昨日バヌアツでM6.1、今日はバリ島でM6.2の地震が起きたが、環太平洋の南西部で大きな地震があると北西部の日本付近でも地震が連鎖することがあるので、過去の事例を含めて紹介する。
バヌアツM6.1
まず、バヌアツ(ヴァヌアツ)で起きた地震の詳細は以下の通り。
M 6.1 - 97km NNW of Sola, Vanuatu
Time:2020-03-18 03:13:46 (UTC)
Location:13.137°S 167.068°E
Depth:178.8 km
震源は、インド・オーストラリアプレートが太平洋プレートに沈み込む地点。
大地震の巣
下記のGoogleEarthのマップは、1900年以降のM7.0以上の地震の震源。
とんでもないことになっている。
東日本の大平洋沖の方を同じ縮尺で見ると、かなり密集している。
だが、それを上回る密集度だ。
つまり、両プレート境界は大地震の巣だということだ。
バリ島沖M6.2
次に、インドネシア、バリ島の南沖の地震。
M 6.2 - 246km S of Kangin, Indonesia
Time:2020-03-18 17:45:38 (UTC)
Location:11.059°S 115.131°E
Depth:17.6 km
震源はバリ島の南方250kmくらい。
こちらは、インド・オーストラリアプレートがユーラシアプレートに沈み込んでいる境界あたりだ。
「環太平洋時計回りの法則」
上記マップは、既に1900年以降のM7.0の大地震の震源を取り込んだ状態だ。
これを見ると、両プレート境界で過去に大きな地震が起きていたことがわかる。
そして、ヴァヌアツの地震もインド・オーストラリアプレートが絡んでいた。
つまり、今はインド・オーストラリアプレートが活発化しているようだ。
下記のマップで、3/14以降の5日間ほどで起きたM6.0以上の地震の震源を示している。
これを見てわかるように、リング・オブ・ファイア上を時計回りに移動している。
つまり、私は「環太平洋時計回りの法則」と呼んでいるが、これからは台湾や日本あたりでも大きな地震が起きる可能性があるということだ。
インドネシア付近→日本と連鎖した例
前述の、環太平洋時計回りで地震が連鎖する場合、数日単位で移動していくケースが、まず一つある。
その他に、比較的長期的な間隔を置いて連鎖する場合もあるかもしれない。
以下に、その例を挙げる。
1833年11月25日 インドネシア、スマトラ島南部沖、Mw8.9
1833年12月07日:庄内沖地震、M7.5、犠牲者40~130人、津波
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1847年02月10日:インドネシア、スマトラ島北西沖、M7.5
1847年05月08日:善光寺地震、M7.4洪水、犠牲者約1万~1万3,000人
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1899年9月30日 インドネシアで地震 - M7.4、死者3,800人。
1899年11月25日:日向灘、M7.1
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1917年01月21日:バリ島、犠牲死1万5,001人。
1917年05月18日:静岡付近、M6.0、犠牲者2人。
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2011年02月22日:カンタベリー地震、ニュージーランド南島、Mw6.1、犠牲者・行方不明者181人、
2011年03月11日:東北地方太平洋沖地震、Mw9.0~9.1、犠牲者・行方不明者約2万2000人
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2013年10月15日:ボホール島地震、フィリピン、Mw7.1、犠牲者183人
2013年10月26日:福島県沖、M7.1~7.2
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2016年12月07日:インドネシア、アチェ州、Mw6.5、犠牲者102人
2016年12月28日:茨城県北部、M6.3
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2018年08月05日:ロンボク島地震、Mw6.9、犠牲者381人
2018年08月19日:フィジー近海、Mw8.2
2018年09月06日:北海道胆振東部地震、M6.7、犠牲者42人
地震の可能性としては、西日本も東日本もあり得るのは、しばらくは注意しておきたい。
私の頭痛体感から、3/18(水)~3/20(金)あたりに関東圏で地震を予測しているが、それに対応する地震もあるかもしれない。
【桜】近所のたけのこ公園のソメイヨシノ。日当たりが良い枝だけ咲き始めた。今年の花見は家の前の多摩湖自転車道かな。花小金井の地名は江戸時代からの桜の名所から。19年前にダウジングで住む土地を指示されたが、地震・洪水の危険がなく花々が咲く土地から引っ越す気は毛頭ない。🙏#小平市 #花小金井 #桜 #多摩湖自転車道
【東京五輪】2019/8/27に私がTOCANAで執筆した記事。松原照子さん、古谷佳子さん、ヒプノセラピストマリアさん、スズさんが揃って五輪中止を予言していた。時代がやっと追い付きつつある?(いっぺん言ってみたかった)。#tocana #東京オリンピック #東京五輪 #東京オリンピック中止 #東京五輪中止 #松原照子 #ヒプノセラピストマリア