今日9月10日、17:44頃に、北海道・浦賀(うらかわ)沖でM5.7、最大震度4の地震が起きた。
発生時刻:2017年9月10日 17時44分頃
震源地:浦河沖
最大震度:震度4
緯度:北緯 41.7度
経度:東経 142.9度
マグニチュード:M5.7
深さ:約50km
この地震も、9/8に起きた小笠原諸島M6.1、秋田県内陸南部M5.2などの地震と同様に、8/22の皆既日食の影響が続いて起きたものだろうか。
あるいは、もし太陽フレア→地震の法則があるとすれば、それも?
過去にこのあたりで大地震が起きていなかったかどうかを見て、今後の大地震の可能性も考えてみたい。
過去100年間の大地震
浦河沖といわれてもピンと来ないかもしれないけれど、南に突き出た襟裳岬があって、そのちょっと西に浦河町がある。
そこから40kmほど南沖が震源でした。
下記のGoogle Earthのマップでは、おなじみ1900年以降のM7.0以上の地震をマッピングしたデータを取り込んでいる。
白い大きな丸印がそれで、規模によって大きさが変わっている。
マップ中央のオレンジ色の丸印が今日の浦河沖の地震の震源で、M5.7だから上記の地震よりも小さなマークで示されている。
これを見ると、過去117年ぐらいの間にも、今日の震源付近でM7超の地震がけっこう起きている。
もう地震の巣ですね、千島海溝のあたりは。
ただ、今日の震源は大地震が想定されている「十勝沖」と「三陸沖北部」の間の地点で、近くの地震が派生しない限りは、そう心配はいらないところのようです。
上記のマップに記したように、もう少し東の「十勝沖」エリアになると、千島海溝のM7~M8クラスが繰り返し起きている危険エリアになる。
そういうわけで、今後この付近で地震が起きないかドウか注視することにします。
秋田県内陸南部の地震
ついでに、8日に秋田県内陸南部で起きたM5.2ほかの群発地震について。
上記のマップを見てわかるように、過去117年くらいでは内陸も沖合も、M7超の地震は1939年5月に牡鹿半島の先端あたりでM7.0の地震が起きたくらいしかない。
それと、なぜかUSGSのデータにはないようだけど、8日のM5.2の震源付近で、1914年にM7.1の地震が起きている。
他にも、もっと遡ると過去数百年の間に、M6~M7.0をちょっと超えるくらいの地震が何度か起きていたので、まったくノーマークというわけにはいかない。
過去の大地震の起き方の傾向を調べること
北海道や秋田に限らず、自分が住むところで過去にどんな大地震が起きていたかは、よく調べておいてくださいね。
地震からまったくフリーなところなんて、日本にはどこにもないのです。
たとえば、下記の1900年以降のM7.0以上の地震の分布図を見て、本州の多くの県や北海道の北部は、大きな内陸地震がほとんど起きていない。
だからといって、油断は禁物なわけです。
それよりずっと前には、内陸や沖合で大地震が起きていたかもしれない。
各県の過去の大地震などについては、「○○県の地震活動の特徴」でGoogleなどで検索すれば、地震調査研究推進本部の該当ページが見つかりますので、そこを良く読んでください。
いつも書いているように、あまり地震が起きない地方の方が、「油断」が出てしまう。
無知なオヤジとかが、「このへんで大地震なんて起きるわけないだろうが」とか、無責任なことを言うのを周囲の人が真に受けたりする。
地震に限らず、津波とか台風とか洪水とか、「正常性バイアス」や「根拠のない安心」というのは、防災観点からすると一番危険ですね。
※「正常性バイアス」あるいは「自分だけは大丈夫」病
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【ハムスター】9/10朝、カウンター値:1927。愛弥美もしろちゃんに触れるようになって、できないのはママだけ。意外と小心で臆病。 @kokanranger 報告 #hamster #ハムスター地震予知 #ハムスター #ジャンガリアンハムスター #地震予知
Instagramのフォロワーであるタイ人ハーフの女性によると、タイ人はネズミが苦手な人が多く、ハムスターも同様に生理的にダメなのではないかと。
サルちゃんに聞いたところ、全くその通りだと。
やっと理由がわかった。
タイでは感染症を撒き散らしたり日本より深刻だからね。