元日の記事で、「酉年の年は災害が多いのか?」について検討してみた。
結果として、地震に関しては、あまり顕著な傾向が見られなかった。
というか、逆に地震が少ない傾向があるという主張が出てきてもおかしくないみたいな?
ただ、この記事ではちょっと十分に書ききれていなかったと思うのは、過去の地震以外の災害などについてだ。
そう思っていたところへ、松原照子さんが1/4の世見で、酉年には災害が多いかどうかについて書いていた。
私見では、十二支に基づく占いに何かしら根拠があるかというと、無いと思う方が強い。
「暦」に基づく占いはみな同様だが、西洋占星術のような、何か天体配置による「法則」があると仮定するものとは異なるのだ。
酉年には災害が多い?
その松原さんの世見記事は、2017年01月04日の「昔の出来事は現代と共通している?」と題したもの。
下記に重要箇所を引用する。
酉年に起きた歴史上の出来事の中には
937年 富士山噴火
1585年 近畿・東海地方大地震 津波
1777年 三原山噴火
これだけを見ると心配になりますが、昨年の申年を見ますと
864年 富士山噴火
1476年 桜島噴火
1596年 近畿地方大地震
が起きています。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」、2017/01/04より)
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こうしてみると、火山噴火は結構起きているのかな?
富士山噴火の年の干支を調べてみた
そこで、富士山が噴火したと年が明白になっているケースの、年の干支を調べてみた。
結果は以下の通り。
781年:辛酉
800年:庚辰
864年(貞観大噴火):甲申
937年:丁酉
999年:巳亥
1083年:癸亥
1435年:乙卯
1511年:辛未
1707年(宝永大噴火):丙戌
9件中、酉年が、松原さんが挙げていた2件だけあった。
確率的には1件だけのところが、2件あった。
もっとも、サンプル数が統計的に有意な数にはまったく満たないが。
まあ、この程度ではまったく判断がつかない。
やはり、過去の大噴火のケースを洗い出して調べる必要があるだろう。
今はその隙がないのでやらないが。
1585年の酉年から数えて11年目、1596年の申年に近畿地方で大地震が起きています。
寅年には2回、卯年に1回、巳年に1回、未年に1回、子年にも1回、近畿地方で大地震が起きています。
このことが参考になるかはわからないのですが、酉年は災害に要注意と思えるのです。
(松原照子、同上)
元日の記事で調べたように、より多くの大地震(M7.6以上)のデータを集計したところ、酉年に大地震が多く起きているという結果にはならなかった。
ただ、地震以外の、火山噴火を含めた災害については、どうかわからない。
松原さんは干支が好きなようだが、私は個人的には、正直いってあまり真剣に調べたいという気にはならない。
暇があったらやってみようかな(って、いつ?)といったところか。
ただ、「酉年」を離れて考えれば、松原さんが月刊SYOなどで書いているように、2017年・2018年が災害に要注意というのは、あるかもしれない。
やはり昨年以上に注意しておいた方が良いだろうか。
旧友の高野誠鮮(知らない人いる?ググってみて;;)も、FBで今年は災害に要注意の年回りだと書いていた。
酉年のことかどうかはわからないけれど。
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【防災三昧】昨日フィジーで起きたM7.2の地震について
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