探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【前兆】大阪北部地震の余震+駿河湾で桜エビ不漁+相模湾でアジ激減~南海トラフ巨大地震と黒潮大蛇行


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昨日の記事でも書いたように、大阪東部のラドン濃度が発震直前レベルまで下がっていた。
そして今日午後、久々の余震(有感地震)が発生した。
また、駿河湾で桜エビが不漁、相模湾でイワシが不漁という事態が起きている。
これらと黒潮大蛇行の関係と、南海トラフ巨大地震の前兆の可能性を探ってみたい。

【目次】

 

大阪北部地震の余震

下記の昨日の記事で書いたように、大阪東部のラドン濃度の値を見ると、大阪北部地震(6/18、M6.1)の大きめの余震が危ぶまれていた。
www.tankyu3.com


だが、今日の午後17:53に、拍子抜けするような小規模な余震が起きた。
17:53にM2.8、最大震度1の地震だった。


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発生時刻:2018年6月28日 17時53分頃
震源地:大阪府北部
最大震度:震度1
緯度:北緯 34.8度
経度:東経 135.6度
震源:マグニチュード M2.8
深さ:約10km


下記が最新のラドン濃度グラフだが、今日の昼頃に36bqまで下がっている。


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では、これでラドン濃度の上昇に対応する地震は終わったかというと、判断が難しい。
この程度の小規模の地震で、本震の前よりも高いレベルになるとは思えないので、やはり余震が続く可能性が高いだろう。


6/29以降、今日のように小規模の余震で終わるかもしれないが、念のため注意してください。

駿河湾でエビが不漁

現在、静岡県沖の駿河湾のサクラエビの水揚げに異変が起きているという。
日本で駿河湾でのみ水揚げされるが、4月に始まった春の漁では、ここ10年で最高の豊漁だった。
だが、6月までの水揚げ量は30年間で最低となったという。


桜エビ漁が、豊漁から一転して記録的な不漁になったのだ。
はっきりした原因は、不明だという。


魚類の大漁・不漁などの宏観異常現象とされるものは、非常に多い。
だが、エビの漁獲に関する事例は、ほとんどなかった。


ちなみに、現在は黒潮の大蛇行が続いている。
組合長は「水温の高い黒潮が伊豆半島を迂回して駿河湾に流れ込み、サクラエビの成長を促すが、昨年は黒潮が大蛇行して湾に流れ込まず、不漁につながったのではないか」と語る。


ただ、黒潮の大蛇行は久しぶりに起きたとはいっても、12年ぶりなので、それだけでは30年ぶりの不漁の説明は不十分かもしれない。
では、地震前兆なのかというと、これだけの情報では何とも言えないだろう。

相模湾でアジ激減

次に、今度は神奈川県沖の相模湾で、アジが不漁となっているという。
相模川(山梨、神奈川県)で初夏の風物詩となっている鮎釣りでは、例年の10倍の鮎が遡上している。


このようなアユの記録的な豊漁は、下流の相模湾で天敵のアジが激減しているせいのようだ。
今年のアジの漁獲量は、例年の5分の1しかないという。


東海沿岸地域の漁師などの間では、古くから「アジが減ると大地震がくる」と言われる。
関東大震災(1923/9/1)の直前にも、アジが不漁となった。
昭和東南海地震(1944/12/7)にも、同様だった。


前述のように、地震の前兆現象とされる魚介類の大漁・不漁の事例は多い。
東海大海洋研究所で地球物理学を専攻する長尾年恭教授によると、大地震の前には深海魚やアジなどの水揚げも増えるという。


だが、私が収集した事例では、イワシの方がずっと多い。
三陸沿岸の漁民の間では、「イワシでやられてイカで助かる」という諺があるほとで、津波の直前にイワシの大群が岸に押し寄せるケースが多い。
逆に、津波の後でイカが多穫されることが多いという。


では、このアジの不漁は大地震の前兆かというと、それも簡単には決めつけられない。


アジ不漁の原因も、やはり現在起きている黒潮の大蛇行にあるといわれる。
相模湾から黒潮が離れることによって、アジが漁場からいなくなるというのだ。

黒潮大蛇行そのものが南海トラフ大地震と関係?

だが、その黒潮の大蛇行こそが、地震の発生に関係があるという意見もある。


元・気象庁精密地震観測室室長の岡田正実氏は、次のように語る。

大蛇行が起きている時は、伊豆半島から東海沿岸にかけて反時計回りの渦のような流れができ、黒潮の一部が東から西に流れて、潮位(海面の水位)が上がります。潮位が上がるということは、その海域の海水量が増えて重くなり、その海底の『プレート』に力が加わるということです。そこで大蛇行が解消されると、陸のプレートへの重しが減ります。そうすると、陸と海洋プレート間の摩擦が低下し、プレートの境界(トラフ)で地震が起こりやすいんです。
(女性セブン、2018年7月12日号)

イワシが豊漁になると…

岡田氏は、安政の東海・南海大地震(1854年)の直前にも黒潮大蛇行があったと語る。
この辺は私も十分把握していて、黒潮大蛇行が終了してから数ヶ月後に南海トラフ巨大地震が起きる傾向にあることを独自につきとめた。


そのことは、TOCANAでも書いているし、また下記の「防災三昧」Webでもまとめている。
www.bosai3.com

南海トラフ巨大地震が起きる時期は?

以前は、南海トラフ巨大地震が起きるとしたら、真っ先に危ないのは南海地震ではないかと思っていた。
ところが、今年になって、東海地震も起きるのではないかと思うようになってきた。


ダウジング地震予測で、東海地震の予想震源域あたりが出ることが多くなったのだ。
冒頭のマップを、説明のために再度貼り付けておく。


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なお、上記の図では、南海・東南海地震に対応するダウジング予測のポイントは、あまりにも数が多いため、まとめて記してある。


現在の黒潮大蛇行の予想では、少なくとも8月頃までは続きそうだ。
いつ終わるかについては、現時点ではよくわかっていないようだが、今年の秋以降になりそうだ。


それから数カ月後に南海トラフ巨大地震が起きると決まったわけではないが、過去のデータを見ると、その可能性が高い。
また、南海トラフ巨大地震についいては、発生に季節性が見られる。
それは、過去にはすべて8月~2月に発生していることだ。


過去の記録を見ると、南海トラフ巨大地震は12月にもっとも多く発生している。
来年2月をすぎると、その年の8月以降が次に可能性がある期間となる。


いつ起きるかと不安に慄くよりは、これだけでも発生の可能性を絞り込めるだけでも違うのではないか。


【参考】
headlines.yahoo.co.jp
www.news-postseven.com


https://www.instagram.com/p/BkjJx_hnSG3/
【ハムスター】6/28朝、カウンター値:189。少ない。 @kokanranger 報告 #hamster #ハムスター地震予知 #ハムスター #ジャンガリアンハムスター #地震予知


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【愛弥美】ママがバイトの時は私がバスの迎えをして、ご飯をチンして昼ご飯。今日は給食のウインナーだけ食べられたそう。私が家で執筆に専念して初めて可能になった。#愛弥美 #執筆業 #ライター #ブロガー


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先日の真夏日に、こんな格好で寝ていた。FBのグループで、臨終前の子が飼い主の手のひらに乗せられた時に、待っていたかのように安心した様子で息を引き取った話が続き、小動物にも親と想う人との特別な繋がりがあるんだなと。しろ子はまだ先の話だけど。 #ハムスター #ジャンガリアンハムスター #魂 #動物の魂 #臨終 #LINE


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