今日6/14未明に奄美大島北西沖でM6.3最大震度4の地震が起きたが、前夜にイオノグラムのデータである程度予測していた。
この地震の後でどの辺で強めの地震に注意が必要かを見て行きたい。
奄美大島北西沖M6.3
まず、今日の奄美大島北西沖の地震の詳細は以下の通り。
発生時刻:2020年06月14日 00時51分頃
震源地:奄美大島北西沖
最大震度:震度4
緯度:北緯 28.8度
経度:東経 128.3度
震源:マグニチュード M6.3
深さ:約160km
前日のイオノグラム
まず、前日6/13夜のイオノグラムが強いデータとなっていた。
下記は6/13 17:35のデータ。
ここでは、沖縄(右下)と鹿児島・山川(左下)のデータが強く出ていた。
そのため、九州から沖縄あたりで強めの地震があるだろうとわかる。
また、その2時間ちょっと経った6/13 19:55のデータは、こうなっていた。
これを見ると、上記2つに加えて北海道・稚内(左上)と東京・国分寺(右上)も強く出始めた。
これは、恐らくM6クラスの大規模の地震だったために、かなり広範囲まで影響が出ていたということではないか。
フィリピン海プレート
この奄美大島北西沖のあたりは、大規模の地震があまり起きない。
この100年間でM6超は4回起きていたが、その後に大きな地震があった場合も以下に示す。
1938/04/23:奄美大島北西沖、M6.0
1938/05/23:茨城県沖、M7.0。
1938/06/10:宮古島北西沖、M7.2、宮古島で2m前後の津波。
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1952/03/13:M6.1
1952/07/18:吉野地震、M6.7、犠牲者9人。
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1953/12/01:奄美大島北西沖、M6.5
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1965/09/21:奄美大島北西沖、M6.2
1966/03/13:与那国島近海、M7.3、犠牲者2人。
今日の地震は、なぜ起きたか?
それは、フィリピン海プレートが少し活発化してきたということだろう。
今年に入ってフィリピン海プレート境界付近で起きた地震は以下の通り。
関東圏で揺れそう
上記マップを見ると、そろそろ関東圏で強めに揺れるかもしれない。
なぜ関東が注意が必要か?
上記フィリピン海プレートの南端あたりでM6クラスが集中して起きているが、そのひし形の対角線上で揺れるとすれば、3つのプレートが複雑に重なり合う境界あたり、つまり関東地方に派生する可能性があるということだ。
そして、今日の昼頃のデータ。
右上の国分寺が強く出ている。
22時現在、まだ地震は起きていないようだが、この後ずっと起きなければ、強めの無感地震に対応するものだったかもしれない。
note:マリアさんとの対話:関東の地震
今日noteのマガジン『ヒプノセラピストマリアと百瀬直也の予言三昧』で、6月最初の記事『【2020/06/214】千葉県あたり関東南部で地震に注意か』を公開した。
こちらも関東の地震に注意という内容だが、書いていることは異なっている。
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