7年前に新島の形成があった西之島が6/12からまた噴火が相次いでいるが、これに伴って関東圏やフィリピン海プレート上で火山噴火や大規模な地震に注意が必要であることを説明する。
西之島で噴火が相次ぐ
小笠原諸島の無人島、西之島では、6/12から噴火が相次いで噴煙が高く上がっている。
気象庁では、風向きによっては周辺の島で火山灰が降る恐れもあるとして注意を呼かけている。
2013年11月に西之島の東南東500mに出現した火山島は、その後も休止期間を挟んで噴火活動を続けている。
この一連の活動で噴出したマグマの総量は、日本史上最大規模と言われる富士山の貞観噴火、宝永噴火、そして桜島大正噴火をはるかに凌ぐものだという。
2019年末から更に火山活動が活発化していることは報道されていたが、新型コロナウィルスの蔓延や緊急事態宣言などで、関心を寄せている場合ではなかったと、神戸大学の巽好幸氏は書いている。
フィリピン海プレート上で起きていたこと
西之島で47年前から起きた噴火の後で、周囲でどのような出来事があったかということをまとめると、以下のようになる。
1973年09月11日:西之島付近で直径30~50mの新島を発見。
1974年03月14日:西之島の新々島が新島とつながった。
1974年05月09日:伊豆半島沖地震、M6.9、犠牲者30人。
1974年11月30日:鳥島近海、M7.3。
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2013年11月20日:西之島の南南東500mで噴火があり、新しい陸地が出現した。
2014年07月23日:西之島新島の火山活動が続き、島の面積が噴火前の6倍に。
2014年09月27日:御嶽山噴火。犠牲者・行方不明者63人、戦後最悪の火山災害。
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2015年05月20日:西之島南西沖約10kmに「薄い黄緑色」の変色水域を確認。
2015年05月:口永良部島が噴火、全島民が避難。
2015年05月30日:小笠原諸島西方沖、M8.1、深さ682km。
2019年12月06日:噴火し、翌日に溶岩が海岸まで達した。
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このように、一つのプレート(フィリピン海プレート)上で新島出現のような大きなイベントがある時には、その前後に周囲で大きな地震や別のところで火山噴火が起きたりするのだろう。
関東圏で地震は?
昨日の記事では、国分寺のイオノグラムが強く出ていたので、関東圏で強めの地震があるかもしれないと書いておいた。
下記は、昨日6/14 11:25時点でのデータ。
だが、その後も一向に地震が起きない。
ということは、どうも西之島の噴火がイオノゾンデ(イオノグラム)のデータとして出ていたのではないか。
西之島から、上記のイオノグラムで最も強く出ていた国分寺は、下記マップで示すように、960kmほどある。
上記マップで、他の山川、沖縄、稚内の各観測点までの距離も書いておいた。
東京まで約960km
山川まで約1000km
沖縄まで約1300km
稚内まで約2000km
最新のイオノグラム
次に、最新のイオノグラムのデータを示す。
下記は2020/06/15 20:00時点のもの。
また国分寺で強く出ている。
今度は関東圏で強めの地震があるのか、または西之島の噴火が続くのか。
そのへんは、イオノグラムだけでは判断が難しい。
しばらくは西之島の最新状況と地震発生状況を見比べることにしたい。
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【タイ料理店】懐かしい動画。2011/10/10、ゲウチャイみなとみらい店。味に超うるさいサルちゃんお墨付きの店5店→ゲウチャイ(新宿、みなとみらい)、サワディー(久米川)、クゥーチャイ(吉祥寺)、クルンテープ2(新宿)、サワディーちゃお(田無)。最後はチェンマイで修業した日本シェフのカオソーイが絶品で、日本人の店だと頑として入店拒否する頑固者サルちゃんが店構えに騙されて入った。