今日も非常に重要なことを書きます。
今日は南海トラフ巨大地震と首都直下地震の発生時期について研究していたところ、ある重大な事実にたどり着いた。
これで、いままで曖昧だった2つの巨大地震の発生時期の予測に一歩近づいたかもしれないので、紹介する。
「南海トラフ巨大地震と黒潮の大蛇行の関係」
今日は、南海トラフ巨大地震の発生時期について調べていた。
その中で、2014/09/07の「南海トラフ巨大地震と黒潮の大蛇行の関係」という自分のブログ記事が出てきた。
5年半前のこの頃、南海トラフ巨大地震の発生時期について研究していて、発生には季節性があることに気づいた。
つまり、月による偏りがあることに。
それがなぜそうなるのかを探求しているうちに、「黒潮大蛇行」にたどり着いた。
そして、黒潮が大蛇行していない時、つまり黒潮の「直進期」に南海トラフ巨大地震が起きるということに。
そして、自分と同じ説を唱えている人の存在を知った。
それは、元・気象庁精密地震観測室室長の岡田正実(正實)氏だ。
黒潮大蛇行に着目した先駆者
岡田氏が、気象庁地震火山研究部に属していた1978年の研究が、先行してあった。
1870年以降に起きた南海トラフ地震(M6.5以上)を調べた岡田氏は、地震の発生と潮流に関係があることに気づいた。
そして、南海トラフの大地震は、黒潮の直進期に発生しやすいと結論づけたのだ。
その岡田正実氏が、『女性セブン』2018年7月12日号で取材され、南海トラフ巨大地震と黒潮大蛇行の関係について語っていることを、迂闊にも見逃していた。
そのことを、調べものをしていて今日知った。
南海トラフと黒潮大蛇行
岡田氏は、この『女性セブン』の記事で、こう語っている。
大蛇行が起きている時は、伊豆半島から東海沿岸にかけて反時計回りの渦のような流れができ、黒潮の一部が東から西に流れて、潮位(海面の水位)が上がります。潮位が上がるということは、その海域の海水量が増えて重くなり、その海底の『プレート』に力が加わるということです。そこで大蛇行が解消されると、陸のプレートへの重しが減ります。そうすると、陸と海洋プレート間の摩擦が低下し、プレートの境界(トラフ)で地震が起こりやすいんです。
同記事で、岡田氏は南海トラフ巨大地震の発生タイミングについても、本質を突いたことを語っている。
1854年には安政の東海・南海大地震が起きました。南海トラフ地震ですが、その直前にも黒潮大蛇行があったことが、その直前のペリー提督の海洋観測から推測されています。
この年、1854年に黒潮大蛇行が発生していたことはわかっているが、開始時と終了時がわかっていない。
だが岡田氏は、「その直前」と表現していて、12月の南海トラフ巨大地震(安政東海地震)の発生前に黒潮大蛇行が終息していたという前提で語っている。
そういう単純な考え方で良いのかな。
その方が、こちらも楽になる。
『日本付近の大地震発生の季節変動と地域性』
岡田氏の『日本付近の大地震発生の季節変動と地域性』(昭和56年)という論文には、黒潮大蛇行と太平洋の大地震の発生について、より霊感を与えてくれるような記述がある。
まず、日本の太平洋側の海域を、下の図のようにAとBに分けている。
そして、こう書いている。
B地域では、秋~冬に気圧が上昇するが潮位低下や陸水の現象により、大陸プレートに加わる加重が減り、B地域の大地震発生が多くなるというのだ。
そして、こう続ける。
したがって、前述の説明と整合している.日本南方の黒潮大蛇行が消滅すると、関東南岸から紀伊半島東岸にかけての潮位はかなり下降する。同時に黒潮が移動(北上)する部分の海底(南海トラフ付近及びその南側)では水圧が上昇すると考えられる。このような水圧変動から、関東大地震や東南海地震が黒潮大蛇行の消滅から間もなく発生したことが説明できる。
もっと自信を持っても良いのか
ハッ…
やっぱり私の説は正しいのかもしれない。
南関東直下地震(首都直下地震)の発生時期は、南海トラフ巨大地震の発生メカニズムと類似しているということだ。
1/26にTOCANAに掲載された私の記事『【厳重警告】ついに首都直下地震「発生の法則」を発見!! オリンピックに直撃、11・12月に南海トラフも連発 → 日本滅亡か!?』で書いたことだ。
私の研究の結果、南関東直下地震は黒潮の「直進期」(非大蛇行期)に発生することが多いという説にたどり着いた。
だが、南関東直下地震の方は、あまり顕著な傾向ではなく、自信を持てなかった。
非常に重要な事実
そうなると、南海トラフ巨大地震と同様に、首都直下地震も、現在発生中の黒潮大蛇行が継続する間は、発生する可能性が低くなるということになる。
逆にいうと、今年か来年か、もっと続くのかわからないが、いま発生している黒潮大蛇行が終息した時に、南海トラフと同時に南関東直下でも大地震が起きる可能性が出てくることになる。
ただ、南海トラフの方は、もう一つの発生条件として「過去にはすべて7月~2月に起きていた」という事実がある。
南関東直下の方は、この縛りがないために、黒潮大蛇行が終息すれば、本当の意味で「いつ起きてもおかしくない」ことになる。
上記の岡田氏の論文、非常に重要な内容を含む貴重なものなので、再度読み返してみることにしたい。
今日の前兆現象
まず、ばけたん点滅から。
18時台:1回
19時台:1回
今日は今のところ少ない。
また、体感では、19時半頃、右耳で閉塞→ピー音の耳鳴り数秒間あった。
これがあると1~2日ほどで関東内陸などで地震が起きるのだが、そうするとばけたん点滅はこれから増えてくるのか。
また、関東で同じジャンガリアンハムスターを飼っているある人から、うちの子の様子がかなりおかしいという報告があった。
その人は私よりもずっと前からジャンガリアンを飼っていて経験豊富で、地震の前に落ち着かず異常行動を示すことは気づいていたそうだ。
それで、うちの子の状態も聞かれたが、今日もいま現在(2/10 21:30)、パイプをガリガリかじって、何とか脱出しようとしている。
もっとも、一般にドワーフ(小型)ハムスターは人間よりも「感度」が高いようで、千葉や埼玉の内陸でM3程度でも大げさに異常行動を示すので、あまり慌てないことも大切だ。
※今日はこの記事1本で終わります。
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