探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【災害】富士山の噴火の前後に南海トラフ巨大地震など関東・近畿の大地震が起きる?法則性が見えてきた


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今日は、富士山噴火と南海トラフ巨大地震、そして他の関東から近畿にかけての大地震の発生に時期的関連性があるかどうかを調べていた。
そして発見したことは、これらの災害はやはり関連して起こることがあるということ。
今日は、その法則性を紹介する。



災害シリーズは集中して起きる

富士山噴火と南海トラフ巨大地震などの巨大地震などは、歴史的に同じ時期に集中して起こることは、誰でも知っていることだ。
そのような関連性があるならば、なにかしら時期的に発生の傾向はないだろうか。
そう思って、過去の発生データを解析してみた。

すると、以下のような傾向がありそうだと思えてきた。

◎富士山噴火の前後数年くらいに関東から近畿にかけて大地震が起きる傾向がある。
◎富士山噴火の前後数年に南海トラフ巨大地震が2回起きていた。


この研究結果は、探求三昧Web上に新たに『【研究】富士山噴火の前後に起きた南海トラフ巨大地震など大地震との関連性』というページを作ってまとめた。

www.tankyu3.com

富士山噴火の前に南海トラフなど関東から近畿で大地震が起きる?

上記の法則性のうち、「富士山噴火の前後数年に関東から近畿にかけて大地震が起きる傾向がある」の例としては、以下のケースがある。

【-3南海】などとあるのは、富士山噴火の3年前に南海トラフ巨大地震が発生したという意味だ。

【1】南海トラフ(797)→富士山(802)

【-3南海】797年8月14日:南海トラフ地震があった可能性
【富士山】800年〜802年(旧暦)3月14日から4月18日にかけて富士山延暦大噴火
【富士山】802年1月8日:富士山噴火。火山爆発指数:VEI3

【参考】富士山(1083)→南海トラフ(1096)

【富士山】1083年:富士山噴火
【+13南海】1096年12月11日(12月17日):永長地震(全域) - M8.0〜8.5、犠牲者1万人以上。
【+16南海】1099年2月16日(2月22日):康和地震(南海地震?) - M6.4〜8.5、犠牲者不明。

【2】南海トラフ(1703)→富士山(1707)

・1701年 - インドネシア、アウ山噴火、火砕流で死者3,000名。
【-4関東】1703年12月31日:元禄地震 - M8.1 - 8.2、関東南部に津波。犠牲者6,700人。
・1703年12月31日:豊後 - M6.5、元禄地震とほぼ同刻。
・1704年5月27日:羽後・陸奥 - M7.0、犠牲者58人。十二湖を生じた。
【0南海】1707年10月28日:宝永地震(全域) - M8.4〜9.3、犠牲者5千〜2万人以上。
・1707年10月29日:宝永富士宮地震 - M7.0。
【富士山】1707年12月16日:富士山宝永大噴火、VEI5


上記のうち、【参考】とした11世紀の例は、富士山噴火から南海トラフ巨大地震の発生まで13年~16年のタイムラグがあるため、同列で語るのを躊躇した。

南海トラフ以外の連鎖事例

次に、南海トラフ巨大地震以外に富士山噴火の前後に起きた大地震の例を。

864年の貞観大噴火の4年後には、播磨国地震(兵庫県)が起き、5年後には貞観地震(M8.x)が起きた。
937年の噴火の1年後には、京都などでM7級の地震があった。
1435年の噴火の2年前には、相模地震(M7超)が起きた。
1498年の噴火の約2カ月前には、日向地震(M7.x)が起きた。
1510年の噴火の1年前には、摂津・河内地震(M6~7)が起きた。

いずれの地震も、多くの犠牲者が出た被害地震が多い。
これらを、たまたまそうなったと受け取るか、相関性がありそうだと思うのは、人それぞれだろう。

個人的には、貞観時代のように6年ぐらいの間に、越中・越後地震(863)、陸奥国大地震(868)、貞観地震(869)といった多くの犠牲者が出た大地震が集中して起きたのは、たまたまとは思い難いものがある。

今後気を付けるべきこと

これらのことから何が言えるかというと、富士山の噴火は単独で発生するよりも、その前後数年間に大地震や他の火山噴火を伴うことが多いということだ。

そのため、これから南海トラフ巨大地震または富士山の噴火が起きた時には、もう一方も「近いかもしれない」と十分に警戒することが大切だ。
あるいは他の地域、特に関東から近畿にかけての大地震の発生にも、十分警戒する必要が出てくる。

今日わかったことは、南海トラフ巨大地震の発生が近づいているとすれば、富士山の噴火もまたセットで来るかもしれないということだ。
あくまでも「かもしれない」だが。

みなさん、いつも書いているように、私は物書きとして飯を食っている以上、「てにおは」1文字にしても気を使って言葉を選んでいるので、早とちりしないで、恐れを持ちすぎないようにして読んでください。
私は元エンジニアの特性で、あまり感情を込めずに事実を淡々と描いているつもりだが、それでも感情を主体として生きている方々(特に女性)には、別世界に生きている異星人に見えるかもしれない。
恐怖心を煽るために書いているのではなく、提供する必要があると思う情報を提供しているだけなのだ。

ヒプノセラピストマリアさんより

ヒプノセラピストマリアさんが、ブログ「ひむかの風にさそわれて」の今日2019-11-02 10:05の記事で、「被災気をつけての夢見」と題して記事を書いている。


その夢によると、札幌の知り合いが、どこか水害が起きた地域にいて、その土地でまた水害に襲われるという内容だった。

マリアさんに聞いたところ、「11月上旬が見えてましたから、10日まではありそうです」とのこと。
以前から言っていた、10月下旬から11月上旬にまた何かあるというのは、そのことらしい。

ここから推測するのは、また千葉県あたりか、最近被害が出た被災地で、また水害に襲われるという可能性があると取れる。

あくまでも可能性だが、十分に注意してください。

今日の前兆現象

ちび子の運動量は、以下の通り。

https://www.instagram.com/p/B4V-o_ZgMt3/
【ハムスター】11/02朝、カウンター値:1189。 @kokanranger 報告 #hamster #地震予知 #ハムスター地震予知 #ハムスター #ジャンリアンハムスター

ちなみに、一昨日が60回、昨日が2回と少なかったのが、少し増えた。
関東で地震が減っていると思っていたら、今日は千葉県北東部で3連発があった。
0:46にM3.4、11:12にM2.5、12:06にM3.6で、上記の少し増えたのは、これらの前兆だったのか。

うちのラドン濃度は、下記の通り長野へ行く前あたりから上昇を始めた。
上記の3連発が起きた後でも下がらないところを見ると、これからも小さく揺れそうだ。

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余力があれば今日もう1本記事を書くかもしれないが、昨夜までの旅の疲れがあるので、明日にするかもしれない。






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