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【地震予測】12/5大隅半島東方沖でM4.7~日向灘の大地震の前兆か?~調べてみてわかったこと


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12月05日に大隅半島東方沖でM4.7の地震が発生したが、この震源で地震があると、その後に日向灘で大きな地震が起きることがあるようなので、その可能性を探ってみることにする。


大隅半島東方沖M4.7

これから書くことは、短期間で調べたものであり、あくまでも低い可能性のことなので、その点を考慮して読んでください。

一昨日2019年12月05日 23時54分に、大隅半島東方沖でM4.7、最大震度3の地震が起きた。
調べてみると、大隅半島東方沖でそれなりの規模の地震があると、その後に日向灘で大きく揺れることが多いのではないか。
そう見当をつけて、調べてみた。

下記は、12/5の大隅半島東方沖の地震の詳細。

発生時刻:2019年12月05日 23時54分頃
震源地:大隅半島東方沖
最大震度:震度3
緯度:北緯 31.1度
経度:東経 131.4度
震源:マグニチュード M4.7
深さ:約40km

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九州地方南東沖・日向灘の地震の連鎖

この大隅半島東方沖と、その少し南の九州地方南東沖、そして日向灘で起きる地震が連鎖した例を、気象庁の1922年以降の地震データベースから検索してみた。

1923年10月11日:九州地方南東沖、M5.3、最大震度4
→1923年11月27日:日向灘、M6.0、最大震度1
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1939年02月19日:大隅半島東方沖、M4.8、最大震度2
→1939年03月20日:日向灘、M6.5、最大震度4、犠牲者1人。
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1937年08月22日:日向灘、M4.2、最大震度1
→1937年08月27日:大隅半島東方沖、M6.0、最大震度4
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1939年02月19日:大隅半島東方沖、M4.8、最大震度2
→1939年03月20日:日向灘、M6.5、最大震度4
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1948年04月21日:日向灘、M4.6、最大震度2
1948年04月22日:大隅半島東方沖、M4.9、最大震度1
→1948年05月09日:大隅半島東方沖、M6.4、最大震度4
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1968年01月09日:日向灘、M4.1、最大震度1
1968年02月15日:大隅半島東方沖、M4.6、最大震度3
→1968年04月01日:日向灘地震、M7.5、最大震度5、犠牲者1人。
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1970年06月22日:大隅半島東方沖、M4.2、最大震度1
→1970年07月26日:日向灘、M6.7、最大震度5
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1987年02月13日:大隅半島東方沖、M4.7、最大震度1
→1987年03月18日:日向灘、M6.6、最大震度5、犠牲者1人。
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2000年06月02日:日向灘、M4.1、最大震度2
→2000年06月25日:大隅半島東方沖、M6.0、最大震度4
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2019年04月23日:大隅半島東方沖、M4.0、最大震度2
→2019年05月10日:日向灘、M6.3、最大震度5弱


以上は、大隅半島東方沖、九州地方南東沖、日向灘の3つのエリアの一つでM4.0以上の地震が起きた時に、それから2カ月以内くらいに他エリアでM6.0以上の地震が起きた例だ。

1922/01/01~2019/12/04の期間中に、この3エリアでM6.0以上の地震は、31回起きていた。
そのうち、1カ所でM4.0以上の地震が起きた時に、2カ月以内に別エリアでM6.0以上の地震が起きていたのは、上記の10回ほどあった。

わかってきたこと

こうして見ると、九州地方南東沖については、この100年弱の間にM6.0以上の地震が1回だけで、あまり大きな地震は起きていないようだ。
大隅半島東方沖では、上記期間中にM6超が3回ほど起きている。

日向灘は、もちろんM7クラスの大地震も周期的に起きているエリアだが、1984/08/07のM7.1以来、M7クラスは起きていない。
平均すると大体10年~20年くらいの周期で起きているM7クラスの地震が、もう35年間ほど発生していないということは、かなり不穏なことだ。

日向灘の大地震というと、津波を伴うこともあり、犠牲者が出る頻度も高い。

一昨日の大隅半島東方沖M4.7が必ず日向灘の大地震に繋がるわけではないとしても、該当地域に住む方は注意してください。

大隅半島東方沖も要注意

前述のように、大隅半島東方沖では、1994年と2000年にM6クラスの地震が発生していた。
その前の地震を検索すると、1994/04/30の1年前からは、同エリアでM4~M5クラスが10回も起きていた。
2000/06/25の1年前からは、M4クラスが3回起きていた。

最近では、過去1年間でM3~M4クラスが3回起きていた。

あくまでも推測だが、今後に大隅半島東方沖でM3~M4程度の地震が頻発した場合は、同震源での大きめの地震にも注意した方が良いかもしれない。
もっとも、大きめといってもM6クラス止まりのことが多いだろうが。

この記事で書いた3エリアは、フィリピン海プレートが沈み込んでいるところで、同プレートが活発化している時には特に注意が必要だ。

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12/7 13時現在、今朝からずっとセミ鳴きの耳鳴りが非常に強く続いている。

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