探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【TOCANA】【阪神大震災】「巨大地震は夜間に起きやすい」最新研究データ分析で判明!~寝室サバイバル防災対策


今日2018年1月17日で、1995年に阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震、7.3、最大震度7)が発生してから23年たつ。
それにちなんで、TOCANAで、私が執筆した記事が掲載された。
題して『【阪神大震災から23年】「巨大地震は夜間に起きやすい」最新研究&100年超のデータ分析で判明! 衝撃の新事実を徹底解説、寝室サバイバル防災対策も伝授!』というもの。


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【写真】神戸市「1.17の記録」より
 

TOCANAの記事

トカナの記事のタイトルにもあるように、「巨大地震は夜間に起きやすい」ということが一つのテーマだ。
より詳細にいうと、「日没前後~深夜~日の出」の期間中に起こりやすい。


下記のTOCANAの記事を読んでみてください。
その後に、できれば戻ってきてください。
補足すべきことが色々あるので。


tocana.jp
 

地震発生時刻の傾向(BARCの研究)

トカナ記事で書いたように、インドのバーバ原子力研究センター(BARC)は、地震データ解析の結果、地震の発生回数と時刻の関係について、以下のような傾向があることがわかった。

地震発生数の1日の推移:
日の出~午前中:減少
正午前後:小さなピーク
15時~16時:最小
日没~深夜:次第に増加

 

日本のM6.5超の地震(1900年~2017年)

これに対して、日本付近で1900年~2017年に発生したM6.5以上の地震(539件)について、発生時刻の分布をグラフにした。
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このグラフを細かく解析すると、以下のようになる。

地震発生数の1日の推移:
日の出前後:最大ピーク
日の出~午前中:日没直後に急減の後で増加
正午前後:小さなピーク
14時前後:小さな谷間
日没前後:小さなピーク
22時頃:最小の谷間
深夜~日の出:次第に増加


インドの研究と多少異なるものの、大きくは変わらないように思われる。

日本のM6.5超の地震(1900年~2017年)

次に、1923年~2017年で震度6弱以上を記録した地震(63件)について時刻別の発生数を示すのが下記のグラフだ。
f:id:nmomose:20180117215818j:plain


どうしても、サンプル数が非常に少ないため、あまりきれいなグラフにはなっていない。
それでも、基本的に前述のM6.5以上の場合の記述と、そう大きくは変わらないだろう。


こうして見ていくと、単純に「夜間に増える」というよりも、日の出・正午・日没前後にピークが見られると言った方が近いかもしれない。
これは、果たして日本だけで見られる傾向なのだろうか。
あるいは、データのバラツキなどによるものなのか。
今後の課題としたい。


それでも、大地震が日没後~深夜~未明の時間帯に発生しやすい傾向は、あるといえるのではないか。

阪神・淡路大震災の被災体験

続いて、プライベートグループで阪神・淡路大震災の被災経験がある人に聞いたとあるが、これは、私がLINEでやっている秘密グループ『百瀬直也WORKS』のことだ。
そう書いたのに、なぜか編集されてしまった。


参加希望の方は、私のLINE ID(nmomose)まで友達申請して、WORKSに参加したい旨メッセージをください。
傾向としては、やはり地震や災害に関する話題が多く、公の場では語れないことも含めて、いろいろな話が飛び交っています。


もう一つ、この記事とは関係ないけれど、『サルちゃんのタイ料理三昧』グループも、ブログ読者などは自由に参加できます。
サルちゃんに直接、いろんなことを聞くこともできます。


そのWORKSグループのメンバーと知り合いなんですが、紹介している二人が、あわやタンスの下敷きになるところを助かっていますね。
ご先祖様を大切にする男性については、震災の前日に部屋の模様替えをしたと聞いて、「その人はご先祖様に守られているとしか思えない。ご先祖様を大切にしている人でしょう?」と言ったら、記事で書いたように、その通りだということでした。


まあ、信じる・信じないは自由ですが、そういうものだと思うんですね。
いろんな階層の存在に見守られて生きているんです。

就寝時の防災意識が重要

TOCANAでは、ごく少ない例ですが、寝室の状態が震災からのサバイバルには最重要だということ、わかってもらえたと思います。


寝室には、地震で倒れてくるような高い家具は一切置かない。
すごく重要なことです。
家具が倒れないように固定する道具もありますが、100%安全とはいえないかもしれない。
無いのが一番良いのは、いうまでもありません。


備蓄食とか水とか、もちろん大切です。
でも、災害に関しては優先順位をよく考慮すべきで、「まず生き残ること」
それが最重要です。


「自分は絶対大丈夫だ」
それって、「正常性バイアス」以外の何物でもありません。
地盤の良い土地に住むこと。
それが最優先です。


「巨大地震は夜間に起きやすい」
…という話から、どうしても就寝時の防災に話を持って行きたかった。
そして、大震災23年目のこの時に、読んでほしかった。
そういうわけで、この記事を執筆しました。


※私のバイブルですが、普及版の方は安い古書が大方売れてしまいました。
こういう重要な本は、WORKSグループの方で優先的に紹介していて、メンバーが買い占めたので。
大型本は邪魔だからと敬遠されるのかな。
早い者勝ちです。

前兆証言1519!―阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分

前兆証言1519!―阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分

アイリスオーヤマ 家具転倒防止伸縮棒 SS 高さ23-30cm ブラウン KTB-23

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今日は新月トリガー注意。詳しくは防災三昧で。
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