地震の震源も示している。
2つともM8クラスの巨大地震だった。
この記事では、日本と韓国の地殻の動きが連動するのは、地震学者の間では常識だという。
加えて、70年前の終戦前後には、日本と韓国の明らかな連動地震があった。
木村政昭氏はこう語る。
伊豆・小笠原を震源域とした大地震が一番心配です。歴史を紐解くと、あそこを震源域とした慶長地震が津波地震として知られている。どういうことかと言うと、南海トラフのプレート境界型地震ではなく、伊豆・小笠原海溝の一部を震源とした地震の発生です。
9/27の記事で指摘した、木村氏の「とてつもない地震」は、やはりこれだった。
数多くの大地震を地震予知してきた木村氏は、この伊豆・小笠原海溝の巨大地震を「2012±5(M8.5)」と予測している。
サイエンスライターがこう指摘する。
南海トラフ地震の記録は数多く残されています。その記録を年代順に並べてみると、おおよそ100〜150年の周期で発生しているが、安政大地震と昭和南海地震は間隔が90年だった。しかも、1854年には、安政東海地震と安政南海地震が立て続けに発生している。周期にはばらつきがあるものの、海上保安庁が設置した観測機器からは、強ひずみ域が想定東海地震の震源域から広がりを見せ、M8.0だった1946年の南海地震の震源域からさらに南西側に広がっていることも判明しているのです。
百瀬のダウジング予測
非常に不気味な事実だ。
2005年~2012年に、ダウジングによる地震予測を行っていて、南海地震の予想震源域のあたりで5回も集中してペンデュラムが振れたことを思い出した。
冒頭のマップの丸数字1から5のところだ。
恥ずかしながら、まだ「南海トラフ」の位置もよく知らない頃に出た結果だった。
前述の、震源が南西に広がっていくという記述と、ピッタリ一致するではないか。
このことについての詳細は、下記の記事で書いている。